午後にやっと晴れ間が出ました。
週末は雨の心配はなさそう。来週まではバラのアーチのブラッシュノアゼットにはビニール掛けはいらないでしょう。やっとゆっくりかわいい花を眺めることができます。
雨に当たるとこんな風に黄変して蕾が落ちるのです。開き始めた蕾はボーリングしてしまいます。ボーリングとは文字通りボールのように固くなって花弁が開かなくなってしまうこと。
やっぱりビニール覆い、やって良かったな。これだけで済んだもの。
久しぶりにゆっくり見る植物たちは、あちらこちらに小さな穴。おや、犯人が写っていますね。
あらあら、ハーブのボリジも穴だらけ。
ヒューケラの新葉が食べられているのを見るのは珍しい。
フロックスは虫に大人気。この後はコガネムシもやってきます。昨年は葉が食べられ過ぎて、花が咲けなかった種類もありました。
虫といえばルメックス。そのくらい毎年よく食べられています。ほうれん草みたいな柔らかさですから、美味しいのでしょうね。
これらの犯人は小さな小さな "はらぺこあおむし"。ハバチの幼虫の仕業です。虫嫌いな方も思わず笑顔になってしまいそうなほどちっちゃな子です。大きくなったらどんな虫に変身するのかな?
もちろん早期発見だから小さいんですがね…ふっふっふ…
今年は虫が多いように感じます。これはバラのディスタント ドラムスの葉に入り込んだハモグリバエ。葉の表皮と葉肉の間に入り込んで食害します。
内部を食べるので穴は空かないけれど、枯れたように汚くなってしまいます。去年はほとんどなかった被害です。
虫も必死、人間も必死。でも少しくらいなら許してあげられるかな。元は何もなかった、1から作り出した庭を、自然だと認めてもらえた感じがするから。