山田ガーデン

花や葉から、種まきから球根から。心地よい庭を作り上げる喜び。庭作りから学ぼう。

植木鉢から地植えに〜バラ ブルーグラビティ


梅雨とは名ばかりの、危険なほどの暑さの中で植物の植え替えをするのはどうなの?と思っていました。実際、夏場に植え替えをするのはタブーだと言われているのは事実だし、ただでさえ暑さでストレスも掛かっているわけだから、涼しくなるまで環境は変えない方が植物にとっていいに決まっている。
それでも私がせっせと地植えにするのは、狭い鉢に押し込められているより、猛暑でも広いところで根を広げられる方がずっとストレスがないと思うから。
もちろんどピーカンに晴れた陽射しの強い日は避けて、曇の日を狙って作業をしていることは書き加えておきます。自分も辛いしね。
小さなビニルポットで水切れしてぐったりしている植物をいつも見ているからか、やっぱり地植えは最強だと思うわけです。




トケイソウが咲いていました。昨年夏の売れ残りです。基本的に私の庭は、売れ残った植物でできています(笑)



今日も、石を取り除いて開墾作業。



ロサ オリエンティスのブルーグラビティがめちゃめちゃ元気なので、早く地植えにしたいと考えていました。
気が向いた時にニームペレットを根元に埋め込んでいるだけ。葉は穴が空いているけれど、黒点なし、うどんこ病なし。ベーサルシュートまで出ちゃった。儚い花の感じとは真逆の強健さに、本当に驚くばかりです。



鉢底からはどうしようもないほど根が出ており、全部切らないと鉢から抜けませんでした。



それでも抜けず、ちぎれた…



腐葉土を入れて植え付けました。この時期に牛ふんは重たい感じがしたので、今回は見送り。
根を切ったので、蕾は全て切り落としました。
少しずつ風景を作っていくのは楽しい。汗ダラダラでも夢中になっちゃう。