山田ガーデン

花や葉から、種まきから球根から。心地よい庭を作り上げる喜び。庭作りから学ぼう。

強害雑草イタドリ



高台の終の棲家では、引越しさせたバラが咲き出しました。



ER デスデモーナです。昨年も山田ガーデンでは1番に咲きました。見えないところでは赤紫色のエブタイドも開花しています。
景色が変わったからか、何だか他所様のバラに見えてきます。私が世話してきたバラではないみたい…


雑草と戦う(戯れる)のはなかなかに久しぶり。あれ以来、ヤブガラシの芽を見つけたら、掘っては根を引っこ抜いています。
今も顔を出します。まだまだ太いものは地下にいるみたい。もういいか、と思えるまで抜き続けます。



問題は、ブドウだと思っていたあの太い幹。これが芽吹き出しましてね、どうもヤブガラシではないものだったのです。



手に負えなくなったら怖いから、とにかく抜かなくては、と足の踏み場もなくなるほど深く土を掘り返し、まるで工事現場のようになりました。
だってこの根茎は尋常じゃないよ。何も植えていない今しか抜くことはできないでしょう。



踏み固まった土を掘ること1時間半。まだ太いものは抜けていない。



しかしこの植物は一体何なのか?グーグルレンズで調べてみると、ブドウでもヤブガラシでもなかった!
検索結果はイタドリ、らしい。聞いたことのある名前です。薬草だし、美味しく食べられるみたいだけれど、あの根茎を見てしまうと残しておく気にはなれないかな。ヤブガラシが可愛く見えてくるもの。
頑張って抜くよ。でもヤブガラシと同じく、完全に根を取り去ることはできないだろうから、忘れた頃にまた生えてくるのでしょう。その時はもう素直に液体除草剤を使おうと思います。