山田ガーデン

花や葉から、種まきから球根から。心地よい庭を作り上げる喜び。庭作りから学ぼう。

6月1日の山田ガーデン

 


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もう時期的におしまいだとは判っていて購入した西洋オダマキの蕾が、しっかりと開いてくれて、山田ガーデンを彩ってくれています。

宇宙人みたい。それとも深海生物?オダマキの花って、とっても複雑な作りをしています。

山田ガーデンのオダマキは、株が消滅したり咲かなかったりで、今春には花が見られなかったので、久しぶりの再会。 

 


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お気に入りのバラ カフェもまだまだ咲いています。

房咲きなので、蕾が次から次へと開いて、とってもボリュームがあります。秋の濃い色もまた楽しみ。

バラは気温が下がる秋には、春とは異なる色合いを見せてくれます。春よりも濃い、落ち着きのある色味になり、花持ちも長くなります。花数は少なくなりますけれどね。

巷では中香と言われている香りですが、結構良く香りますよ。

あまりにも素敵なので、フォトコンテスト用の写真に彩りを添えてもらいました。

毎日少しずつ撮影してきたものを、最終的に1枚に絞り込んで応募を済ませました。なんだか賞はどうでもいいような気持ちに落ち着いちゃって。応募をするまでが1番盛り上がるものなのですね。

バタバタ慌ただしい中だったけれど、なんだか楽しかった!こういったものに参加するのは初めてなのです。

 

 


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バレリーナも満開

また雨の中の写真になりました。

本当にかわいらしい。花持ちがいいのは半日陰の特権です。

 



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英名:cornflower : ヤグルマギク"ブラックボール"

 

ポットに種を蒔き、冬の間に一生懸命世話をしてきたヤグルマギクが咲きました。

山田ガーデンの色々な場所へ植え付けましたが、陽当たりが良くて乾いた場所でないとしっかりとした株に育たないことが解りました。半日陰もダメ、ひょろひょろに伸びてしまいます。

うーん、山田ガーデンには厳しい条件…スペースがないので群生させることは出来ませんが、少しだけでも毎年咲かせたいですね。

 

 

大阪の国華園から、夏秋用のカタログが到着しました。

チューリップの球根がカタログに…は、早過ぎる…何も考えられない。つい1カ月前まで咲いていたんだもの(笑)

種のカタログページは楽しく読みました。 

あ、そうだ!種蒔きしたF1ミレットの苗をそろそろ地植えにしよう。大房あわもね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

色への冒険


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初夏なんだなぁ…

陽射しが強くて刺さるような感じ。春の軟らかさとはずいぶん違います。

植物もぐんぐん伸びてきて、ルドベキア ルビールビーには小さな蕾も見え始めました。

黒葉のテマリシモツケ サマーワインの伸びが凄まじいです。移植して良かった。やっぱり陽に当たらないとダメなのですね。 

 

 

今日は朝からポット苗を植えました。

6時半から気付けば1時間経っていて、ハッ!として娘を起こしに部屋へ行くと、もう学校へ出掛けた後でした…

あの人は私よりきっちりしている(汗)

 


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ずっと欲しかったエリゲロンを植えてみたり。

 

 
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80円で即買いした、こんなオダマキを植えてみたり。 

そろそろ終わりの様子ですが、種子が採取できればいいのです。 

 


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オレンジブラウンのガザニア サンセットジャーニー

これも破格の80円。ガザニアは暑さに強く、開くととても華やかで夏の花として定着しつつある気がします。

必ず陽の当たる場所へ植えてくださいね。陽に当たらないと蕾が開きません。

山田ガーデンは子供っぽい花壇のようにしないために、色合いだけは気を付けて購入するようにしています。

 

 

オレンジや黄色に目がいく今日この頃。

赤よりもカジュアルで、かなり使いやすい色なのですね。

飽きたらブルーを加えることにして、葉っぱだらけの庭から少しずつチェンジしていこうと考えています。

 

自分の身の回りにどんな色があるか、ファッションやインテリアでどんな色を使っているかが、庭には忠実に反映されてくるもの。

地味なファッションばかりの山田ガーデンだから、庭も同じように地味になる。冒険が出来ないからです。

パターンが少ないことに自信が持てず、地味だと思ってしまうのは、そこから抜け出したい気持ちがあるから。

たくさんのパターンを持っている人には敵わない。だから日々勉強です。

恐れずにやってみる。自分だけの庭なんだから、何だってやってみるべき。

 

 

 

 

 

 

 

 

いつの間にか クレマチス


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英名 : clematis : クレマチス "アラベラ"

 

いつの間にかクレマチスの咲く時期。

まだかまだかと心待ちにしていたら雨続きの天気になってしまい、気付けば満開に。

1番わくわくする場面を今年は見逃しちゃったね。

 


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こちらもかなり開いてきたオールドローズのブラッシュ ノアゼット

 

雨に濡れてしまって、蕾が開けないものがたくさん…天気に左右されるのはどうすることも出来ません。

ゴミ袋でも被せればキレイに咲いたのでしょうが、あくまでも自然に任せます。こんな年もあるよね。

 


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クレマチス ミケリテとのコラボレーションが実現しました!

ちょうど1年前に植えたブラッシュ ノアゼット。1年で2mも伸びたことになります。

やっぱり変色してしまった花が残念に思えてきました。ゴミ袋で雨避け、そこまでやる価値はあったかも。いや、そこまでするか?

 


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雨の上がった昨日の午後は、脚立を引っ張り出してきて、つるバラ 新雪の花がら切りをしました。

アスファルトの道路にまで花弁が散ってしまって(汗)ご近所さんに迷惑だと言われたわけではありませんが、いくら風に運ばれても、もう花弁が土に還れる場所はなくなりましたから…売りに出た南側の農地には、アパートが建つことになったのです。

人工的なアスファルトに散る花弁って異様な気がします。異物同士というか、絶対に交われない同士。

2~3年後には目が慣れて、こんな風には思わなくなる自分がいるのでしょう。街路樹の落ち葉のように、風情すら感じるようになるのかも知れません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

踊り出す~バレリーナ

 

春は忙しい。

進級に合わせての学校関係の集まりも多いし、授業参観、家庭訪問、予定の読めない部活の送迎当番…そこに習い事や通院の予約が入ってくる。

全て私のことではなく、子供たちの予定。こちらは疲れが取れる暇もなく、慢性肩凝り。体調だけがぐずぐずと悪くなってゆきます。

思い返せばゴールデンウィーク明けから突っ走っている気がします。

今週は雨続きで、今日も雨。運動会は明日に延期になりました。

今日はゆっくりできるのだろうか。

 

 

 
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雨の中、踊り出したバレリーナ

 


 
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本調子で咲くのは来年以降でしょう。 まだまだつるも地面に着いてしまいそうなくらい短いし、花色も薄めです。

ひとつひとつが1cm程の本当に小さな花。この花を誘引するためにウッドフェンスを立てたと言っても過言ではありません。

主役級の巻き形でなくても、素敵なバラはたくさんありますね。

ううん、山田ガーデンに迎えたバラは、みんな主役です!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

目に焼き付ける



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開花に気を取られて、すっかり忘れていたウドン粉病は、葉がしっかりと硬くなったからか治まったみたい。

はたまた季節外れの真夏日が続いたからかも知れません。

花首にはしっかり粉が付いていますが(汗)

 

 
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インフィニティローズはこれから咲く準備。 

出開きなどの混みあった葉を整理したからか、すこぶる調子が良さそう。

 

 

新雪の花がらが、大好きなジャクリーヌ デュ プレに見えることがあって、ハッとさせられます。

 
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花がらをハサミでちょきんと切る度に、鮮やかだった庭が、静寂を取り戻してゆく。

まだまだ蕾はあるのだけれど、実際に花は終わっていっているわけで。

このバラいっぱいの風景は、1年後にしか見られない。だから目に焼き付けよう。また1年後に同じように咲かせられるように、同じように花がらを摘む自分を想像しながら。

 


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またね、また来年ね。 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

シャンテ ロゼ ミサトの開花

 

朝から庭に出ると、バラの新しい蕾ががたくさん開いていて、すぐにゆっくり眺めたいところですが、現実は地面に這いつくばりながら散った花弁を掃除しつつ、時々顔を上げてバラを眺める。

しばらくはこんな朝が続いています。

 

 


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chant rose misato "シャンテ ロゼ ミサト"

仏名 : soeur Emmanuelle

シャンテ ロゼ ミサトは日本での呼び名です。

 

ビー玉のような真ん丸の黒い蕾は、ほどけて開いていくうちに、徐々に色を変えてゆきます。

バーガンディーから薄い紫のようなピンクのような…

 


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いつも悩みます。このバラは紫なのかピンクなのだろうか。

"ラベンダーピンク"とでも言っておけばわかっていただけるでしょうか。

開くとかなり大きいですね。今年は蕾がたくさんついて嬉しい限り。

本当は山田ガーデンに来る予定ではなかった、間違ってやって来たバラなのです。赤黒い蕾が現れた時は、そりゃあ驚きました。

こんな出会いもあるのですね。

 


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「高芯咲きじゃなきゃバラって感じがしない 」と主人は言います。

逆に山田ガーデンは、高芯咲きばかりじゃないバラの品種の多さに驚き、一重バラから平咲き、ロゼット咲き、と気付けば様々な品種が咲く、現在の庭の姿となりました。

もうひとつ、バラに興味が湧いたのは"バラ栽培に関する専門用語の多さ"。

ベーサルシュートやサイドシュート、出開き、ボーリング…育てているガーデナーさんはよくご存知の専門用語ですね。

これらを覚えることが楽しくて仕方なかった。興味が湧くと一直線!な気質なので、あっという間にのめり込んでしまって(笑)

 


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カフェの蕾も次々に開きます。

 

さて、コーヒーでも飲むとしますか。

 

 

 



 

 

 

 

 

come come come

 
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ゴールデンウィーク中に新調したストローハット。

値段もブランドも重要ではなく、縛られたくありません。好きだと思ったものを大切に使いたい、ただそれだけです。

これで暑い夏の庭作業も頑張れる。

 

 

 

マイアヒラサワ "come come come"

初めて聴いた時、爽やかな風にふうっと吹かれたような心地好さがありました。

PVを観て驚きました。この風、この森の風が吹いてきたのね。

あぁ、わたしこの曲が好きだなぁ。

 

 



 

今日は庭作業ができない予定なので、土曜日の暑い中、思いきりやりました。

1年草のパンジー鉢を片付けて、鉢植えのクランベリー植え替え。鉢皿のナメクジ退治に、蔓延るグレコマの引き抜き…

グレコマに情けは無用です。あちらこちらにぐんぐん伸びて、手が付けられない程にビッシリと広がっていきます。

ネット上では、庭に"植えてはいけない植物"としてリストアップされているほど。わかる、わかる。痛いほど。

あんなにか弱かったはずなのに、葉も大きくなり、つるも太くなり、可愛らしさはどこへやら。

ちょっと寂しくなっちゃったかな、くらい引き抜くのがコツです。しばらくはゆっくり眺めていられます。

 
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やっとオルラヤが咲いて、花の少ない山田ガーデンにまたひとつ花が増えました。オルラヤって結構大きな花の集まりなのですね。

もうすぐガウラもペンステモンもクレマチス  テッセンも咲きそうです。 

昨年から少しずつ鉢物を地植えにする作業をしていまして、 今年も続行していこうと思っています。

この中に鉢のバラを混栽するとしたら、庭の雰囲気を崩さず合わせやすい色で考えると、ブラックティーが有力候補でしょう。切り花品種で、枝は上に伸びるタイプなので場所をとりませんからね。

 


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あなた達は、今朝も美しい!

 

 

 

 

 

 

 

待ってました、カフェの開花!

 

山田ガーデンはコーヒー中毒

朝飲んで、帰宅後に飲みながら夕飯の支度をし、食後に飲み、お風呂後に飲む。

だから手に入れた訳ではありませんが、カフェ、咲きました。

 


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いきなり花弁が落ちる寸前の写真ですが(汗)、楽しみにしていたブラウン系のバラです。

ドイツのコルデス社が1956年に作り出した、ざっと60年前のバラ。

今はこんな色味が見直され、再び人気を集めています。

 


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昨日の早朝に少し緩み始めた蕾は、今朝は全開になっていました。

昨日は暑いくらいの天気になりましたからね、色も一気に抜けてしまった感がありますが、それもまたいい!

崩れても素敵なバラって、最高。散るまで嬉しいのですもの。

香りは少し甘い感じのするティー香で、鼻を近づけるとしっかりと香ります。

 

 

白・赤・ピンク系のバラが庭に揃うと、次に加えたくなるのは黄色系。

しかし山田ガーデンの家の外壁は黄色なので、ERグラハム トーマスくらいの濃さがないとぼんやりしてしまいそう。

どうしたものかと考えていたら、黄色の延長線上のブラウン系はどうかとひらめいたのです。

その中でも割と花形がはっきりしていない、ゆるい感じのカフェに惹かれるものがありました。

  

  

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それにしても朝から暑い…

こんな暑い日には、ド派手なガザニアがぴったり。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

朝日が嬉しい

 

園芸店の写真コンテストの締め切りは6月4日。

天気が悪い日が続けばバラも開花が遅れます。カッと晴れれば、ゆっくり見ることもままならず咲き進んでしおしおのくたくたになってしまうし、なかなか上手くいかないもので悩ましい日々を過ごしています。

しかも平日の早朝と週末しか写真を撮る時間がないときている。よくもまぁ、こんな難題を自分に課したものだわ。

写真、間に合うの?

 


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ピエール ド ロンサールの蕾が緩み始めました。

 

今日は久しぶりの朝日が嬉しい。

 

 

 

 

 

 

 

 

ダービー開花とバードハウスの静寂

 


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英名 : abrahum darby "アブラハムダービー"

 

ピンクのどら焼きみたい(笑)

蕾の時は高さがあるのに、咲くと平べったい。だからいつもどら焼きを想像してしまいます。

アプリコット色は咲いてすぐにしか見られない貴重な色。あっという間にピンク一色に変わってしまいます。

半つるとしても育てられると言われていますが、山田ガーデンのダービーはシュートも出ないし、地上から40cm程しかありません。

地植えにすれば伸びるかな、でも鉢のままでいて欲しいような…ちょっと今は決められません。 

 

天気が悪い日が続いています。

ダービーはたった1日だけ晴れた、早朝に撮った1枚。

 

 

 
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バレリーナの蕾たち

まだしっかり固そう。初めて見る花は本当に楽しみです。 

 

 

 

さて本題。

昨日の朝はバタバタしていて庭に出られず、夕方帰宅してからすぐ庭に出ました。

──── 静かすぎる。

バードハウスから幼鳥の鳴き声がありません。

つがいのスズメが近くの電線にとまってジュクジュクと鳴いています。きっと親鳥だわ。私が庭作業をしていても、せっせと餌を運んでいましたから、警戒している訳じゃない。

あぁ、何かあったんだ。まだ巣立ちするわけがないもの。おとといはバードハウスから身を乗り出して餌をねだっていたのに…

冷え込んだ雨の夜を乗りきれなかったのか、カラスに襲撃されたのか、はたまた蛇が来たのか、全て憶測でしかないけれど。

私の庭は安全だ、そう無意識に思い込んでいたことに気付かされました。

もちろん完璧な安全なんてどこにもないわけで、私の庭も自然の一部なのだと。