山田ガーデン

花や葉から、種まきから球根から。心地よい庭を作り上げる喜び。庭作りから学ぼう。

春の移植作業は続く〜植物3年説



予報通り、雨から本当に雪になっちゃった3月29日、景色はうっすら雪化粧に変わり、気温は真冬に逆戻り。そうなのよ、一筋縄にはいかないのが春ってヤツだった。ソメイヨシノが咲いたからって油断しては裏切られる。まだダウンジャケットが活躍する、それが初春だ。
週末の雪からあまり天気がよくなくて、移植作業がなかなか進みませんでした。出勤前に何かひとつ作業をしたいとは考えているのですが、やる気はあるだけにもどかしい日々です。


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朝7時から庭に出ます。いよいよ大物。パンパスグラスに押しやられたコルジリネを救出します。いやはや悲惨な姿で、もうどこにいるかわからないくらいでした(笑)。逆にパンパスグラスが霜よけの役目を果たしてくれていたとも言えます。


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2019年4月上旬の写真では、まだコルジリネの存在は充分にあって、パンパスグラスも株が細かったんだよね。それからの1年でグンとパンパスグラスの株が大きくなったというわけ。
私が庭で学んだことに「植物3年説」があります。宿根草などの植物は、植え付けて3年経つと、大抵丈夫で充分な大きさに成長します。だから3年経ったら、これからも今のスペースで大丈夫か、ちょっと考え直してみるといい。大きくなって窮屈になっていないか、逆に小さくなってしまっているようであれば、その場所が植物に合っていないということです。因みに今回の移植作業は3〜4年経った植物ばかりだから、あながち嘘ではないことが解っていただけると思います。



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まずはパンパスグラスの増えすぎた株を根元から剪定してスッキリさせます。秋に穂が上がらなくなるかも?充分大きく育っているから、たぶん大丈夫。
私は面白半分に10坪に満たない庭にパンパスグラスを植えましたが、これでも一応小さな矮性のものです。皆さんはよく考えて迎え入れてね。庭が広いなら、大きくなるのでシンボルツリーの代わりにもなって面白いかも知れません。


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そしてコルジリネを掘り出します。


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40cmずらして植え直しました。これだけでもかなり広々としましたよ。


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セダム ストロベリー&クリームもカレックスの影でかくれんぼ。まるで今にも金髪に巻き取られてしまいそうな図です(笑)。年に何度も蛾の幼虫の餌食になり、花を眺めるまでに至らない困ったちゃんです。まともに開花したことがないもの。


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掘り出して、ちょっと距離を開けて植え直し。ジャンクレンガをカレックスとの間に置いて、存在感をアップさせてみました。多肉とレンガはとてもよく合います。











ギボウシ(ホスタ)たちの芽出し



あれ?ギボウシってこんなに早く顔を出すんだっけ?と昨年の写真をさかのぼって見てみたら、例年通りの芽出しでした。山田ガーデンの9種のギボウシ(ホスタ)たちも目覚めの時期です。
ギボウシにも芽出しが早いものと遅いものがありますね。我が家ではワイドブリムとパトリオット、ファーストフロストは遅くて、いつまでもそのスペースはぽっかりと空いています。


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丸く太ってコロンとしているのはブルーマウスイヤーの芽。小型ギボウシなので小さなプラ鉢で育てています。この真ん中に生えているスミレを抜きたいのに抜けなくて(笑)。買った時から生えていたんだけれど、芽を傷つけてしまいそうで。冬に抜いておけばよかったなぁ。

因みに水戸の華はまだ芽吹いていません。これも遅いのかな?


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これも小型のギボウシ 文鳥香。



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ゴールデンティアラ。葉が小さく密集したこんもりとした姿になります。鮮やかな黄緑色のツートーンは元気をくれるオススメの品種。周りはユキノシタとオルラヤの海。もう、増え放題。



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安定のブルーカデット。マウスイヤーはこのブルーカデットから作られました。これは葉が展開するまで気が抜けません。なぜなら植え付け場所が立水栓の傍なので、気をつけないと踏み散らかしてしまいそうだから。


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遠目で見るとどこに植えてあるかわからないでしょう?だからこんなのはどうかな、って。

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色味はジャンクレンガの方が明るくていいなぁ。でもカッチリした印象のヨーカンレンガもいい。天気がよくなるまで、のんびり考えるとしよう。












あれもこれもお引越し〜移植作業



かなり気温が上がってきて、葉を落とした木々たちも華やかな様子です。風が強くなければもっと過ごしやすいのですが。ここ数週間、強風で他家の洗濯物が飛んできたり、土埃が視界を遮るくらい舞い上がって困りました。庭に飛んできた洗濯物、どうしよう...庭のフェンスに引っ掛けて引き取り手を待っているのに、ずっとそのまま。持ち主が現れないの。勝手に処分するわけにもいかないでしょう?週末は雨と雪の予報なのに...


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山田ガーデンではヒメコブシが開花。暖冬でしたが開花時期は昨年と同じでほっとしています。
車で娘を送った久しぶりの登校日。娘の通う高校ではコブシが満開でした。校舎前の広い通路にはソメイヨシノではなく、たくさんのコブシが植えてあるのです。早いね、1年が過ぎるのは。


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ゲウム リバレ


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ジギタリス


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朝霧草にラムズイヤー
何日もかけて、みーんな掘り出してお引越し。でもこれで終わりではなく、始まりみたいなもの。大物が待機しています。


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そしてイングリッシュミントと廃棄品ヒューケラ ライムソルベ、挿し木で増やしたイベリスを新たに植えました。
ヒューケラも種類が豊富ですが、ミントもかなり多いのですね。ペパーミント、スペアミント、モロッカンミント、タイミント、日本ハッカ、グレープフルーツミント、アップルミント...いやはや覚えきれません。


もっと適した場所で育って欲しいと思いながら、毎年後回しにしてきた移植作業。ついに重い腰を上げました。日照不足で調子を崩していたり、大きく成長して隣の植物との距離がなくなってしまった植物たち、これで元気になってくれるといいな。庭の整理にもなったし、見慣れた例年の姿とはまた違った別の顔を見せてくれるのを楽しみにしています。


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地植えのチューリップには蕾が上がり始めています。

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スイセン タリアの開花第一号。




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私はアフィリエイトなどはやっていませんが、先日プライバシーポリシーをブログへ設置しました。というのも、しばらく前からちょっと気になることがありまして。一番言いたかったのは「著作権」の内容のことなんですね。
私の記事内容を参考にしていただくのは構いませんし、読んでいただいて本当にありがたいのです。ただそれが、書くことを職業にしている方となると話はちょっと変わってきます。なので参考にする旨、一言声を掛けてくださいね、ということをお伝えしたくて。私の気のせいであればよいのですが...
はてなブログの皆様のことではありませんので、どうぞお気にならさずに。










苗の買い時は短いから〜ミヤコワスレ



イチゴのパック詰めの仕事が早く終わった日は、ホームセンターへ寄り道します。たくさんの花苗が並ぶ時期になりましたね。今売り場に並んでいる苗は、迷っていると来年までお預けになってしまいます。例えば花苗は開花時期よりちょっと早めに市場に出回ります。ペチュニアなんて夏の花だけれどもう店頭に並んでいます。夏に欲しいな〜と思っても遅いというわけ。バラ苗は一年中手に入れられますが、花を確認したいのであれば4〜5月が買い時でしょう。こんな風に、お気に入りの植物を店頭で手に入れられる時期は思ったより短いのです。


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そんなわけで、ずっと欲しかったミヤコワスレ 江戸紫を庭に植え付けました。小さな花でも、この紫色が入るだけで、スペースがぐっと引き締まります。
以前住んでいた家の庭にはたくさんのミヤコワスレが咲いていましたが、その頃は素敵だと思えず、引越しのタイミングで処分してしまったのでした。また恋しくなる日がくるなんて、想像もできなかったわ。
開花苗を植え付けたので今が見頃ですが、来年の開花はもっと遅くなるでしょう。クリスマスローズとのコラボは今年限りだね。


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キク科なので丈夫ですが、アブラムシが付きやすいので注意しましょう。キク科の植物にはアブラムシが付きやすいのです。オステオスペルマムとかマーガレットとかね。
素敵な花ですがいかにも和の趣き。これを洋の植物と組み合わせてみると、あら不思議、すんなりと溶け込んでくれました。


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ライガーデンの一員にしたら絶対カッコいい、エリカ クリスマスパレード。耐寒性がないので鉢植えにしましょう。
巷で人気のドライガーデン。字の如く、乾燥に耐える植物ばかりを集めて、ちょっとシャビー感を出すようなスタイルのお庭です。大きなアガベやヤシを地植えにして、石材の隙間には多肉植物を...お客様からもよく言われるのですが、ハッキリ言って北関東では難しいです。だって寒すぎるもん。あれは暖地でないとできないお庭。アガベが凍ってドロドロに溶ける姿を、私は想像したくありません...

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数年前に冬の寄せ植えでつかったエリカ ダーレンシス、これは耐寒性があるので冬を乗り越えてきれいな色の新芽を出しています。


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そう言えば処分品をもらって植え付けたロフォミルタス マジックドラゴンは寒さに弱いようで、枝先がチリチリに枯れてしまいました。これからどれだけ復活してくるか見守ります。北関東は耐寒性重視で苗を選ばなくてはならない難しさがあります。何度も言いますが、ドライガーデンは無理だから諦めてね(笑)。


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こんなにラブリーな白いフレンチラベンダーも買ってしまった...
完全なる衝動買い。














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山田ガーデン
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初出掲載 : 2020/3/24











植物の思うツボ



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ヨーロッパでは新型コロナウィルス感染が拡大しているというニュース。遠いヨーロッパ旅行がますます遠くなっちゃったね。よく利用している図書館もしばらくの間休館になってしまったので、何度も何度も読み返しています。


"三寒四温"という言葉が好きです。本格的な春が来るまでは、寒いと暖かいを3〜4度繰り返すものだ、というこの時期を的確に表した言葉ですね。

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朝晩は冷え込みますが、陽が昇ると庭はキラキラと一斉に輝き出します。ムスカリ アズレウムが咲きました。年々花が小さくなってきているような気がしますが、昨年がどのくらいの大きさだったかは覚えていません(笑)。


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バラ マルシェルブは葉がわさわさと。


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そのすぐ脇にあるつるバラ ブラッシュ ノアゼットにはベーサルシュートが!テッポウムシに入られて、昨年は花数が少なくなっていたのでとても嬉しいです。復活の兆しが見えてきましたね。

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火曜日にお店を開けている美容室を探して、久しぶりに髪を切ってきました。自宅とお店が一緒になった小さな美容室で、奥様がガーデニング好きだとのことで、窓から見える庭にはたくさんの雑貨が飾られ、つるバラが誘引されていました。鉢植えのミモザにはきちんと添え木の棒が立ててあり、大切にしている様子が伺えます。
ところが美容師の旦那様は全く興味がなくて、そのつるバラが何色の花を咲かせるかも覚えていないくらいなのです(笑)。その興味のない側の意見がとてもおもしろいものでした。
まず、昔からフェンスに絡まるつるバラが好きではなかったこと。棘の大きな太いつるが絡まるその様子は、まるで侵略者のようで恐ろしい、と言います。昔は太くてガッシリしたつるバラが主流だったでしょうから、わからなくもないかな。私の家も「眠れる森の美女の屋敷みたい」と言われたことがあったもの(笑)。あれは褒め言葉ではなかったよね。
そしてガーデニング好きはある意味「神」だと。自分の世界(庭)では好きなものは生かし、嫌いなものには手を下す。だからいつも奥様には「お前は神か!」と言っているのだそう。
そして極めつけは、ガーデニング好きは植物に脳を乗っ取られている、と(笑)。種を撒いたり挿し木して増やしたり、植物の思うツボだというわけです。
そんな旦那様ですが、観葉植物が伸びてゆくのを見るのは好きだとのことで、間髪入れず「それって同じことじゃろが!」とツッコませていただきました。


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あぁ、愛おしい植物たちよ。私は完全に脳を乗っ取られている。常にあなた達のことを考え、その棘で流血させられても、美しく咲いてもらうために手を泥だらけにして今日も働く。












" 好き "を仕事にする喜び



色々と難ありな私の勤めるガーデンリフォーム会社。またひとりスタッフが辞めることになりました。手が足りないなら何でもやります、なスタンスでいる私に、今までと異なる仕事が回ってくるようになりました。私はスタッフの中では一番下っ端なのですが、最年長なんですね(苦笑)。だからなのか、新たに入社した新人パートさんに仕事内容を説明したり、制服の試着や諸々のお世話係を任されました。
長く楽しんで一緒に働いて欲しいので、とにかくバカになって(笑)、まずは何でも話せるような雰囲気作りをする。これが大切だと思っています。
離職の原因は割合的には人間関係が多いみたいだけれど、私は人間関係が嫌で仕事を辞めたことはほとんどないの。だから以前勤めていた職場に今でも顔を出すこともあるし、単発で仕事を手伝ってもいます。働いてみて「こんなはずじゃなかった」と思って欲しくない、「ここに決めてよかった」と思って欲しい。私が採用したわけじゃないけれどね、それが働く側のモチベーション向上にもなるし、会社側にとっても良い結果になると考えています。


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そして植栽依頼のお客様のお宅にお邪魔して、お庭の現場調査。お客様の希望を聞きながら植える植物をピックアップして図面にします。見積りも計算して再びお客様と打ち合わせし、正式に依頼を戴けたら晴れて契約となります。
この図面は社長が書いたもの。どんな植物をピックアップしたのか勉強させてもらいたくて、コピーを取らせてもらいました。実は私もこっそり植物を選んでいたのですが、途中でネタ切れしてしまって(笑)。駄目だね、樹木の名前が全然出てこないの。


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それから正式に依頼を受けた病院の看板周りに植栽をしに行ったり。針葉樹の低木ブルースターは仕事を始めて知った木です。地を這うように大きくなってゆくので、上には伸びません。低い位置の目隠しにもいいし、ぽっかり空いたスペースをカバーしてくれます。シルバーがかった青い葉も素敵で、山田ガーデンにも植えたいな。売り場のメンテナンスをするのも好きだし、外へ出ての作業も楽しいです。


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ここ数日の暖かさで木々も一斉に動き出しています。ヒメコブシの蕾が毛皮を脱ぎ出しました。公園のコブシはもう咲いていますが、山田ガーデンは半日陰なのでゆっくりです。


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大好きなビバーナム オノンダガも芽がほころび始めています。ちょっとおどろおどろしい芽吹きで、ニワトコの木に似ている。葉に切れ込みが入っているからだね。


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バラの芽も動き出して、今年もいよいよ始まるんだな、と身の引き締まる思い。


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始めて植えてみたアグロステンマ 桜貝。気持ちが良いほど真っ直ぐ伸びています。ヨーロッパでは麦畑に咲く花として知られているそうですよ。


細かい不満は色々あるけれど、好きなことを仕事にしている私は幸せな部類に入っています。そうさせてくれている主人や子供たちにも感謝しなきゃだし、この機会にたくさんのことを学びたいと思っています。頑張るぞ。じゃ、行ってきます。









実験途中経過の様子〜チューリップの薄皮は剥いたほうがいいみたい!



新型コロナウィルス拡大防止のため、学校が休みになった子供たち。静かな町内を、私は代わり映えなく買い物に仕事に、愛犬の散歩にと毎日走り回っています。
暖かさと寒さがコロコロと日替わりでやってきて、天気だけはいつもの3月らしさです。


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昨日の雨の中で開いたクロッカス。もしかすると一昨日には咲いていたかも。夜には花弁を閉じてしまうから、日中仕事に出てしまうと開花している姿を見ることなく、最悪は花が終わってしまうなんてこともあるあるですね。


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ネット販売のおまけで戴いたこのクロッカス ジャンヌダルク、年々花数が増えていて、今年は19個の花が咲いています。来年は20を超えるかな?


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写真左:3月3日、まだ蕾はそんなに目立っていなかったけれど...
写真右:3月9日にはこんなに蕾が大きくなっていたんだよね。


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いつの間にかスノーフレークも鈴なりに。別名はスズランスイセンと言います。


小さな球根たちは今の時期花盛りですが、春を代表する球根と言えば、これから花期を迎えるチューリップ。山田ガーデンでは今年はある実験をしている最中です。おもしろいことになってきているよ。


y-garden.hatenablog.com
" 園芸ガイド "という雑誌で知り、それ以来、チューリップの球根を植え付ける際に実践していることがあります。それは「茶色の薄皮を剥いてから植え付ける」ことです。なんでも、そのひと手間をかけることで球根たちの芽が揃って出てくるので、バラつきなく一斉に花を咲かせるのだそう。
ほぅ、よしやってみよう!と、それから毎年球根の薄皮をむきむきしているのですが、どうもその成果がわからない。だって全部剥いちゃっているから比較するものがないんだもの。そこで、薄皮を剥いた球根と剥かない球根を植えてみて、その違いを確かめてみることにしたのです。


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芽を出したのは2月18日。チューリップ アンジェリケ。これは薄皮を剥いて植え付けた球根の鉢だけれど、剥かずに植え付けた鉢も大差なく同じように芽を出してきていました。


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現在の様子。一目瞭然だね。左は薄皮を剥かずに植え付けた鉢で、右は薄皮を剥いてから植え付けた鉢です。
芽の伸びが全然違う!薄皮を剥いた球根は同じように芽が伸びているけれど、剥かずに植え付けた球根は芽の伸びがバラバラ。やっぱり剥いてから植え付けた方が良いという情報は本当だったんだ!すごい!
開花するまで実験は続けていきます。どうなってゆくのか楽しみです。



我が家はマスク騒動にもトイレットペーパー騒動にも巻き込まれることなく、後からニュースで知りました。紙製品が売り切れたガランとした棚を見て、本当にみんな買い占めていったのね、とその殺気立っていたであろう光景を想像して怖くなりました。自分は困りたくないという、自分さえ良ければいいということの表れの行動。その考えが恐ろしい。
折しも今日は3月11日、誰もが想像もできなかった東日本大震災が9年前に起こった日です。
元気に登校する小学生や恥ずかしそうに足元を見ながら歩く中学生、自転車を懸命に漕ぐ高校生の姿がない朝の町は、こんなにも寂しく静かなものなのかと...9年前の混乱していた世の中を思い返すには胸が痛すぎる、そんな今年の春です。











【ブログ休止中の振り返り】凍った鉢植えは水をやれば溶ける?クリスマスローズのタグ間違い?


【2020年2月上旬】



暖冬だと言われ続けてきたが、2月になり冷え込みが強まってきた。そうなってくると鉢物の水遣りに頭を悩ませることになる。
夏よりも冬の方が水遣りは難しいと私は思っている。夏は夏の難しさがあるが、冬は気温が低いだけに、僅かな水遣りのタイミングを逃したらもう水をやれない。気温が上がる前に仕事に出てしまう私の場合、家にいる誰かの手を借りるしかない。
冷え切った鉢物に水をやるのは絶対にダメだ。その水が凍り、根を痛めることになってしまう。


以前、働いているガーデン施工会社の水遣りがよろしくない、というモヤモヤを記事にしたことがあった。

y-garden.hatenablog.com


残念ながら現在も相変わらずな感じ。
先日はこんなことがあった。
ある朝、10時に販売用ポット苗に水遣りをしてください、と指示があったのだけれど、冷え込みが強かったことで土がカチンカチンに凍っていた。これに水をあげるわけにはいかない。
「土が凍っているので、溶けるまで待ってからでいいですか?」
「昨日、水遣りが遅かったのよ。水をあげれば溶けるから。あげちゃって。」
驚きの言葉が返ってきた。あ然とした。

この会話には、冬場の植物の管理にはあり得ない2つの間違いがある。皆さんは気づいただろうか...


① 冬なのに、昨日も水遣りをした?
夏じゃないのだから、毎日水をあげる必要はない。そんなに土が乾くとは思えないよ。

② 凍ったポット苗の土は、水をやれば溶ける?
これは嘘だ。水が冷えて更に凍ると思ったほうがいいくらい。根まで凍ってしまったらどうにも生き返らせることはできない。
自分に置き換えて考えてみよう。例えば凍えるような寒さの中、フィンランドの森の中にでもいると想像する。手も足も感覚がなく、まつげが凍るほどの寒さ。その時に頭から水をかけられて、あぁ助かったと思うだろうか?頭から水をかけられるより、ポカポカな陽だまりでじっとしていたいと思うはずだ。

本当はこんなこと書きたくない。売り物の管理すらしっかりできない園芸店、疑問を持ちながらも、そこで働き続ける自分...恥ずかしくて情けないよ。
私はここで働いていていいのだろうか?見て見ぬふりをしながらのらりくらりと働くのか、クビを覚悟に正論を貫き通すべきなのか。
そしてこれも正直に書くけれど、私が働きだしてから7カ月の間に、ここの5人のスタッフが辞めていった。私は週に1〜2日しか勤務していないから、内情ははっきりとは解らない。でも、人の意見を聞く耳を持つことと、時には社員に任せて見守る姿勢が上の立場には必要だとは思う。
表向きはおしゃれで素敵なお店なだけに、勿体ない。もうこの一言に尽きる。
やっぱり自分の店でしか、自分のやりたいようには働けないものなのかな。

【2020年2月中旬】


ひっそりとしているように見える庭では、クリスマスローズが着々と蕾を膨らませている。

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今年初めて開花するイエローのクリスマスローズは、確か真っ先に蕾をつけたんだっけ。あれからどうなったかな。
見て驚いた。

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どう見てもイエローじゃないんだよ。

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咲かせたことのない色だから良しとするけど。脇に出ている芽はスイセンのタリア。

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山田ガーデンのクリスマスローズ、開花第一号は、タグ違いの淡くてやさしいピンク色。



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後日、図書館から借りた本を読んでいて、あぁやっぱり!と思わされたのがこちら。

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黒田兄弟の植物図鑑 : ガーデン&ガーデンムック : MUSASHI BOOKS より

あぁ、もうちょい早く知りたかったよ...

しかし、嬉しいこともあったの。廃棄予定のクリスマスローズを、社員さんが内緒でたくさん持たせてくれました。買うと高いし、処分するにはかわいそうだから、と。

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タグ無し、ほぼ咲き終わりの状態だけれど、葉の感じからして品種はニゲルだね。冬の早い時期に真っ白な花を咲かせるよ。


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テラコッタの大鉢を用意して、4株まとめてどーんと植え付けました。


只今山田ガーデンでは、クリスマスローズが開花中です。
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ブラックは遅咲き。まだ蕾です。








【ブログ休止中の振り返り】なぜか我が家で、きのこ栽培

【2020年2月上旬】


突然に娘が高熱を出した。毎晩、部活で帰りは遅いし、たまの休みは遊びに出掛けてしまうし、スケジュールびっしりの日々を過ごしているから、体が休まる時がない。
3日経っても熱が下がらないので病院で診察を受けたらインフルエンザだった。

「あ、そうだ。学校から持って帰ってきたから、それ育てて。」
顔を真っ赤にした娘が、何やらビニール袋を指さした。

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白い塊。バカでかい白カビチーズみたいだ。


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そう、これは11月に学校でヒラタケの菌を植え付けたもの。なんでも他農業作業の予定があるらしく、自宅に持ち帰り栽培することになったらしい。


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学校の敷地内には、ちゃんときのこ栽培室があるよ。空調設備もしっかりしているとのこと。地図の中、探してみて。


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表面に霧吹きで水を吹きかけて、ビニール袋で覆って加湿状態にすると、なんとヒラタケが生えてくるらしい。


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栽培といえば、寒くなる前に室内に入れたサニーレタスは、暖かな窓辺ですくすくと育っている。もう何度も大きくなった葉を収穫してサラダにしたよ。パリッと肉厚にならないのは何故なのか、ベビーリーフの域をいつまでも超えられないでいるのが悩み。


先日は造園コースを選択した生徒たちで、バスに乗って埼玉県の盆栽美術館へ研修へ行ってきたようだ。恥ずかしながら、土産話を聞くまでそんな場所があるなんて知らなかった。近隣にある盆栽屋さんにも何軒か寄って見学させてもらったみたい。
農業高校に進学してくる子たちは、両親が農業関係の仕事をしている方も多いので、割とその先の進路がしっかりと決まっているんだよね、と娘が感心していた。
でも残念なのは、みんな制服を着崩したりしてちゃんとしないんだよ。先輩が好き放題やってるから、みんなそれに流されちゃうんだよ。やってもいいんだ、って。どうしようもないよね。
制服はきちんと着るから素敵なんだけどね、まだそれに気付けないんだね。



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さて。その後のヒラタケはどうなったでしょう。


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娘が部室に置いておいたものも持ち帰り、現在は2つになりました。


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私がお世話しているものは、定期的に霧吹きで水をシュッシュとかけ、暖かい部屋に置いているにもかかわらず、全く動きなし。


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なのに、寒い部室に放置してあったヒラタケはニョキニョキ生えているの。それも真ん中からじゃなくて、端から。なぜ?