夏は、朝早いうちに庭作業を済ませれば楽。今までは間違いなくそうでした。
でも今年は違うような気がします。6時前から既にムシムシと暑い!ストローハットを被り、保冷剤をタオルに包んで首に巻きます。
そろそろギボウシ ゴールデンティアラの花もおしまいです。数ある山田ガーデンのギボウシの中で、1番花茎を上げてくる、元気な大株。花茎を潔く根元からカットして、静かな姿に戻します。
萎れて落ちた花がらが葉に貼り付いて、超汚い画…
毎日掃除することも出来ないので、この機会にひとつひとつ取り除きます。時間が掛かる作業ですが、このままではせっかくの美しい葉が台無しなので頑張ります。
賑やかだった姿が嘘のよう。
そして、カーポート脇の花壇にある大型のギボウシ ステンドグラスと共に掘り起こしました。
大きいステンドグラスは、花壇からはみ出していた葉がタイヤに踏まれて痛んでいます。
ビニル袋に入れられ、ワゴン車の荷室に乗せられたギボウシたち、揺られること1時間…
着いた先は、山田ガーデンの何倍もの広さのある妹の新居です。
大きくなったギボウシ達は、これからこの広い庭で育ってゆきます。そうです、早朝から花がらをカットし、葉をキレイに掃除したのは移植のため。好きなようにやってちょうだい、との妹の言葉に移植を決めました。
それにしても陽当たり最高な庭!広い庭!
桃の木の下の1区画だけを、汗をだらだら流しながら草むしりをして、植え付けました。
これは夕方の写真。超西日が当たるけれど、日中に日陰になる場所はここしかありません。
山田ガーデンでは大き過ぎたギボウシたちが小さく見えるほどです。そしてなぜだか、たくましくも見えます。
人工的に作った庭から自然に帰ったギボウシたち。ここにはコンクリートの囲いも、大きくなりすぎて困る、と嘆く人間もいません。
あなた達のことをよく解ってくれる人もいませんが(苦笑)、時間が経てばあなた達の魅力が解るはずです。だって私の妹ですから。
ギボウシ達の分身は、ちゃんと山田ガーデンに残してありますよ。小さく分けた株から再び育てます。
またすぐに、車を飛ばして会いに来るからね。