山田ガーデン

花や葉から、種まきから球根から。心地よい庭を作り上げる喜び。庭作りから学ぼう。

プリムラ オーリキュラの蕾


大好きな植物のひとつ、プリムラ オーリキュラ。ちょうど1年前に偶然の出会いがあり、高温多湿の中をなんとか夏越しさせ、秋には狂い咲き?再び花を見ることができました。




冬越しは軒下で。寒波が来た時は、念のため玄関内に避難させてきました。これは1月下旬の写真。寒さには強いですが、とにかく下葉から黄変してゆくので気が気じゃない。生理現象なんだけれどね…




そして、この春。オーリキュラたちは力強さが増しています。せっかく株分けした苗でしたが、あまりにも細かく分け過ぎたと後悔したものは、再び幾つかの株を合わせてひとつに植え直しました。
オーリキュラを育てている皆様は、山野草用のパラパラした用土を使っていると思います。私もそうしていましたが、水捌けは良くても小さな苗が育たないんですよね。
細かい軽石鹿沼土では水持ちがほぼないに等しいので毎日水遣りをしなくてはいけないし、素焼き鉢を使っているから尚更水が抜ける。多湿になるのは怖いけれども、やっぱり水持ちがあり栄養分を蓄えることができて、水捌けのよい用土でないと、せっかく株分けしてもダメな感じがして。
だから山野草用のパラパラした用土に、草花用の培養土をブレンドすることにしました。1:1または2:1くらいかな。



嬉しい蕾が見えます。1年前に山田ガーデンにやって来た親株です。キャサリンは秋にも咲いているので、相当タフな品種のよう。



こっちはダブルの蕾。
紫色のマリアの親株は枯れてしまい、株分けした子供を細々と育てているところ。つまり我が家のオーリキュラは黄色ばかりになってしまったわけで、他の色の花もやっぱり見てみたいんですよ。しかしオーリキュラはほとんど店頭には並ばないので、ネットショップで買うしかないのです。ネット通販は感動が薄れるので、ちょっと嫌なんだよなぁ。



我が家にも桜の開花宣言を出しました。富士桜です。ソメイヨシノも平年より10日早い開花となりました。