山田ガーデン

花や葉から、種まきから球根から。心地よい庭を作り上げる喜び。庭作りから学ぼう。

冬の予定

 


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いよいよ師走です。

咲き終わったルドベキア タカオの株に1輪の花が咲いた山田ガーデンです。隣のもうひとつは咲けるかな?花芯が小さくてタカオではないような花です。

ルドベキアは寒さに強く、チェリーブランデーなどは厳しい寒さの中でも株元に葉をもしゃもしゃと茂らせて冬越しします。

冬の宿根草は葉を落として上部は何もなくなってしまうイメージがありますが、葉を落とさずに冬越しするものも結構な数があるんです。

 


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山田ガーデンではグラウンドカバー植物のイチゴ。 これから真っ赤でピカピカなものが店頭に出回る時期ですね。

 


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クリスマスローズの花芽も動き出しました。

地植えにして2年目。今年はどのくらい咲いてくれるかな。

 

寒くなると植物の手入れの代わりに始めたくなるのがDIY

今年は駄鉢のリペイントとミニトレリスの作り直しをするつもりです。昨年塗った鉢が色褪せているので塗り直しと、新たに幾つか塗ろうかな~と。


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どこも外れていないのに傾いてしまったトレリス。夏までは真っ直ぐ立っていたのに、なんで? 

 


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pinterest より

頑丈そうでいてお洒落なヘリンボーン模様のトレリスを発見!作るよ!

 

 

 

 

 

寄せ植え 作り直し!

 

寄せ植えのパンジーに一向に蕾が付かないので、仕方なくポット苗を買い直すことにしました。やれやれ…溜め息。また植え直しです。

2週間近く経っても葉っぱの塊のままなんだもの。ちょっと異様な姿です。おまけに病気っぽい株は寒さでますます紫色に変色。間延びもしています。

なんだかうまくいかないな。

 

どうせ作り直すなら、と新しい植物に挑戦してみました。そう、ベニシアさんが「冬には欠かせない」と言っていたあの植物を使って。

 


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英名 : heather : カルーナ

間違えました!これはエリカ ダーレンシス

 

カルーナは学名呼び。日本では学名で定着しているようです。ベニシアさんは英名のヘザーと呼んでいました。

これはあまり縦には伸びない品種のようです。



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英名 : heath : エリカ

間違えました!こっちがカルーナ

 

エリカの親戚です。エリカには30cm以上の大型の品種もあります。 

どちらもツツジ科の低木で、親戚だけあって名前も良く似ていますね。

特にカルーナの紅葉する品種が素敵だったので、それに合うようなブランドビオラを選びました。テラコッタです。


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少々値が張りますが、たまにはブランド苗もいいね。定番ビオラにはない微妙な花色のグラデーションが素敵だし、使っている培養土がいい。ネットリした土なんて使っていませんよ。連結ポットもしっかりしていて、原価がかかっていそう。

 


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今日の最高気温が20℃予想とのこと。暖かい陽射しで健やかに育っておくれよ。

やっとビオラの笑顔が見られてホッとした山田ガーデンでした。

 

 

 

 

 

 

晩秋の庭

 

朝の気温はマイナスとなる日も出てきました。いよいよ12月がやって来ます。


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カレックスの細い葉が輝いて、晩秋の庭を一層盛り上げてくれています。 

球根の植え付けが終わったので、宿根草の切り戻しをし、腐葉土を敷き込みます。

ガスターシェやサルビアラニチカなどのセージ類は早目に潔くハサミを入れてしまいます。こちら北関東ではもう咲けませんからね。

先日の寒波はどこへやら、例年より暖かい日が続いていて、もう少し切り戻しをせずにこのままでいたいくらいです。パンジー・ビオラも早目に用意したばかりに寒波に当たってしまったし…

腐葉土は根の凍結防止と保湿、土の養分補充に、この時期には必ず大袋で用意します。

これが終わればバラの手入れに集中できます。


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あまり花が咲かなかったオキシペタラムブルースターは、来年引越し予定。どうしようか、今のうちに鉢に植えてしまおうか…取り敢えず切り戻そう。 

 
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ダリアの大株もそろそろ切ろう。

球根を凍らせないように、鉢のまま冬越しです。のっぺりとしたダリアの球根の姿はあまり好きではありません。何かに似ている気がしませんか?山田ガーデンには "小さな胃袋" に見えます(笑) 

 


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昨年まではきれいな赤が出なかったイロハモミジ。今年はいい色に紅葉しました。

葉があるうちに剪定したいと主人は言います。剪定とはイメージすること。枝がこう伸びていくであろう、葉がこう重なるであろう、と脳をフル回転させて想像に想像を重ねて切る枝を決めてゆくので、確かに葉がなくなった枝では、初心者にはイメージが掴みにくいのです。

特に樹形を重視するモミジですから、失敗は許されないという、見えないプレッシャー が…YouTubeで復習しなきゃ。

 

 

 

 

 


 

球根分け~スノーフレーク

 

これだけはどうしてもやらなければ後悔するに決まっている。


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引越してきた時に、やっつけでこの場所に球根を埋めました。植え付けたんじゃない、埋めたんです…ごそっと。4年前のことです。

さすがに昨年は葉がきゅうきゅうに集まって出てきていたので、1度掘り起こして球根を分けようと考えていました。

 


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3月の様子

子供の頃から庭に咲いていた、馴染みのある清楚なスズラン水仙 "スノーフレーク"。

この球根の成長で春の訪れを知ることができると言ってもいいくらい。温度計より頼りにしています。

 


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以前の庭から塊で掘り出し、そのまま埋めたので、それはもうぎゅうぎゅう。掘れども一向に球根の顔が出てきません。

 


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何度かに分けて、シャベルで持ち上げながらひとつずつ掘り出しました。分球して、とにかくすごい数!

最終的には100球近くあったんじゃないかしら。5分の1くらいは掘り出さずにそのままにしました (疲れちゃって)。

なぜ球根を掘り出すだけでこんなにも疲れるのか理解できません、私の体。

 


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山田ガーデンのあちらこちらに植え付けました。

お正月にはいつも緑の芽を伸ばし始めてくるので、寂しい冬がぽっぽっと温かくなることでしょう。

次の掘り起こしは3~4年後。

その頃は夢に一歩踏み出せていますように。

 

 

 

 

 

 

ワイヤープランツに種

 

気付けば足の指にはしもやけが。 

アラジンストーブ用の灯油も週末には買い置きしておかなきゃ。何事も早目に準備して、慌てないように。それが気持ちの余裕に繋がり、大切な庭時間を作り出すのです。

 

 

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英名 : maidenhair vine : ワイヤープランツ 

 

パンジーと寄せ植えにした斑入りのワイヤープランツは、昨年の寄せ植えにも使った云わば "使い回し"。

細い枝が伸びきって葉が少なくなっていますが、切り戻せば大丈夫。見映えは悪いけれど、しっかりと生きています。

寄せ植え作りに合わせて早く切り戻しておけば良かったのだけれど、おかげで小さな花を見ることができました。

そしてグミのような、ぷにぷにしたものに包まれた種までもが現れたのです。

感動!初めて見た!早速ビニルポットに蒔いてみよう。

 

 

 

 

 

 

2017年 柚の収穫

 

 

 

 

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昨年はスーパーのビニル袋2つ分も収穫できた柚は、今年は3つだけ。

だから逆にとってもありがたみを感じます。 

来年まで忘れないように、爽やかな香りを胸いっぱい吸い込みます。

 
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あと2つ。

大切に使うからね。

 

 

 

 

 

 

 

 

先行き不安なパンジーたち

 


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チューリップの球根の植え付け、スノーフレークの球根分け、こぼれ種ベビーたちの救出作戦…やらなきゃいけない (気が済まない)ことがたくさんあるのに、他の用事があったり寒かったりで何も進みません。

陽が短くなって、ただでさえ気忙しいのにね。

日の出に合わせている訳でもないのに、朝も起床が遅くなってしまっているし、気合いが足りませんな。

 

 


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パンジーとビオラも鉢に植えたのですが、ちょうど花が切れて寂しい限り。しかも寒さで葉が変色しかけていて不安です。

 


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パンジーは病気持ちだったようで、葉に斑点が出て来てしまいました。ビニルポットに植え付けられていた土も粘土だったし、どうやらハズレ苗を選んでしまったようです。今年は期待できる花は見られないかも知れません。

この寒さでは、新たに植え付けても元気いっぱいとはいかないでしょう。

 

秋の花ホトトギスは、昨年は11月終わりくらいまで花を付けていたけれど、今年は11月半ば前には咲き終わっています。まるで早く寒波が来ることを知っていたかのよう。

 
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ヤグルマギクも無事に発芽しましたが、やっぱり寒さで赤く変色しています。

寒さに強い子たち、みんな頑張って!

 

 

 

 

 

勝ち目のないリベンジ〜日商簿記検定

 


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寒いです。

玄関前のツワブキが眩しく咲き開いていますが、週末は日中でも気温が10℃を下回るほど。ダッフルコートを着て枯れ葉の整理などをするため庭に出ていましたが、それでも寒さが堪えました。

 

 

日商簿記検定の受験が終わりました。

試験会場は、予想通り山田ガーデンの母校。

卒業後再び母校を訪れたのが、その高校時代に手に入れることができなかった検定のリベンジだなんて。当時はこんなことになるとは思いもしませんでした。

相変わらず変わらない古くさい制服 (半世紀近く変わっていない!)、ひんやりと冷え込む古い校舎。体育館は新しく建て直されて、大好きだった学校はちょっと無機質な感じに変わっていました。あなたのことなんて覚えていないよ、とでも言われているような気すらしました。

検定の出来は芳しくなかったので、来年も受験することになりそう…  

 


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帰宅後、早速スイセンの球根を植えました。

ほんのりピンク色のスプリングビート。"香りスイセン"とあるので、良い香りがするのでしょう。

白い花の咲くクリスマスローズのお隣に。腐葉土をたくさん混ぜてあげました。

 


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秋色ヒペリカムが午後の陽に照らされて。

 

 

 

 

 

 

ジギタリスを挿し芽する

 

バラ シャンテ ロゼ ミサトの隣に植えてあるジギタリスは、いつもながら陽当たりはさほど良くない場所に植えてあるのだけれど、なんとか見られる花を付けてくれています。

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これは夏~初秋の2番花

ブロッチ(模様)が気持ち悪い~と言っていた私はどこへやら。 今ではたくさん咲かせたい花のひとつとなりました。

 

先日、冬支度のために切り残した花茎を切り戻そうとした時。その残してあった花茎の上の方に、新しい葉が出ていることに気が付きました。

 

 
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これ、増やせないだろうか?

 


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チョキチョキと切り分けてポットに植えました。ジギタリスは寒さに強いので、うまく冬を越せれば、春に別の場所へ定植して増やすことが出来ます。 何だか得した気分。

 

 
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ゼラニウムも暖かい部屋の中へ移動させました。

もう秋もそろそろ終わり。冬がそこまでやって来ています。 

 

 

 

 

 

 

 

 

悩むのはおしまい

 


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もちろんこれは山田ガーデンのラムズイヤーではなく、群馬県中之条町の"花の駅"で、園芸家の吉谷桂子さんが植えたのかもしれないモノ。

1m四方にも広がるラムズイヤーを初めて見ました。

 

ねぇねぇ、心の内を呟くとアクセス数がどーんと増えるのは何故なの?(苦笑)

 

 

ご無沙汰しております。 

しばらくブログ記事を書くのをやめようと決めてから、毎晩コツコツと日商簿記検定のための勉強をしたり、撮りためた写真の編集をしたり、新しい車で高速に乗って遠くへ出掛けたり。山田ガーデンからは少し離れて、元気にしています。

軽く回るエンジンは、もう前車では考えられないくらい静かでスムーズで、OHVエンジンがいかに"一昔前の化石"であったかを痛感しました。 時速100km/hともなると、エンジンが爆発する~!とびくびくしていたくらいでしたから。

 

そんなわけで出掛けた群馬県中之条町

園芸家の吉谷桂子さんが植栽監修を始めた、小さな公園です。


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もう笑えないくらい何もなかった。 

 

 

私がぐだぐだ悩んでいる一連の話を、誰かに聞いてもらいたかった。思い違いもあるかも知れないし、誤解されている部分もきっとあるはず。ひとりで悩むのも辛かったし、誰かひとりでいいから本当のことを知っていて欲しいと思いました。

でも名指しでの話を皆さんのブログのコメント欄に書き残すことも出来ないので、ウロウロした結果やめました。おかしなアクセスは私です。ごめんなさい。

  

結局ひとりで消化するしかない。グループとしてコミュニティが出来上がっている中では、尚更話せません。こんな時、コミュニティとはなんと窮屈なものだろうかと感じます。

 

相手の方のブログを訪問する気にはなれないので真相は解りません。1カ月待ったけれど私の疑念を晴らしてはくれませんでした。解らないことをいつまでも悩んでも仕方ない。だからもうこの話はおしまいにします。

心配してくださった皆様、ありがとうございました。また元気に庭へ戻り、書き綴ります。お暇な時にお読みくだされば嬉しいです。

 

 
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そうこうしているうちに冷え込みが強くなって、ギボウシは冬眠に入りました。

簿記の検定受験が無事終わったら、準備してあるチューリップの球根の植え付け、そろそろ考えなきゃね。