山田ガーデン

花や葉から、種まきから球根から。心地よい庭を作り上げる喜び。庭作りから学ぼう。

きっと何もかも、うまくいく

まだ漠然と…だけれど、中古住宅を買いたいと思っています。愛犬きなことリラックスできる、新たな庭作りをしたい。庭がなければ私は生きる気力を失くしてしまう。だから自分の終の棲家を手に入れたいなって。
契約社員の私が住宅ローンを組めるかどうかもわからないし、子供たちの通学のことも考えて地域を決めなきゃならない。もちろん仕事も続けたい。問題が多すぎて、決して希望に満ちあふれた引越しではないことは確か(笑)。

次から次へと心配事が重くのしかかってくる、これが私の星回りなのだろうな。「苦労を背負い込んでいる」と、過去に父親に言われたことがあるけれど、誰かが背負わない分が、全部私に回ってくるだけのことで。じゃなかったら、好きなことを選択して生きてきた私が苦労なんてするわけないじゃん。もう全部、そんな風に思うことにした(笑)。


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名無しのバラは、咲き進んでポンポン咲きになりました。この姿が可愛くて選んだバラです。品種名、昨年からずっと受付中。皆様よろしくお願いします。


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毎年春にはこんなことになってしまうノヴァーリス。昨年春は咲きませんでしたが、今年の蕾は無事です。


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植え替えをしたからか元気なカフェ。



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ルイ14世とピエール ド ロンサールはGW中に咲き始めるでしょう。ルイ14世は昨年調子を崩していてあまり咲かなかったから覚悟していたくらいです。牛ふんで復活しました。


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5月1日はメーデーです。労働者集会が行われたのが始まりだそうですが、ヨーロッパでは夏の始まりを祝う日。フランスではスズランを贈り合うのだそう。
朝8時に出勤して、帰りは22時過ぎの生活が1カ月以上続いていて、頭がおかしくなりそうです。労働組合の皆様、なんとかしてください。


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植え付けたスキミアは順調です。新芽が出てきたので、枯れつつある蕾は少し切りました。たわわについていた蕾たちは、全部が咲いたわけではなく、蕾のまま終わるものが大半でした。


大丈夫、神様仏様にそっぽを向かれるようなことはしていない。きっと何もかも、うまくいく。







植物に合った環境で育てることの大切さ〜ジギタリス



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2021年春、山田ガーデンで真っ先に開花したバラは "名無しのバラ" でした。君の名は…いったい誰なんでしょう。


バーガンディカラーの美しいバラ。このバラを迎えるまでは、チャイナローズのルイ14世がいつも先陣を切っていましたが、陽当り良好な場所のバラには勝てないよね。蕾が開きかけている時の香りがとても強くて、庭中にオールドローズ香が漂いました。


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名無しのバラの脇では、種から育てたジギタリスが大きくなり、5本の花茎を伸ばしています。陽が当たる場所ではこんなにガッシリとたくましくなるんですね。太陽って偉大だ。


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ジギタリスをよく分かっていなかった頃は日陰に植えてしまって、冬を越せなかったり、花茎がグニャグニャに曲がってしまったりしたことも。ギボウシの脇にジギタリスってどういうこと?(笑)2016年の写真です。ただ闇雲に空いたスペースを埋めようとしていたんですね。
その植物に合った環境に植えてあげることが1番大切なことで、見た目はどうしようかな、はその次に考えること。太陽が大好きな植物を日陰に植えたらどうなるか、逆もしかり。


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2019年の春に咲いたジギタリスから種を採り、南向きの軒下へ蒔いておいたら芽が出ました。2019年12月の暮れ。


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それから1年後の2020年秋。花が咲くまでには、種蒔きから2年もの時間が掛かっています。


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だから、本当に開花を心待ちにしていました。雨が当たらない軒下のスペースなので、水遣りには気をつけてきたし、肥料も定期的にあげて育ててきました。あんなに気持ち悪いと感じていたブロッチ(斑点)が、今では嬉しくて仕方がないほど。


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何年も掛けて大きくなった、そんな植物ばかりが集まってできている庭なので、引越しはとても残念です。


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廃棄のポット苗を植え付けたアジュガ チョコレートチップ。花つきはマルチカラーより上。


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廃棄ポットシリーズで記事が書けるくらい、山田ガーデンは捨てちゃう植物でできている。見た目では分からないほど寒さに強いシレネ。無事に冬を越し、蕾がたくさん付きました。
茎がよく伸びるので、植木鉢から溢れるように育てるのがオススメです。


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こぼれ種のオダマキ。こういう楽しみは、庭作りを続けているから起こる奇跡みたいなもの。


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ネットオークションで譲っていただいたシャガ。懐かしい思い出だなぁ。今が花盛りです。また半日陰の同じような環境に植えてあげたいな。










閉庭のお知らせ



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朝は気温6℃、日中は26℃と気温差があり過ぎて、洋服に悩みます。陽射しも強くて帽子が手放せませんが、勤務時は被ってはいけないとかなんとか。朝から晩までずっと外売り場にいるのに、ダメってないよね。店長に相談してみることにします。


いつも山田ガーデンブログをお読みくださりありがとうございます。皆様にお知らせがあります。
ええと、来春には今住んでいる家から出なければいけないことになりました。突然言われたことでして、私も困惑しています。
同居している両親と仲が悪いことは以前から記事にもしています。この家は俺の家、俺はこの家の王様だと言わんばかりに振る舞う父と、父に逆らえない鬱病の母。そこに居候させてもらっているのが私たち山田家です。晩飯の前に話がある、と切り出されたのは昨晩のことでした。
ざっくり書きますと、私たちと同居しているとストレスで死んでしまいそうなので、来春には出て行ってくれ、という話をされました。私たち全員へ、こういった不満がある、と。話し合いではありません。決定事項を言われただけです。その間、母は一言も言葉を発せず、置き物のようにじっとしていました。


いつそう言われてもおかしくはない状況でした。夫婦に例えるなら家庭内別居状態です。私のことを悪く言われるのは構わない、私だって父のことは嫌いですから。もう分かり合うことはないと感じた決定打は、不登校から今年高校生になった息子に対する考え方の違いです。父は不登校を理解できない、しようとしないことがよく分かりました。
父からすれば、皆と同じように学校へ通うことができない子はダメな子なんです。そして転校すればすぐに解決すると思い込んでいます。どんなに日々成長していても、目に見える結果は学校へ通えるようになることでしかない、と言われました。不登校児は全国で年々増えていて、通信制高校へ進学する子が過去最高の人数になっていることも知らないでしょう。それを「この学歴社会に、不登校だなんて」と。地域で名の知れた高校へ進学することが普通のことであって、それ以外の選択肢は "普通じゃない" 。普通じゃないことは許されないのです、父の中では。


あちらも静かに話をしようとしていることが分かったので、言いたいことはたくさんあったけれど我慢して、私も淡々と話しました。別に実家には未練はないです。建て直したので生家という感じもない。でも、庭がね。6年掛けて作ってきた私の大切な居場所をどうしたらいいのか、今はちょっと整理がつけられません。


植物たちのことは、時間を掛けて考えていこうと思っています。とりあえず、今年で山田ガーデンは見納めになります。










自分の好きな花のタイプを知ろう


先日お庭を見せてくださったガーデナーさんから、ブリキの壁掛けを戴きました。来年のオープンガーデンのために模様替えをするから、使わなくなった、とのこと。わぁ、ありがとうございます。山田ガーデンでは、小物はハンギングをひとつ使っているだけで庭には置いていません。壁掛けがちょうどそのハンギングと色が合うものだったし、せっかく戴いたものなので使ってみることにしました。


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ちょうどチェーンの付いたフックがあったので、ノースポールとブラキカムのポット苗をそのまま入れて仮置きしてみました。小物使いに慣れていないので、とても新鮮。ブラキカムは2ポット入れてみましたが、大きく育つことを考えると、1ポットだけ植えてゆとりを持たせたほうがいいかも知れません。
ただね、残念なことに底に穴が開いていないの。なんとかして水を抜く穴を開けなければ…

写真ではフェンスの内側に向けてみましたが、内側に花を飾るか、外側に掛けて花を飾るか、という疑問も出てきました。外側に掛けた方が陽が当たっていいのですが、外の人に向けて花を飾るなんてなんだか気恥ずかしい。花が好きです、ガーデニングやってます感が強すぎじゃないだろうか?それに自分からは見えなくなるし。


仮置きしながら、今更ながら気づいたことがありました。小物のことではなくて、花のほう。私の好きな花のタイプが、今回のことでハッキリしました。そう、ノースポールもブラキカムも花芯がしっかりとした一重の平咲き。私はこの咲き方の花がどうやら好きみたい。
このタイプの花を今までずいぶん育ててきた気がします。どんな花があったか、過去の写真をまとめてみました。


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今でも庭に咲いているものもあれば、一年草、消えてしまった多年草宿根草もあります。一重咲きバラのパルフェ タムールは載せ忘れちゃった。チョコレートコスモスミヤコワスレが消えてしまったのは残念だったなぁ。
同じようなタイプの花でも、色や大きさや背丈、蔓性かそうでないかでは印象がガラリと変わるから、自分では同じような花を植えているとは思っていなくて、ハッと気付いた時なんだか笑ってしまったのでした。そしてなぜだか分からないけれど嬉しい気持ちにもなりました。
自分の好きな花のタイプをとことん突き詰めるも良し、それを踏まえてその他の形の花を取り入れるも良し。今年も庭を楽しむ、ひとつの気付きがありました。









日陰で育つ素敵な植物



仕事の疲れが取れず、年を感じます。
いつまでも何だってヤル気があればできない事はない!と体育会系的な考えでいる山田ガーデンですが、体が動かないんじゃ仕方がない。こうやって人は保守的になって、テレビの前から動かない私の両親のようになるのか…と思うと寂しい気持ちになります。最近ちょっと落ち込み気味です。


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小型ギボウシ ブルーマウスイヤーがかわいい葉を広げてきました。袴ががっしりしていて頼もしい。

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名前通り、ネズミの耳のように丸い形をしています。


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庭の隅に置いていた鉢から芽が伸びていることに気づいたのは4月1日でした。きれいに枯れ葉を取り除くと、ニョキニョキと元気のよい芽たち。もうそんな時期かぁ、なんだか仕事に追われていて、小さな変化に気付けないことが多くなりました。あぁ駄目だぁ、ネガティブな文章になっちゃう。


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ブルーマウスイヤーのお母さんであるブルーカデットもこんにちは、久しぶり!


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昨年移植したファーストフロストはやっぱり今年も1芽だけ。でも大きな芽でしたよ。


半日陰の山田ガーデンは、日照不足で花が咲く植物が植えられない悩みがあります。それをうまく埋めてくれるのがギボウシ(ホスタ)たち。色も葉の大きさもたくさんの種類があり、本当に名脇役です。ギボウシだけを主役に庭を作りたいくらいです。


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他にも日陰で元気よく育っているのはスズラン。増えて増えて、毎年あらぬ場所から顔を出します。少しずつテリトリーを広げてきています。


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開花シーズンのシャガ。これもスズランのように地下茎で増えます。雨がちらつく今日は、シャガの花が映えます。
私の気持ちもよく日陰になります。でもぱあっと明るい太陽が眩しすぎると感じてしまうことも。日陰でも育つ素敵な植物がたくさんあるように、特別に楽しくて明るい出来事ではない小さな普通、それが心を穏やかにしてくれる。
これから大荒れになる予報なので、午前中で庭作業はおしまい。









安くプロに頼んでよい庭を作ろうだなんて考えは捨てるべき



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庭に不思議な香りが漂っている、と思ったら、ロシアンオリーブの花の香りでした。微かに甘くて、粉っぽくて、一昔前の化粧品の香り。あんまり好きではないけれどね(笑)。


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ムスカリもそろそろおしまい。チューリップも艷やかな見頃は過ぎました。まだ勿体なくて切る気にはなれません。しばらくは花いっぱいのひとときを楽しみます。



お金を掛けずにコツコツと庭作りを楽しみましょう、というこの記事、4年以上前に書いたものですが、最近閲覧数が増えています。ありがとうございます。新型コロナウイルス感染の拡大が止まらないまま4月になり、おうち時間を大切に考えている方が増えたということでしょうね。
この記事にも書きましたが、私は花が咲き終わった宿根草のポット苗を安く買うことをよくします。花が咲き終わったものをわざわざ買うなんて、というご意見もわかります。正気の沙汰ではありませんよ(笑)。
でもお金を掛けずに庭作りをするためには、とにかく工夫しなきゃならないのです。今咲いていなくても、いつかは咲くんですもの、咲くまで1年待つなんて苦ではありません。品種によっては2年待つこともあるくらいです。うまく育たなくて枯れてしまうものもありますが、買った時以上に元気に大きくなってくれることが多く、本当に嬉しいです。

今回初めて買ったプルモナリアも、花が咲き終わったばかりの値下げ品。売り場でひときわ目を引いていたマリンブルーの花でした。でも咲いていた時はあまりに株が小さくて、このまま消えてしまうんじゃないかと思うほどでしたが、花が終わると元気よく大きな葉を広げ始めました。

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お、これは山田ガーデンに植えても大丈夫かも?と3株購入。


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背が低いので通路手前に植えました。きなこが邪魔です…後から知ったことですが半日陰でもよく育つのだそう。来年が楽しみです。


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これは、職場で種ジャガイモを販売していた間に置いていた見本品です。種ジャガイモは既に完売しているので、いつまでも見本を飾っておくわけにはいかないとのことで、「山田さん、持って帰っていいよ」って。
娘に話すと、「バケツで育てるなんて狭くて可哀想だ」と言われてしまいました。売り場では皆で可愛がっていたんですよ。芽が出て葉を広げた時なんて、かわいいかわいいって皆言っていたもの。
昔、生ゴミを庭に埋めていたら、数カ月後にちいさなジャガイモがコロコロ出てきたことはありましたが、ちゃんと植えたら幾つ収穫できるのか?ちなみに植えてあるのは男爵イモ、1個です。


いつも仕事の話で恐縮ですが、先日こんなお客様がいらっしゃいました。年配の男性です。
チラシ掲載のバラのアーチを見せて欲しい、とのことで場所を案内したのですが、お客様がこう言うのです。「これを庭のどこに置いたらいいか、家に見に来て欲しいんだけど。」
「???お客様のご希望の場所はないのですか?」
「ほら、プロに見てやってもらわなきゃ、おかしな庭になっちゃうからさ。」
出来上がりのイメージが全くないんです。do it yourselfを応援するHCとは真逆の考えのお客様なのです。それは私たちHCの仕事ではない、造園業の方の仕事です。やんわりとそう言っても分かってもらえません。造園業者に聞いたら8万円の見積もりがきたとかなんとか…らちが明かないので、今度お庭の写真を撮ってきてくださいよ、その写真を見ながらアドバイスしますから、とお話すると、「写真ってどうやって撮るんだい?」とらくらくスマホを取り出すお客様…


私が嫌なのは、楽をして安くプロにお願いしようとするその考え方。それはプロに対する侮辱だと感じるのです。値段が高くて当たり前、だって専門知識のあるプロだもの。そのお金が出せないのなら、自分で勉強して工夫してやるしかない。年齢なんて関係ない、難しく思えても挑戦する気持ちを持って欲しい。それを丸投げして安く良くやろうだなんて虫が良すぎる話だよ。
自分で庭を作るって、こんなに楽しいことなのに。どうしたら気付いてくれるんだろう。









人に見せたい庭、見せたくない庭


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原種チューリップより早く咲いたのは、鉢植えの八重咲きチューリップです。暖かすぎたこの数日間でぐっと花茎を伸ばし、赤が眩しい。自分では真っ赤なチューリップを買うことはしませんが、赤もいいものだな。


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掘り忘れたり、なんとなく生き残ったチューリップが庭のあちこちから伸びています。脚立は立てたままです(笑)。ひとりでは移動できないので、しばらく庭にあります。


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一日中陽が当たる場所に芝桜を植えました。芝桜って年配の方が好きな植物のイメージがありましたが、さとさん(id:asagao-nikki)が淡紫色の芝桜を選んで植えている写真を見て、若い人が芝桜を植えている!と衝撃を受けました。よく見ると小さな花がたくさん集まって、健気で可愛らしい。年寄りの花だと見向きもしなかった自分が、なんだか情けなくなりました。ピンクのラインが入ったものを選んで、私も庭に植えてみました。



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秋に種を蒔き、ひっそりと育ててきたベビー苗たちも、ここ数日で一気に大きくなりました。ポピー以外はすべて庭に植え付けました。


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オリエンタルポピーは花が咲くまでにもう1年掛かりそう。1芽ずつビニルポットに移植して大きく育てます。


私はほとんどガーデナーさんのお庭を実際に訪問することはないのですが、先日お庭を見せて戴く機会に恵まれました。毎年オープンガーデンを開催している方から「仕事がお休みなら見にいらっしゃい」とお声をかけて戴いたのです。今年は新型コロナウイルス拡大予防のため、オープンガーデンは中止にしたとのこと。来訪者を少人数にしてひっそりと開催されたようです。
とても興味深かったのは、人に見られるのを意識して作り込んでいる庭だということ。プライベートな庭という空間は、まず人に見せたいのかそうではないか、で作り方が変わってきます。


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入り口はたくさんのビオラで明るい雰囲気。気持ちがワクワクしてきます。


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思わず足を踏み入れたくなる小径。


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庭主さんが一時期勉強していたギャザリングのハンギング。色の組み合わせがとっても素敵です。


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しっとりとした日陰のスペースにはダブル咲きの大株のクリスマスローズが。たくさんのチューリップも植えられています。この雰囲気、好き!


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元はたくさんの庭木があったところを、26年かけて現在のクリスマスローズ中心のお庭にしたのだそう。オープンガーデンにしては早い今の時期に開催しているのは、クリスマスローズの開花に合わせてのことだったんですね。


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シラユキゲシを分けていただきました。持ち帰った時はくた〜っとしていましたが、ちゃんと水が上がりましたよ。ありがとうございました。


フォーカルポイントがたくさんあったこと、背の低いクリスマスローズだけでなく、アイアンのガゼボやフェンスなど目線の高い位置にも鉢やハンギングで見せる工夫をされていること、とにかく植物でいっぱいのお庭。本当に勉強になりました。


人に見せることなど考えていなかった庭でも、通りすがりの散歩の方やご近所さんがチラリと覗いてくださるようになりました。こうしてブログで庭の小さなスペースを発信し続けるようになり、人の目というものを以前より意識してはいます。人を招くことは今も考えてはいませんが、まだまだフォーカルポイントも足りないし、うまく庭が1つにまとまらないんですよね。まだまだ工夫が必要なようです。









桜が咲く、シャクヤクの植え付け



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桜の名所ももちろん素晴らしいのですが、ちょっとした公園や学校や道端に植えられた、生活と共にあるような桜の木が好きです。この桜は娘の高校の通学路にある名もなき桜。


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細い木がたくさん集まって、ひとつの大きな形を作っています。まるでスイミーみたいだ。初めて見つけたのが昨年で、いつか写真に収めたいと思っていました。
この周りは木の畑と言うのか、出荷するための樹木を植えて育てている畑が多くあります。この桜の木も昔は出荷目的で育てられていたものが掘り出されることなく、何十年も経ってこうしてひとつの大きな形になったんじゃないか、と勝手に想像しています。
来年はこの桜が咲く前に、娘は学校を卒業する予定。見られるかな、ううん、必ず見に来よう。


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英名 : camellia : ツバキ "式部"
先日植えた時は固かったたくさんの蕾が、ちゃんと開き出しました。木の大きさが40cmくらいなのに大きな蕾がゴロゴロ付いていたから、開かないこともあるかもしれないな、と思っていましたが、根は元気にしているようです。


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ツバキを植えるために移植したアセビには、何やら動きが。新芽でしょうか。


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木々の芽吹きが嬉しい。


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冬の寄せ植えもいい感じになってきました。色合いが良かった、ビオラ ももか。


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今回の作業はシャクヤクの植え付けです。シャクヤクは始めて植えるので、一通り勉強しました。そして分かったことは、この程度の小さな株では大した開花は見込めないということ(笑)。だって380円だもん。当たり前ですが、株が大きいほどたくさんの花を咲かせるそうです。安く買って何年もかけて大きく育てるのが山田流。いつものことです。
いつもならバラの大苗を買いたくなる冬、なぜ今年はバラを買わずにシャクヤクにしたか。それはバラの世話に疲れたからです。害虫に病気にやられるたびに悲しくなるのはもう嫌。昨年2株もダメにしてしまった。もっと世話ができていたなら…と考えるのはやめにします。だって絶対的に時間が足りないんだもの。今あるだけのバラをできる範囲で世話しながら維持し、まだ知らない植物を庭に取り入れていくことにしました。


大きな花を咲かせるシャクヤクは、バラと同じで肥料食いです。元肥をたっぷり入れて植え付けます。どのくらい肥料食いかと言うと…

直径、深さとも40cm位の植え穴を掘り、本肥として洗面器1杯の堆肥や腐葉土と化成肥料を2握り入れ、土とよく混ぜ、堀り土を少しかぶせてからその上に根を広げて芽が3~5cm隠れるくらいに植えつけます。

engei.netより


洗面器1杯の肥料だって(笑)。その他追肥ももちろん必要で、肥料貧乏になりそうな予感がします(笑)。
さて植え付け場所をどうしようか?幾つかの植物を移植してスペースを作らなくてはならないので、今回は鉢植えで様子を見てゆくことにします。


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牛ふんをたくさんと化成肥料ひと握り、培養土をブレンドしたものを入れます。培養土には元肥が入っています。
培養土はいつもお馴染みのものではなく、様々なものをわざと買うようにしています。水捌けが良すぎて軽すぎるもの、黒土が多めで水持ちの良いもの、袋を開けてガッカリするようなものもあります。値段が高ければよいというものでもないし。それがまぁ、何だか面白くて。チャレンジャーでしょう?(笑)。ハズレの土は他のものと混ぜて使ってしまいます。


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芽が伸びているので気をつけて。この赤い芽を埋めるのか外に出すのか迷いました。ネットで調べてもハッキリしないので、根元の木化した部分が埋まる位置で決めました。どう成長してゆくのか、楽しみです。









大いに悩め、園芸初心者



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満開のヒメコブシです。モクレンの親戚で、桜の開花より少し早い時期に咲き出します。モクレン→コブシ・ヒメコブシ→桜、と開花の順番はこんな感じ。コブシに比べて花弁が細いので可憐な雰囲気。枝先に1つだけ花をつけます。細かな枝も含め、枝数が増えれば花も増えることがわかりました。
これだけ花が咲けば目に留まるようで、「あんな木、植えてたんだね」と主人に言われました。「あーいう感じ、好きだな」だって。


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咲き始めはモクレンのようですが、そこからぐーっと花弁が伸び、長い紐状になります。かわいいですね。


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週末の雨ですっかり散り落ちました。また来年会いましょう。


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一気にいろいろな芽が顔を出し始めて、急に賑やかになってきました。


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大好きな黄色✕青の組み合わせ。
今でもたまに「ヒヤシンスの球根は売っていますか?」とか「チューリップの球根ありますか?」と売り場で尋ねられることがあります。ギョッとしてしまうのは、園芸初心者ではなくなったからなんだろうな…少しでもわかって欲しくて、春に咲く球根は秋に売り場に出ますよ、旬の2カ月前を目安に芽出し球根が出回りますよ、と答えますが、ちゃんと伝わっているのかな、お客様の疑問は解消されたかな、いつも考えてしまいます。
暖かな季節になると、花でも育ててみようかと考える方は多いです。昨年からの新型コロナウイルス拡大の影響で、おうち時間にガーデニングを取り入れた方も考えると、かなりの割合の園芸初心者が誕生したことになります。
どの培養土を使ったらいいのか?使い終わった土は処分しなきゃいけないのか?同じリッター数の培養土でも値段差があるのはなぜか?液肥はどれがいいのか?皆さん様々な疑問を持ってHCにやって来ます。園芸初心者ではなくなった私は、それを不思議とも思わなくなってしまったけれど、皆さん真剣に悩んでいる。そんな姿が微笑ましく思えます。疑問を持つことは、真剣に向き合っている証拠だもの。


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フリルパンジー。花はひと回り小さくなりましたが、花数がすごい。


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春一番に咲くスイセン スノーフレークはもう終わり。次はタリアの出番です。


園芸初心者が持つ疑問にどう答えるか、私たちHC従業員は大きな任務を背負っています。植物の魅力を伝え、広げてゆくという任務です。もう永遠に勉強ですな。









春の植え付け〜グロボーサ、キブシ、クレマチス ベル オブ ウォーキング


冬は寒くて苗の植え付けなんてできないのに、なぜか買ってしまう。そして外に置いておけないので、玄関のたたきでしばらく保管することになります。家族が誰ひとり文句を言わないでくれることが救いです。

だいぶ暖かな気温になり、そのたたきで保管していた植物たちを庭に植え付け始めました。

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スキミアは寒さに強いので、少し早めの2月下旬に植え付け済み。赤い蕾は健在です。少し咲いてきた部分もありますね。


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パンジーは寒さで花が全くなくなり、廃棄されるものをもらってきました。これも半月前に植え付け済み。霜が降りなくなったので、蕾が上がってきました。


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クラスペディア グロボーサはシルバーのキレイな葉。柔らかいので葉が倒れてしまいやすいのですが、初めての植物なので楽しみがいっぱいです。


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そして先日紹介したヨレヨレ感がハンパないキブシは、日当たりの良い庭の東側へ。大きくなったら道路から眺められるような位置です。2〜3メートルになるらしいです。蕾は大きく膨らみ、黄緑色掛かった数珠のよう。新葉も出てきました。


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クレマチス ベル オブ ウォーキングは、つるバラ 新雪と一緒に咲くところを見たいので、新雪のつるを誘引しているアーチの足元に定植。とにかく庭に出る時間がないので、出勤前に作業です。
株が小さいうちは鉢で育てましょう、と言われていますが、私はすぐ地植えしちゃいます。なぜなら根がすごく伸びるから。鉢底の穴から根が出てしまい、地面に着地されたら移植が難しくなるからです(経験済み)。


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翌日にはしっかり巻き付いていました。