山田ガーデン

花や葉から、種まきから球根から。心地よい庭を作り上げる喜び。庭作りから学ぼう。

ガーデナーにオススメな爆笑園芸本

 

年末年始のまとまった休みに読み物を、と図書館へ行ってきました。

いつものことですが、どうしても真っ直ぐ園芸本コーナーへと足が向いてしまいます。

久しぶりに厚みのある小説でも読みたいなと考えていたのに、このラインナップ…仕方ありません。ブログを書き始めてしまうほど、植物にどっぷり浸かっていますから!

我が家には、この手の園芸本はありません。意外でしょう?ガーデニング月刊誌はたまに買います。 


f:id:y-garden:20161224131131j:image

 

「のほほんガーデン」は、アイリスオーヤマのWebサイト「アイリスガーデニングドットコム」で掲載している4コママンガが出版されたもので、とにかく笑える"ガーデニングあるある"が盛り沢山。

以前から面白いなとチェックしていたので、即借りです。

"種蒔きは、頑張るほど発芽率が落ちる" とか、"野鳥に来てほしくて餌付けしたら、マンション管理人から苦情がきた"とか(笑)

"ナメクジ退治に安い発泡酒を使ったら、呑み逃げされた" なんてもう爆笑です(笑)

(ナメクジ退治には飲み残したビール缶を置くと良い、と言われています。ビールの香りに寄ってきて、酔ってそのまま缶の中にポトリと落ちて溺死するのだそう)

 

確かに、頑張って世話をしても全滅してしまう植物もあるし、種を蒔けば、翌日ポットが風で飛ばされていて涙した、なんてこと、山田ガーデンもありましたねぇ。

 

…マズイ。お正月に読む本なのに、すでに読み始めてるし(笑)

 

 

クリスマスが過ぎると、年末の雰囲気が一気に高まります。

学生さんが休みに入り、朝の通勤ラッシュも解消されて、町の様子がのんびりとしたものに変わってきました。

頭の中はつるバラの誘引のことで頭がいっぱいですが、私も少し庭から離れて、年末準備、始めなきゃ。

 

 

 

 

 

 

 

自分へのクリスマスプレゼントはバラ苗

Carnie Wilson & Wendy Wilson-"Hey Santa" 

 

The Beach boysのリーダー、Brian Wilsonの娘達も歌手として活躍しています。

ハーモニーが美しいトリオグループ「ウィルソンフィリップス」と聞いて、ピンときた方!きっと私と同年代です(笑)

安定した美しい歌声は、今も健在です。

 

 

 

 

クリスマスプレゼントをもらう側から贈る立場になって、もう随分経ちます。毎年頭を悩ませては、こっそり枕元にプレゼントを置いてきたクリスマスも、もうそろそろ終わりを迎えようとしています。

今夜枕元に置く予定のゲームを今日中に買って欲しいとせがまれて、返す言葉につまる山田ガーデンです。

子供の考えも現実的なものになってきて、のほほんとした返答では納得してもらえないことも多くなりました。

 

 

宅急便にて私宛の、私からのクリスマスプレゼントが届きました。悩みに悩んで選んだバラ苗です。

 


f:id:y-garden:20161224104948j:image
 

ドイツ コルデス社の「カフェ」 

お馴染みのつるバラ「バレリーナ

 

 

 

 

皆様は、大切な人へどんなクリスマスプレゼントを用意したのでしょう。

 

また寒さが戻るようです。

私はこれから再びの再び、楽しいバラの植え替え作業です。

 

 

 

 

 

 

バラの植え替え~番外編

 

昨夜は季節外れの大雨。

寒くはないので、今朝は霧で真っ白です。 気をつけて通勤しなきゃね。

 

 

先日、山田ガーデンのすべての鉢バラを植え替えたことを記事にしました。

その時にちょっと嬉しかったものを番外編として書いておきます。

その前に、来年は11月の霜が降りない頃に植え替えるのが望ましい、ということも忘れずに書いておきます。 

 

 

まずはデンマーク ローズフォーエバー社のインフィニティローズ。

ミニバラよりも一回り大きなサイズのバラです。園芸店では、ミニバラコーナーに一緒に置かれていたりしますが、真っ直ぐ枝が伸びてかなり大きくなります。



f:id:y-garden:20161219185044j:image
7月29日の様子
 

根については全く期待していなかった。水やりもサボり気味で、バラと言うより、その他植物のひとつくらいにしか考えていませんでしたから。

鉢から抜く時も、土が乾いていて簡単に抜ける感触だったので、こりゃマズイかも…と。

 

 
f:id:y-garden:20161219150937j:image

ところがなんと!

白根がそこそこあって、結構いい具合。

ということは、他の鉢バラは水のやり過ぎだったのかしら?と思うほど。

根を洗い、同じ鉢に植え付けし、水をたっぷりと与えたら、鉢の重さが倍になりました(笑)

ミニバラのように4株まとめて1鉢となっているので、そろそろ株を分けた方がいいような気がします。

 


f:id:y-garden:20161219153318j:image
 

 

そしてお次は、何となく挿し木しておいた絞りのセンチメンタル。


f:id:y-garden:20161219152543j:image

ちゃんと根が出ていました!

ビニルポットから、プラスチック小ポットへ格上げです。嬉しい~


f:id:y-garden:20161219152927j:image

 

 

やっぱりバラは面白い。奥深いです。

虫との格闘、病気、植え替え、剪定…やらなきゃいけないことがたくさんあって、その時々は大変だけれども、反面、手を掛けただけの成果が判りやすいから。

手の掛け方がダメなこともあるのは、ちょっと脇に置いておいてね(笑)

 

 

バラは存在感が大きいので、どうしても庭では中心的な位置付けになってしまいます。

山田ガーデンは、バラを中心とした庭作りをしたいとは思っていなくて、他の植物の中にバラがある、そんな庭作りをしていく筈だったのに、鉢の数は増える一方。

あんなこんな派手なバラを5月の開花時期にどう調和させてまとめていくか、がこれからの向かうところとなりそうです。

ちなみに、今年選んだバラは地味目にしてみました(笑)

 

 

 

 

 

 

 

耐寒性のある植物を育てたい

 

冬の寂しい庭の様子を、やっと受け入れられるようになれました。

ガチガチに凍りついた寒い朝は、やっぱり目を背けたくなるけれど、落葉した木々にも目が慣れて、ざわざわと嫌な感じがしていた胸も落ち着いてきたように感じます。

今週は11月の暖かさだそうですしね。

 


f:id:y-garden:20161219194422j:image

ユーフォルビア アミグダロイデス パープレアが寒さでこんなヨレヨレ姿に。

葉も落葉してきてちょっと心配ですが、こんなにキレイな赤を見せてくれています。

これで冬越し出来なければ、残念だけれど山田ガーデンでは育てられません。

自力で冬越しできる強い宿根草でなければ。

 

 


f:id:y-garden:20161219204615j:image

ラスティセージ

2株共に上部は寒さでチリチリになってしまったので、短くカットしての冬越し。

腐葉土でマルチングしてあるし、株元からは新芽が出ているので大丈夫でしょう。

 

 

でもね、庭には寒さをじっと耐えている植物ばかりでなく、春の気配をいち早くキャッチしている植物もちゃんといます。


f:id:y-garden:20161220210043j:image

スノードロップ

 


f:id:y-garden:20161220180054j:image

スノーフレーク

随分と伸びたでしょう?

 

力強い芽から元気をもらいました。

生きてるって素敵だ。 

 

 

 

 

 

 

冬の窓辺は一等地

 

everything but the girl-"come on home" 

 

大好きなイギリスのアコースティックデュオ。80年代から活動しているこの2人は、夫婦なのかそうではないのか、未だによくわかりません。

 

この曲はクリスマスソングではないけれど、"あなたがいないと、寒くて、何もすることがないクリスマスのようにつまらない"という歌詞が出てきます。どれほどイギリスではクリスマスに重きを置いているかを感じ取ることができます。

サビのストリングスと鈴の音がクリスマスっぽい雰囲気で、この時期に聴きたくなる曲。

 

「どうかこの場所へ戻って来てください。」

ブログを始めたばかりの心細かった私に、初めてのコメントを付けてくださった、父のような存在のブロガー様へ贈ります。

 

 

 


f:id:y-garden:20161218192012j:image

 

居間の窓辺で冬越しさせている、斑入りのゼラニウムの新しい葉がどんどん広がり、徐々に大きくなってきました。

暖房のついていない、陽の当たらない部屋に置いていたら、下葉が落ちてきてしまって、慌てて暖かいこの場所を定位置にしました。

しかし、ゼラニウムは本当に寒さに弱い。

剪定を繰り返して、何十年もひとつの株を育て続けているお年寄りをよく見るけれど、ウチのゼラニウムはまだまだ心もとない感じです。

 

なぜか葉がマシュマロのように丸くなるのは、こういう品種なのでしょう。

無理やり逆側に押し戻し、葉を伸ばしてみたら、おかしなことになって、すごい違和感が。

 

 
f:id:y-garden:20161219083417j:image

とちおとめにも花芽が出ました。

いちごは温度管理が大切。とにかく暖かく、10℃を切らないようにした方がよい、とはいちご農家さんからのアドバイス。

 

1日でいいから、暖かい窓辺でゆっくり過ごしてみたい。 

私の身長も伸びるかも(笑)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

鉢バラ 冬の植え替え

 

完全に週末ガーデナーになってしまった山田ガーデンです。冬季限定です。

昨日朝のバケツの画。水がこんなに凍っておりました…


f:id:y-garden:20161217094603j:image

午前10時でこの状態よ 

 

 

陽が短くなり、庭作業ができないためブログ更新のペースを落としていますが、シーズンオフでも引き続き読んでいただけたら嬉しいです。

代わりに12月は、休みなく黙々と働きますよ!年が明けたら少し有給休暇を使って、DIYに勤しみたいな、と計画中。

 

 

さて、週末になり、数日頭の中でイメージトレーニングしてきたバラの植え替えをしました。

しかし土曜日は寒すぎた!鉢の土が凍りついていて、手が出せません。ヤル気だけが空回り。

やっと暖かくなってきたお昼頃から取り掛かることができました。

 

ラ フランスは、引っ越しの際に地植えされていたものを鉢上げして以来の植え替え。なんと3年振りです。ワクワクしますね~

あの頃は本当に影の薄い存在で、品種も判らず、家族の誰ひとりとして見向きもしなかったバラでした。

このバラと向き合わなかったら、私はバラの世界に足を踏み入れていなかったかも知れません。

 

 

 

f:id:y-garden:20161217094742j:image

少し葉が残っていますが、自然に落ちるまで今はそのままに。

2月の剪定では切り落としてしまうものだし、落葉しないなら、そのままつけておいても問題ではありません。

"冬に元気な葉をむしる"という、バラ界での常識的作業。私はちょっと理解できないんだよな…

 


f:id:y-garden:20161217132206j:image 

カタバミ生えてます

 

先日、2ちゃんねるのバラスレッドを読んでいて、「鉢にカタバミ生やすなよw」って一言が異常にウケました(笑)

うちのラ フランスのことか!と(笑)抜いても抜いても知らないうちに種が弾けて、生えてしまうんです。

2ちゃんねるは本当に品がない書き込みと言われていますが(失礼!)、バラスレッドは育てたからこその生の声が勉強になります。歯に衣を着せないだけあって、ある意味正直で清々しくも思えたり。

元気が出ない時はオススメ。嫌なことは笑い飛ばしちゃいましょう!

 


f:id:y-garden:20161218130555j:image

え!? こんなものが出てきた(泣)

 


f:id:y-garden:20161218130626j:image

洗って土を落とします

 


f:id:y-garden:20161218130726j:image
まずまずかな

 


f:id:y-garden:20161218130828j:image
完成

 

 

山田ガーデンの鉢バラは、HT(ハイブリッドティー:木立性)ばかり。樹高もさほどではないので、大鉢のラ フランス以外の植え替えは楽です。

 
f:id:y-garden:20161217124807j:image
ダブルデライトの鉢からは、根が出ていました。

丁寧に鉢底石を入れていた分、根の行きどころがなくなっていたのですね。

おまけに鉢底石の隙間からナメクジが入り込み、卵やら本体やらが現れて…(汗)入れる必要もなかったかな、と思いました。

今回、石は全部取り除き、バラの家の培養土を底までたっぷりと。


f:id:y-garden:20161217124337j:image
さくっと3兄弟、完了

総評、全体的に白根はあまり張っておらず、いい状態ではありませんでした。

鉢底石を取り除いたことで、根が張って、いい花が咲く…うまく育って欲しいものです。

 

 

 

 

 

 

 

ローズにそわそわ

 

f:id:y-garden:20161214205219j:image

ローズと呼ばれるもバラではない、クリスマスローズ

 

午前中だけですが、良く陽が当たって嬉しそう。

花芽も順調に大きくなっています。


 

毎年この時期にバラの品種を調べて、咲かせてみたい株の予約をしては植え付けてきました。1~2本のささやかな数です。

 

それでも毎年そう過ごしていたら、それは大晦日に紅白を必ず観るように、知らずと12月恒例行事のひとつになっていることに気付きました。

 

今年からそれがなくなるって寂しいねぇ…

1本や2本増えても、大した問題ではないんじゃない?

バラの魅力に引き込まれた皆さんは、こうしてバラを増やしてゆくのでしょう。

 

欲しい気持ちを押さえ込んで、悶々と過ごすなんてつまらないから。

毎日頑張っている自分へ、プレゼントしてもバチは当たらないはず。

なんて、つけなくてもいい理由をつけたりするのが自分でもウザい(笑)

貯まっていた楽天ポイントでさっさと注文しちゃいました!

 

週末は「バラの家」の培養土で、大鉢のHTラ フランスを筆頭に植え替えを始める予定です。

ラ フランスの植え替えは3年振り、引っ越し以来です。

大鉢なので毎年の植え替えはしません。重労働だからです。

鉢で管理するようになってから花も良く咲き、細いながらもベーサルシュートが出たりしているので、根がどうなっているか楽しみです。 

 

週末までもう少し。頑張ろう。 

 

 

 

 

冬の庭は腐葉土でマルチング


YouTube

 

アイリッシュな雰囲気のクリスマスソング。ほのぼのとしたMVです。是非最後までご覧くださいね。

クリスマスは優しい気持ちで過ごしたくなる、そんな曲です。もっと注目されてもいいと思うのだけれど。

 

 

仕事から帰って真っ暗な中で、庭全体にマルチングのための腐葉土を撒きまし

た。

もう何も見えない、写真も撮れない闇の中でひたすら黙々と腐葉土を撒く。自分が何のためにここまでやるのかすら解らなくなりながら。

反面、こんなにも没頭できることを嬉しく思いながら。

 



f:id:y-garden:20161212200925j:image

マーガレットの株元にも腐葉土を撒いておきました。

寒波はこれからです。

無事に冬を越せますように。

 

 

 

 

 

 

突然ですが「バラの家」へ

 

埼玉県にあるバラの専門店、その名も「バラの家」。

バラをネット通販で買おうと検索すると、必ず出てくる有名店です。

行ってみたいなぁとは思いながらも、いつも思っているだけでした。調べてみるとさほど遠くない、ということで、時期外れではありますが急遽行って来ました。

ほら、色々と週末は予定があったり、庭作業もやりたいし、ひとり勝手な行動もなかなか気が引けるわけです。これでも。

 

 


f:id:y-garden:20161211212534j:image

NHK出版 趣味の園芸より

 

 

園芸雑誌によく登場する、「ロサ・オリエンティス」のバラを交配して作り出している木村さんが経営しているお店です。

この冬はバラの苗を見送る予定にしていますが、もしもの為に、気になる品種を4種ピックアップして出掛けました。

 

ちょうどお店では「バラ塾」セミナーを開催しており、有島薫さんもいらっしゃいました。今年お顔を拝見したのは2度目!

 

私はセミナー目的ではないので、足早に人気のない所へ。

 

たくさんのバラ苗にテンションが上がります。

屋内のたくさんのバラにはまだ花がついていたので、何度もぐるぐると歩きながら香りを楽しんできました。

 

結論から言うと、バラ苗は買いませんでした。

ピックアップしていた品種はすべて店内に置いてありましたが、私が思っていたより樹高が低かったり、枝がしなやか過ぎたりと、イメージとは違っていたから。

ただ、実物の苗を自分の目で確かめられたことは本当に良かったです。あ、培養土だけは購入してきました。

せっかく行ったのだから、なんて気持ちでは、気軽に苗を手にできません。それが私の悪いところ、ただ欲しいものをポンと手に入れたらいいだけのことを考え過ぎてしまう。

他のバラと色は合うのか、樹高は?横張りは?…

楽しめる可能性を狭めているなぁ、と帰り道に考えてしまいました。

逆に、自分が欲しいと思っているバラのイメージがハッキリ解ったことは収穫だったのかも。そう思うことにしましょう。

 

 

 

 

 

寄せ植えは、今

 

先月あれこれと作った寄せ植え、今はどうしているでしょう?

作ったはいいけれど、愛でる時間はありません。朝はキンキンに凍りついていて見るのも辛いし、仕事帰りは真っ暗で。

こうなると水やりのタイミングも難しいです。

でも枯れていないところを見ると、日中はお日様を浴びて元気にしているのでしょう。

 




f:id:y-garden:20161210110300j:image

f:id:y-garden:20161210110242j:image

青いリメイク鉢のガーデンシクラメン

驚くほど寒さに強いです。これだけは常に安定していて、朝に見てもショックを受けません(笑)

買った時に咲いていた花は終わり、花数は少ないですが、上がってきた蕾が咲き出しています。

 

 


f:id:y-garden:20161210092246j:image 

白いパンジーは次々と溢れんばかりに咲いています。

寒いので花茎が伸びず、葉に埋もれるように咲いています。というか、葉がとても元気。

やっぱり、少し早い時期に植えつけた方が元気ですね。秋の暖かい陽射しで少しでも株を充実させておくと、寒さに負けない子になります。

早朝には花弁が寒さででろんとしていて、かなりのショックな姿になっています(笑)

 

 

 
f:id:y-garden:20161210110342j:image

先週慌てて植え付けた紫パンジーは、寒さに順応できていません。葉が小さく、色が悪いことから判ります。

これから葉がモリモリと元気になることもないでしょう…

 

 

冬のパンジー・ビオラは早めに植え付けするに限る!