山田ガーデン

花や葉から、種まきから球根から。心地よい庭を作り上げる喜び。庭作りから学ぼう。

冬真っ只中の庭で

 

夕陽が沈む時間が遅くなりましたね。17時に仕事が終わって外へ出ると、まだ明るい。ちゃんと景色がカラーで判別できます。 

今日で1月は終わり、寒い冬も残り30日足らず。3月はたとえ寒くても、響きは春だから。

 

春までには欲しいミラーレス一眼レフ。買いたいモデルは決まっているのですが生産終了しているので、なかなか見つけられずにいます。それに、レンズ含めたセットで新品を買うお金は出せない。考えた結果、ネットオークションで、必要なものをバラで買い揃えることにしました。主婦は辛いわね…自分のことは後回しになる…しかも無い袖は振れない。工夫しながらやってゆくしかないのよ。

あまり新旧にこだわりはないので、誰かが使っていたものでも喜んで使えることが助かります。自分で言うのも可笑しいですが(笑)

この辺りは、中古ラテン車を乗り継いで培ったもの。手に入らない部品は中古で揃える、なんて日常茶飯事だったのですよ。

 


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クリスマスローズの花芽は緩み始め、枯れ葉に埋もれた山田ガーデンにも鮮やかな色がお目見えです。

 


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ほとんど放任なのに、咲こうとしてくれる。なんてたくましい姿でしょう。

宿根草にはパワーがあります。環境が合えば自分自身で力を蓄え、何年もかけて大きくなってゆきます。

これから庭作りを考えている方には、是非ともこのパワーを感じとって欲しい!

 


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こちらは庭で採取した種を蒔いた、一年草ヤグルマギクとオルラヤ。たまに液肥を与えています。

どちらも寒さには強く、先日あれだけの雪を被ったのにピンピンしています。 3月になったら、楽しみな植え付けですね。

それにしても、種を鉢にワッとばら蒔きすると、一斉にワッと芽が出て来て、押し合いへし合いしながら伸びるので、1粒ずつ蒔くより威勢がいい気がします。

 

 

 

 

 

 

 

 

エリゲロン ベビー

 

"人気ブログランキング" に作成した、チューリップに関するアンケートにお答え下さる皆様が増えてきて、とても嬉しいです。本当にありがとうございます。

2月中旬まで受付をしています。結果は必ずこのブログにてご報告しますので、どうぞご協力をいただけると嬉しいです。

ちなみに…アンケートにお答えいただいても、この山田ガーデンブログにはランキングを左右するinポイントは1ポイントも入りません。リンクさせていないからです。決してポイント稼ぎではございません!安心してご参加ください。


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山田ガーデンのチューリップ マンゴーチャームは、黄色からピンクが混ざり合い…美味しそうなマンゴーと桃のシャーベットのような色になります。

もうこんなに顔を出してしまって、超心配です。 腐葉土を掛けても掛けても出て来てしまうのですもの。

 

 


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ジギタリスの株も朝は凍りついていますが、日中は陽を浴びて暖かそう。

手前に写るカリカリな姿はエリゲロン。 

エリゲロンはこぼれ種でよく増えると聞いていましたが、本当に庭のあちこちでベビーが寒さに耐えています。

 

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手前に写る小さいベビー、間違いなくエリゲロンでしょう?

ウワサ通り、こりゃ増えそうだ…

 

 

 

 

 

傾いたローズマリー

 

冬なのに、こうして植物に関する記事をよく書き続けられるものだなぁと、自分でも感心します。何かしら、ある。

その何かしらの変化を見逃さないように、パンジーの花がらを積み、バラの芽を観察し、落ち葉をかき分けてみたり。

そして何かしら、起こる。いつも穏やかな訳ではありません。


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自然気象もそのひとつ。

半日陰はまだ雪が残っています。今朝も凍り付いた、もう雪とは言えなくなったような氷を片付けましたが、3月頃まで溶けずに残りそうな予感。来週また雪が降るとも予報が出ています。

 

 
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今日の主役は、駐車場脇に植えてある老木のローズマリーです。

山田ガーデンにはローズマリーが4本ありまして、1本の親木から挿し木で増やしました。そのうち2本を駐車スペース脇に植えています。

柵で囚われの身のようになってしまったのは、先日の雪が原因でして。というのも、このローズマリーの木はカーポートの端に植えてあるため、屋根の緩んだ雪が上から落ちてきて直撃!なんと前のめりに傾いてしまったのです。

 


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雪が落ちて来る場所だとは露知らず、植えてしまったからもう後の祭り。ローズマリーの枝は折れやすいので、雪が降る度に無惨な姿になっていくような気がします。

応急措置で主人が柵を作ってくれましたが、こんな閉じ込められたような姿じゃ、ローズマリーの良さが半減だわね。

 

 

 

David Foster : "winter games"

もうすぐ平壌冬季オリンピックが開幕します。未だに北朝鮮・韓国・日本はもめ続けていますが、どうなるんでしょう。

1988年のカルガリー冬季オリンピックのテーマ曲だったこの曲は、今でも古さを感じさせず、キラキラと眩しく反射する雪や、冷えた空気までもはっきり想像させてくれます。

ブラスロックで有名なバンドChicagoが人気低迷してしまったのをプロデュースして、見事に復活させたデビッド フォスター。逆に言えば、デビッド フォスター無しではシカゴの復活もなかったでしょう。

 

 

結局、ギャザリング教室にはキャンセルが出なかったようで、参加は出来ませんでした。最新の寄せ植え、勉強したかったなぁ。

まぁ仕方がありません。またの機会に申し込みしてみようと思っています。

 

 

 

 

 

 

 

球根というヤツは

 

球根なんて、ただ穴を掘って埋めれば咲くんでしょ、くらいの軽い気持ちでいたばかりに、蕾が現れなかったり、くねくねの細々だったりとお粗末な昨年の春の結果に衝撃を受けたことを思い出します。

 

球根の発芽と開花には、水分と気温が大きく関わっていることを身をもって知りました。

日中は仕事をしているため、朝の凍てつく時間に水遣りをする訳にもいかず、かといって夜にもできない。どうしようかと悩んでいるうちに気温がぐんぐん上がってしまったことが、蕾が出来なかった原因だと今でも考えています。

冬は水遣りの難しさを感じる季節。

 


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チューリップのウイルスも滅多にあるものじゃあない。だから今、土の中でじっとその時を待っているウチの球根には関係のないことだ、と思ってしまうのは、単なる過信でしかありません。

 

 

お正月明けに、ホームセンターで売れ残った原種系チューリップとアリウム、そしてスノードロップの球根を追加で植えました。スノードロップは網袋の中で芽を出しているものもありました。以前1球ずつあちこちに植えたことがありましたが、1年経つとどこに芽が出るのか忘れてしまってね(笑) 今回はまとめて植えました。

 

 

3カ月前から"人気ブログランキング" というサイトに、このブログを置いています。細々と書き綴っているだけのブログですので、少しでも見てくれる人が増えてくれたらな、と思って。

アンケートを作成できると知り、「何色のチューリップの球根を植えましたか?教えてください」とお題を立ててみたのですが、皆さん全く答えてくれないのですよ(笑)

同じ趣味を持っているのに仲良くなれる感じがしないのは、自分の位置を気にしてピリピリしている方の集まりだからなのでしょうか…

なかなか難しいね、人付き合いは。 

 

 

 

 

 

 

カッ、カッ、と聞こえたら〜ジョウビタキ

 

昨日は午前中に雪かきをして、午後から仕事に出掛けました。雪に埋まったクリスマスローズだけは、どうしても救出しておきたかったのです。そのままにしておくと固く凍り付いて重みを増し、取り除くことが出来なくなるからです。

それと寄せ植えに被った雪もはらっておきました。

 

ふわふわ雪と格闘中に、カッカッ、と鳴く声が。


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ジョウビタキのメスがすぐそこにやって来ていました。

木を固いもので叩いたような鳴き声なので、すぐ判ります。 比較的低い所に留まるのも特徴です。長い尾を上下に振る姿もかわいい。

雪が降ると、様々な野鳥が餌を探しにやってきます。

  

夕方には道路の雪はすっかり溶けていましたが、しばらくは寒い日が続きます。

 

 

 

 

 

 

 

全てが、もこもこ〜雪が降った!

 

「絶対に積もる」

「積もるワケないじゃん」

これは私と息子の会話。雪が降っても然程積もらない土地に住んでいるからか、どんなにニュースが騒ごうが、息子は半信半疑でいたようです。

予報通りの雪。子供たちは授業時間を切り上げて早目に帰宅したり、登校時間が遅くなったりと雪に翻弄される私たち。どれだけ雪慣れしていない土地か解るでしょう?

仕事が終わり駐車場へ向かうと、サラサラの雪で愛車はかまくらみたいにまんまるの姿になっていました。

 

庭作りを始めてから、こんなに雪が降ったのは初めてのことです。塀で囲んであるからか、吹き溜まりになってしまったみたい。深いところでは50cm位ありそう。


f:id:y-garden:20180123065400j:image 今朝6時半過ぎ。


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 ローズマリーだけが顔を出しています。細かい葉に雪が付きやすいからか、重くて枝がしなっています。ヤバい、折れそうよ。

 


f:id:y-garden:20180123074704j:image何とか判別できるカレックス



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全てが、もこもこ。

 

 

因みに山田ガーデン、凍り付いた雪道で転んで骨折したことがあります(笑)

皆さんは無理せずに、たまの雪景色を窓から楽しんでね。

 

 

 

 

 

 

 

 

大量の種の行方

 


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次々に花茎を伸ばすゼラニウム。あれからこんなに咲きました。

 

  


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どんな角度から見ても、


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素敵なのです。

 

逆に斑入りのものは全く花芽を付けず、葉ばかりが繁りまくっています。なんでかな。

 


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同じ窓辺に並ぶニンジンの芽は、すくすくと成長してレース葉を広げ、ニンジンらしくなってきました。4月になるまではこの小さなおうちで大きくなってもらいます。

これはお試しで年末に蒔いたものなので、袋に大量に残る種を3月に蒔く予定にしていますが、ばら蒔きすると、成長過程でおろ抜きする必要が出てきます。ちょっと勿体ないね。

1粒ずつ丁寧に蒔けばこうしてちゃんと育つけれど、1mmくらいしかない種を1粒ずつポットに蒔くとしたら、それも何百粒も…

山田ガーデンは "ニンジン畑" と名前を変えなきゃならなくなります。

 


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ニゲラもこんなに元気です。そろそろポット上げしますが、これも大量…

ポットが幾つ必要になるんでしょう。嬉しい悲鳴です。

 

関東地方、明日は雪の予報です!遂に来たよ~!

しかし私はこれから仕事に出るので、何も対策することは出来ません。鉢物を軒下へ避難させるくらいです。

何と言われても、たくさん積もったら、会社、休みます(笑)

 

 

 

 

 

 

 

梅が咲く

 


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朝早く、久しぶりに庭を見回ると、父の鉢植えの梅が咲いていました。

色のない庭に、温かなピンク色が、まるでそれだけが生きているかのように鮮やかで、眩しい。

 

早くに芽を出したチューリップが心配で、また腐葉土を掛けておいたのだけれど、再び顔を出していたので、もう何もしないことにしました。春が近づいているのですね。

 

私は明日からダブルワークが始まります。

しばらくは休みが週1日になり大変だけれど、終わる頃には春の香りが漂う季節になっているはず。

そしてその頃には私は一眼レフを手にしているはず!

 

 

 

 

 

 

 

寒くても頑張る子

 

毎朝、目を背けたくなるような光景が庭には広がっています。カチカチに凍る植物たち。セリンセのこぼれ種から発芽した芽には腐葉土と落ち葉をたっぷりと掛けたけれど、半分は寒さでしおれてしまいました。

久しぶりの雨降りは、やっぱり寒くて冷たい雨で、びゅーびゅーと暴風まで連れてきて、山田ガーデンは落ち葉だらけになりました。

その冷たい雨が夜には凍り付き、昨日の朝、県内では車のスリップ事故が300件も起こってしまったようです。

まだまだ寒さは続きますが、日の出が少しずつ早くなって来ているし、「寒さが緩む」と天気予報で聞けば、もう少しの辛抱だな、と思ったり。

 


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絶対に寒さにやられると予想していたのに、意外にも強いオキシペタラム ブルースターに驚いています。

米原産だから、こんなに頑張れる子だとはこれっぽっちも思っていませんでした。


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6月の様子

 何とも表現出来ないような美しい水色の花は、茎が長いので切り花としても人気で、結婚式のブーケにも良く使われているとか。

 

 
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朝は霜に当たって、ショッキングな姿になっているけれど、日中はこんなに元気な笑い顔。 

 

 

 

 

 

 

 

フォーカルポイントを作ろう~ミニトレリス作り直し

 

フォーカルポイント。庭の中で目を引き付ける重点的な場所。山田ガーデンにはあるかしら。

ソーラーの白い街灯風ライトは目立ちますが、その周りを何か工夫しているかと問われれば…言葉に詰まります(汗) バードバス周辺も同じく、フォーカスするにはちょっと弱い気が。

それはガーデンフォトコンテストの写真を撮っていた時に気付きました。どこを中心にして撮ったらいいものか分からない。ココが自慢!というフォーカルポイントがはっきりしていないからです。

 

レンガをわざとモルタルをたっぷりとはみ出して積んでみたい、カラフルなタイルを貼ってみたい…あーしたい、こーしたい、と漠然と頭の中では思い浮かんでも、実際行動に移すにはもっと煮詰めなきゃならないことばかり。そうこうしているうちに春が来てしまう…

取り敢えず、できることから。傾いたミニトレリスを手始めに作り直すことにしました。長い木材を積める車にしたことで、ストレスなく気軽に買い出しに行けるので嬉しいです!

 

 

2m × 15mm角の木材を2本使用します。

① それぞれを半分に切り、1mの長さ4本にします。  

② 4本のうちの3本を縦軸として使用します。残りの1本を適当に2つに切ります。(ここでの "適当" は程よく、の意味です)1本は少し長めにしましょう。


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これが出来上がりの形。縦軸を広げる幅はお好みで。

 

③ 横軸の上段に長めに切った木材、下段には短い木材ををセットします。

後はクロスする部分に釘を打って完成です。後ろ側から釘を打つと仕上がりがキレイですよ。

 


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ヨレヨレの以前の姿…これはこれで味があったかも(笑)


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以前より太い木材を使い、ブルーグレーの色を塗りました。しゃん、と立つ姿が気分まですっきりさせてくれます。かなり目立ちますね!

ただ、以前のようにクレマチスを絡ませるには木材の間隔が開きすぎているので、テグスなどで葉が絡みやすいように線を張る必要がありそうです。

 

 

The cranberriesのヴォーカル、ドロレスの訃報を知りました。アイルランド出身の歌い手やバンドは以外にも多く、そして個性的でもあります。ドロレスもまたその中の1人でした。バンドの紅一点であったこともカッコいい要素のひとつでした。

1度聴いたら忘れられないカリスマ性のある強い声から、細かなビブラートやファルセットまでもを紡ぎ出す、魔女でありながら天使でもあるような彼女の歌声に、私は20年前に魅了されました。

 

大切な記憶がまたひとつ、突然に消え去りました。

 

 

The Cranberries : "No need to argue"

貴女の歌声は永遠です。