山田ガーデン

花や葉から、種まきから球根から。心地よい庭を作り上げる喜び。庭作りから学ぼう。

小さな反抗〜玄関に青い壁



玄関壁のリフォームも残すは1面となりました。
なぜここに手を付けていなかったのかと言いますと、ここはペンキ仕上げではなく、有孔ボード(パンチングボード、ペグボード)をビス留めして、収納壁にする予定でいたから。


こういう穴の並んだ板です。#Pinterestより

タモ材の有孔ボードって、表面の色が白っぽいナチュラルな木材で、とにかくきれいなんですよ。それをこの1面にどーんと設置して完成させるつもりでした。
HCを何軒かハシゴしてみましたが、タモ材の有孔ボードは美しいだけあってやっぱり値段が高い。しかも欲しい2300mmという1枚モノのサイズはなく、1800✕900mmの大判をカットして繋ぎ合わせるとしても、今度はあまりが出すぎて勿体なくもある。

どうしたものかと主人に相談すると、
「まだペンキ塗ってなかったの?有孔ボード?穴の空いた壁なんてイヤだから」とバッサリ。
フックを付ければどんなに便利か、電話線もコンセントも隠せるし、と説明しても、
「そんなに引っ掛けたいモノなんかないし、電話線なんかどーでもいいじゃん」と言う。
今あんたが被ってるその帽子、それを玄関にフックできちんと引っ掛けておきたいと思ったんだよ、と言いたかったけれどケンカになるから我慢しました。
相談するんじゃなかった。黙って完成させちゃえばよかった。いつもこうして反対されることばっかり…もう築古の家なんだから、無難にじゃなくて、いろいろ遊び心を表現して面白い家にしようよ!って思うのですが、どうも目指す先が違うみたいで。



そんなわけで、また壁の溝のパテ埋め…
しかし掴んだコツを忘れていなかった!7本の溝を1時間で埋めました。
ヤスリがけは手を抜かず、納得がいくまで粘り強く。なにせ玄関の正面という、真っ先に目につく特別な壁ですからね。
そんなことを言いながらアクドメールの塗布は今回は省略します。



なぜなら白くは塗らないから。「玄関は明るい白」一点張りの主人への小さな反抗。



使ったのはターナーのミルクペイント。主人にああ言われた翌日には即、注文していました。1面くらい私の好きにさせてもらうさ。



1度塗り。ミルクペイントは独特の匂いがあり、ちょっと気分が悪くなりました。前回使ったカンペハピオのマットペイントの方が無臭に近い。
雨の日に作業したから、なかなか乾かず。


今回は、白く塗った壁の隣合わせで別の色を塗るため、色の境目をパキッと仕上げるためのひと工夫をしています。



マスキングテープを貼ってから、コーキング剤を指で伸ばしておきました。こうしておくと、ペンキの滲みがなくなるんですって。



2度塗りしてマスキングテープを剥がします。うん、線がパキッとしてる!



ひとまずペンキ塗りは終了です。もう少し黒に近い色だと思っていたのですが、やっぱり見本とは違うんだよなぁ。まぁ良しとしましょう。
実は以前にちょっと書きましたが、この壁には問題があるのです。



黄色の枠をつけてみました。この部分の板がダメになっているから、全体をペグボードで覆ってと考えていたのに…。どうしたらいいかもう少し考えてみます。