山田ガーデン

花や葉から、種まきから球根から。心地よい庭を作り上げる喜び。庭作りから学ぼう。

新しい庭にもやっぱりカンナを植える、牛の心臓トマト32日目


夏の花で1番好きなのはカンナ。暑さに負けず、台風にも折れない堂々とした佇まい。大きくなるから嫌厭されるけれど、見かけるたびにカッコよくて惚れ惚れする。
昔からある植物なので、少し、時代遅れというか、昭和を感じる部分もあったりします。それもひっくるめて好きだなと思っています。



終の棲家のフェンス沿いに、バンコックを植えました。若葉は黄色にグリーンのラインが入り、レモンとライムを想像させる、明るくて清々しい色味。
目立つ所にどーんと植えたかったけれど、冬は古葉や枯れた太い茎を寒さよけに残しておくため、汚らしく感じるかもしれない、と考え、フェンス沿いに落ち着きました。それでも大きくなれば、その圧倒的な存在感がフォーカルポイントになってくれるでしょう。


カンナを植えたのは、大きくならない矮性品種の、赤い花のカンナが始まり。持て余していた日陰気味のスペースが見事に華やいだのですが、いかんせん陽当りがいまいちだったので、冬越しができずダメになってしまいました。



それでも翌年、銅葉のカンナを見て再び手にとってしまったのです。インディアンオレンジというタグが付いていたけれど、葉の色味からはワイオミングと同じなんじゃないか思う。父が気に入り、勝手に父のものとなってしまったのは今でも納得できない。


ワイオミングであろう株はガンガン大きくなり、今でも元気にしています。



そして昨年植えたベンガルタイガーは、たぶんこの小さな芽。先輩に押されて伸びて来られていない。これは掘り出して助けなければ。

これからの夏は年を追うごとに暑くなるでしょう。暑さをもろともしない植物とじゃなきゃ、乗り切れない。そのたくましさから元気を分けてもらいながら。



牛の心臓トマトこと、サントリーのトマト ズッカは、相変わらず葉色が紫色です。なぜなんだろうな…きっと肥料不足だろうな。これは来年の課題。
植え付け32日目、2段目の花も咲いたので化成肥料を追肥しました。



1株にひとつずつ実が付いて、大きくなってきました。かわいい。



花が幾つか咲いても1つしか結実しなかったということは、実をつける力がないってことだと思う。これからは液肥も上手く使って、なんとしても赤くさせなくちゃ。