山田ガーデン

花や葉から、種まきから球根から。心地よい庭を作り上げる喜び。庭作りから学ぼう。

昭和の板壁にタイル風シールを貼る


玄関のリフォームは続きます。ベニアの板壁はまだまだあるのです。


続いては階段状の壁部分。

ここはいろいろ悩みました。当初、買ってそのまま眠っているモザイクタイルを張ろうかと考えていたのですが、タイル張りって面積にピースがどれだけ収まるか計算しなきゃならないのです。張りたいスペースにピースがピッタリ収まらない場合は、ピースを半分に割ったりする必要が出てくるし、接着剤で張り付けてから目地剤を入れて…と考えると、私の場合、壁のパテ埋めくらい時間が掛かっちゃうんじゃないか?(笑)



一旦タイル張りはあきらめることにして、その代わりに選んだのがステッカータイプのシート。タイル張りのような見た目、でもカッターでカットできて施工が簡単。ちょっとチープながらも夢のような商品です(笑)
アルミシールなので、キッチンに貼っている方が多いみたいですね。

モザイクタイルの裏側がシール状になっている商品もあります。それでは目地はどうなる?いやいや、目地も付いているんですよ。しかし軽く予算オーバーです。
我が家はチープにいきます。



貼るには少々コツがいりそう。


1シートのサイズは約300✕300mm。計算しても絶対ぴったりにはならないだろうから、現場合わせで進めます。
カッターマットが見つからず、ニッセンの冊子を代用しての本当に計画性のない作業です。
ちまちまと作業しながら思いました。新築の家が高価なのは、プロの職人さんたちを集結させて作り上げるからだよなぁ、って。本当にすごいことですよ。



1枚目を貼るのは超緊張する!大丈夫、10枚セットだったから失敗しても代わりはいくらでもある。
何度もベリベリと剥がしては貼り直し、ようやくペタリ。



接着剤もいらないから楽チン。ただ変形面に貼るのは、やっぱり難しい!築古の家は微妙なズレがあり、まっすぐに見えてそうじゃなかったり、隙間があったりもするので、時間を掛けて何度も微調整カットを繰り返し、ベリベリ剥がしては貼り直しました。
シールの重なりも考えてカットしなきゃならないので、変形面に貼る場合はシートの使用枚数がかさみます。多目に買っておいて良かった。



そしてついに完成!3時間掛かりました。なかなかいいじゃないの。白ではなく控えめにグレーにしたのもよかった。



角度によっては光って見えて、本当のタイルみたい。タイルシール、おもしろいです。
繋ぎ目もほとんど目立ちません。30cm離れて見れば、モザイクタイルそのものです。おっと、私は目が悪いんだった(笑)
ゆくゆくは隙間にコーキング剤を入れる予定です。