昨夜の雷雨。川が氾濫しそうなほどよく降りました。今朝もまだぽつぽつと。
せっかくの仕事休みなのに、庭作業はおあずけ、かな。
ムクゲの花がらが落ちる、落ちる。
掃除だけはしなければ…
昨日は幾つかホームセンター巡りをしてきましたが、植えたくなるような植物は見つけられませんでした。
売り場には、すでに夏バテ気味の鉢がたくさん…自分の庭にはしっかりと水を遣ろう、と心に誓ったのでした。
お気に入りのバラ カフェも、2日前に2番花が咲きました。
花弁の数は春に比べて少ないけれど、色は変わらず美しく、いいバラだなぁと思わされます。
このバラだけはコガネムシに食べられずに済んでいます。 あれだけ騒いでいたコガネムシは、今はもうひっそり。お祭りも終わったのかな。
バレリーナも再び咲き出しました。
株元の葉は黒点病が出てしまい、葉を落としてきています。隣り合わせに植えてあるルイ14世も黒点病には弱く、すぐに葉が黄色に変色してしまいます。
どちらもシュートを出しているので、あまり心配はしていません。
そして長く伸びたベーサルシュートは自然にしなり、こちらにも蕾がたくさん。
気温が高いとどうしても色が薄れたり、花びらがチリチリに焼けてしまったりするのですが、咲ける元気があるから蕾をつけるんだもんね。摘み取る勇気は、私にはない。
それもまた自然な生き方、そのままそっくり受け入れよう。
巣出ちしたばかりのツバメが、山田ガーデンのモミジの枝でひと休み。最近、庭作業をしていると、よく見かける4兄弟です。
2階のベランダから覗くと、じっとこちらを見る表情がかわいらしい。お母さんに「一晩ここから動いてはダメよ」と言われたのかな?今もまだ留まっていて、お母さんツバメがせっせと虫を捕まえてきては、子ツバメに与えています。
みんな無事に大きくなってね。
これはカルドン。
最近、ハイアングルで写真を撮ることが面白いです。上から撮ることで、葉の力強さ、ダイナミックに広がる様子がよく分かります。
立体感が感じられないことが、逆に新鮮だったりします。
巨大アザミのカルドンをこの場所に定殖し、丸1年が経ちました。
あの時はまだ小さかった。4苗植えたけれど、生き残ったのは上の写真のとおり、ひとつだけ。
直径80cmはある大型植物なので、ひとつだけになってしまったのは不幸中の幸いだったかも…?
しかし、昨年同時期に、庭の同じ場所を掘り起こしていたことに気付いて、思わず苦笑いしてしまいました。昨年苦労してキレイにしたのに維持できず。今年はレンガを並べて小路を作ったので完璧です!
「庭作りとは、時間をかけてゆっくりと。時間が庭を作り上げてゆく」と言われるように、ゆっくり大きくなったカルドン。花が咲くのはきっと来年以降でしょうから、2年以上かかる計算です。
なんとまぁ気の遠くなることだこと!
バットグアノの肥料が効いたのかは定かではありませんが、今年の春からぐんぐん成長を始め、予想通りに小路は通行を妨げられた現在。窮屈そうですが移植も出来ない、異色な植物であります。
アザミですから、 全体に細かなトゲが生えています。
しかし家族の誰からも話題に上がらないのは何故なのでしょう?
皆、ワイルドな大根だ!とでも思っているのかな?
ダブルデライトの2番花です。
暑い中、体力を使い果たしながらも、しっかりと咲くところがこのバラの素晴らしいところ。香りも残っていますよ。
葉も全体的に色が薄れてきていて、ここから一気に具合が悪くなってしまったのが昨年のこと。今年は秋にも咲いてほしいので、しっかりと体力回復させてあげなきゃ。
代表的な夏の花のひとつであるマリーゴールド。
山田ガーデンでも、春先に種を蒔いて育ててきたフレンチマリーゴールド ジェスターが、ぽつりぽつりと開花を始めました。
普通のマリーゴールドに比べて線が細く、花も小さい。こういうものなのかしら。
しましま花が咲くはずでしたが…
むむ?
しましま?
どうもイマイチしましまになりきれない様子です。
数が咲けば、ひとつくらい完璧な縞模様が現れるかしら…
暑い。
実は梅雨が開けているんでしょ?って言いたくもなります。
額にかかる前髪がうざったくて、お笑い芸人のみやぞんよろしく、山田ガーデンもリーゼントにして生活しています。
リーゼントの主婦がガーデニング(笑)もうワケがわかりませんね(笑)
コガネムシの庭への飛来数は、4日間で120匹を越えました。
これ以上数え続けるのは気色悪いと思いつつも、4日間数え続けた努力を捨て去れないでいます。
英名: gazania "ガザニア"
アフリカ原産だけあって、底抜けに明るい花たち。しっかりと太陽を光を浴びないと花弁が開かないので、山田ガーデンは休日にしか見ることができません。
バラは2番花がスタンバイしていますが、この暑さの中で咲くのは気の毒になってしまいます。
いや、咲けるから蕾を付けているんだ。見届けてあげましょう。
アブラハム ダービーは2番花が開き始めています。
香りはほぼありませんが、美しさは健在です。花びらの穴は、もちろんコガネムシの仕業。
反対に、ひっそりとしているのはラ フランス。もう年をとった株ですので、定位置から日陰に移動しましょう。
涼しくなったら、また素敵な顔を見せておくれ。
私、実はしばらくブログを休もうかと思っていました。
最近うまく考えがまとまらなくて、何を書いたらいいか悩んだり、写真を撮る時間がなかったり…書いても書いても気に入らない。自分の言葉で書いた文章なのに、本当に自分の中から出た言葉なのか信じられないような気持ちになったりすることが多くなっていました。
あれが咲きました、これを植えました…同じことばかり書いている気も拭えなくて…
だから、読んでくださっていた皆様には忘れられてしまうかもしれないけれど、更新をしばらく休もうと思っていました。
昨日の夕方までは。
昨年ブログを始めた頃からずっと、山田ガーデンブログを読んでくださっているセネシオ(id:cenecio)様。 欧州の様々な話題をユーモアたっぷりに届けてくださいます。蝶がお好きで、昨年同時期には、山田ガーデンにある柚の木の幼虫の種類も教えていただきました。
正直、言及していただける程の記事は書いていないのだけれど、と申し訳ない気持ちになっていましたが、読ませていただいたそのセネシオ様の記事は、とっても温かいものでした。
今の私は、完全に迷子。何を書いていきたいのか解らなくて、卑屈になっていて、 カレル・チャペックとは友情を築けないかも知れない。
昨年は、文章を書くことが楽しくて仕方なかったのに、これが生みの苦しみというものなのでしょうか。
でもトゲトゲしていた私の気持ちを優しく温かく包み込んでくれて、行く先を照らしてくれたように感じました。
そうだ、大切なものを失いかけていたんだ。
セネシオ様、この場でお礼を申し上げます。
蒸れないように枝を間引いています。
初めての夏、暑さはこれからが本番。元気に乗り越えてくれますように。
2017年7月15日 午後13時30分。
やっと山田ガーデンは日が遮られ、ほっと一息。
そう言えば、「あの植物どうなったの?」って声が聞こえてきそう。
以前に記事にした植物たちの現在の様子です。
今見てもキレイな花ですね~、懐かしいプルメリア。
上に伸びすぎてしまい、仕立て直したのは、昨年11月のことです。
冬場は室内で管理してきました。温かい窓辺で日光浴させたりして。
気温が高くなり、3本挿したうちの1本がここ数日で葉をぐっと伸ばしてきました。良かった、もう安心。遺伝子が途絶えてしまうかと心配していました。
再び良い香りの花が咲くのは再来年の夏かな…
この記事では、一目惚れで購入したレックスベゴニアを紹介しました。
春先には父が水をを遣りすぎて、大喧嘩に。水は控えめにしないと株が腐ってしまうのです。
それからは手を出さなくなりましたので、水は山田ガーデンの加減であげています。とっても元気にしていますよ。屋外に出してもいいのですが、なんとなく室内に置いています。
やっぱりカッコいいッスね…
さて、連日この話題になりますが、昨晩のコガネムシはなんと42匹も発見。山田ガーデンブログの1日のアクセス数より多いじゃないか!(笑)
10坪にも満たない山田ガーデンにこの数。3日で飛来数80匹を越えるとなると、どれだけの食害が出るか想像いただけると思います。
キンチョールの使用は賛否両論あるでしょうが、他に駆除方法があれば是非とも教えて下さい。
久しぶりに昨日の午後は夕立がありました。
北関東は道路が冠水したり、落雷で信号機が動かないなどの事態となりました。
水害は本当に恐ろしいものです。九州の皆様には1日も早く平穏な生活を送っていただきたいと願っています。
夜には雨が上がり、再び夜の山田ガーデンへ。昨晩は21匹のコガネムシを見つけました。ロシアンオリーブにたくさんいたのは盲点でした…
どうもバレリーナの葉がお好きなよう
これはシャンテ ロゼ ミサト。ハキリバチの仕業
次々に飛んでやって来るコガネムシたち。近所にはコガネムシが集う野原もなくなり、ガーデニングを楽しんでいる家も極僅かです。山田ガーデンに集まってくるのは仕方のないことです。
視点を変えてみると、幸せなことなのですよね。
野鳥が巣を作り、昆虫(害虫もだけれど) が繁殖し、それを捕まえる虫や鳥がいて、運ばれてきた種が知らないうちに芽を出したり。
少ない数なら許せるけれど、楽しみにしていた花が食べられてしまうほどでは、ちょっと…
なんでも"過ぎる" のは困りもの。
一株だけ、まだ残してあるラグラス。
いつ抜こうか決めかねています。秋のような佇まいですが、もちろん連日真夏日です。
昨夜21:30。懐中電灯とキンチョールを用意して、再び夜の庭を見回りました。
エキナセアを食い荒らす犯人のコガネムシは夜行性なので、夜には活動しているはず。
真っ暗な中で、「ガサガサッ」と音がすると心臓が止まりそうになるほど怖いので、主人に「ちょっと一緒に庭に出なさいよ」と(笑)
鳩が豆鉄砲を食らったような顔をしていました。イヒヒ。
コロコロとかわいいコガネムシには可哀想な気もしますが、もうキンチョールしかありません。
何十匹という一斉襲来を受けている山田ガーデンです。バラもエキナセアもジニアもサルビアガラニチカも、新芽という新芽は全て食害されています。もう、ボロッボロ。
庭にキンチョールなんて撒いたことはありません。しかし、こちらはフルタイムで働く主婦。コロコロ転がるコガネムシを捕まえている時間もありません。
光を当てると…います、います。
つるバラ バレリーナの立派なシュートの柔らかい葉をガジガジ食べています。同じくバラのブラックティーの赤い新芽にも。このバラ鉢には、根元に生えているスミレにたくさん隠れていました。
ポンポン菊の葉にもかなりいます。ヤグルマギク ブラックボールの長い茎にも…
結局この夜、20匹程のコガネムシが発見されました。主人は懐中電灯を照らしながら、見つけることが楽しそう。
ピンポイントでやっつけます。広範囲に薬剤は撒かないように、という気持ちはあります。
でも、家の中で一息着くと「俺たちがやっていることは、イスラム国と同じだよな…欲のために殺すんだよな」などと言い出す主人。
それを言うのはやめて欲しいわ…私、神様じゃないもの。
山田ガーデンは、日本酒はまったく飲まないけれど、日本酒が飲みたくなるような1枚が撮れました。
今朝は4時半起床。1時間間違えました(笑)
昨日の暑さが嘘のように涼しい。鳥がたくさん鳴いています。
庭に出ると、昨日咲いたアブラハムダービーの2番花は萎れてくたくたになっていました。
あまりに多い、虫の被害に仕方なく庭に出るようになってから、自然とまた庭に足が向くようになりました。
大好きな映画「魔女の宅急便」 にこんな場面があります。
魔法が弱くなり、空を飛べなくなってしまって悩んでいる主人公のキキに、絵描きの親友ウルスラが山小屋に遊びにおいでと誘います。
その夜。以前は何も考えずに飛べていたのに…と言うキキに、ウルスラが言う言葉。
「あたしもたまに描けなくなる時があるよ。」
「ホント⁉そんな時はどうするの?」
「描いて、描いて描きまくる。」
「それでも飛べなかったら?」
「描くのをやめる。昼寝したり、散歩したり、何もしない。そのうち、また描きたくなるんだよ。」
「…なるかしら…。」
「なるさ!」
この2人のやりとりは、キキの悩みに沿ったセリフではなく、お互いが自身のことについて強く語るシーン。
だからキキは"飛ぶ"、ウルスラは"描く"という表現を使っています。
そのうち、また描きたくなる。そのうち、また飛びたくなる。
2人の少女が悩みあがきながら成長してゆく姿に、もう少女ではないけれど、私もじーんときてしまいます。
また庭に出たくなる───。そうなんだよな。
相変わらず庭に植栽しながら、将来のことをぼんやり考える日々が続いています。
やっぱり、私はずっと植物と共に生きていきたい。だらけた生活をも一変させてくれた庭作りからは、どんなことがあっても離れられないなぁと思っています。
道を走りがてら、空き店舗や土地をチェックするのは、もう癖になっちゃった。でもまだ頭の中でのこと。何も行動には移せていません。
考えれば考えるほど怖くなる。
ううん、今のうちにありったけの怖いこと、想像しておこう。鋼の心を作り上げるために。
日が昇ってきました。
今日も暑くなりそうだね。