山田ガーデン

花や葉から、種まきから球根から。心地よい庭を作り上げる喜び。庭作りから学ぼう。

イチゴと犬の関係は深い

 

主人がこう話し出しました。

「犬が長生きできるのは、イチゴのおかげらしい。」

日曜日の "林修の初耳学" という番組で、林先生に対して出された問題だったらしいのですが、犬の平均寿命は20年前と比べて8歳も延びているんですって。

もちろん、ドッグフードの質が上がったことが理由でしょうね。そのドッグフードに含まれているビタミン類の栄養素、実はイチゴから抽出しているらしいのです。

 


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犬の健康を脅かす病気。その第1位は歯周病。我が家の愛犬きなこも、山田家にやって来た頃、玩具のロープをかじると血が出たりしていたので、歯があまり丈夫ではないのだな、と気付きました。口の中をよく見てみると、あるはずの奥歯が抜けてしまったところがあるではありませんか!どおりでカリカリのドライフードを食べたがらないワケです。

ごはんには気を遣って、添加物の入っていないものをあげたいという私の意気込みは、きなこに合ったしっかり食べられるフードを選んであげること、に変わりました。今はセミドライタイプのフードにペディグリー缶詰のお肉をトッピングしています。痩せ気味だった体重は1kg増えました。

 

 

話を戻します。つまりイチゴから抽出したビタミンが、犬の歯周病予防に一役かっている。その結果、犬の平均寿命が延びているというスゴい効果が出ているそうなのです。

そして主人が言うのです。

私がイチゴ農園で働くことになったのは、きなこがその仕事を呼び連れてきたのだ、と ────。

山田ガーデンはこの手の話が大好きなので、きっとそうかも知れないな、きなこがそれを教えようとしたのだな、そう思うことにしました。

教えてくれた当の本人は、イチゴの匂いを嗅ぐだけで食べようとはしませんけれどね。

 


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じゃ、お昼寝の時間なので。

 

 

 

 

 

 

師走の庭

 

農園の休みと市場の休みがあるので、仕事は3連休。ピンと張りつめていた気持ちを緩めて、久しぶりに庭をゆっくり見渡します。

そんなにピリピリした職場じゃあないのよ。農園のご夫婦は適度に気の抜けた、気さくな方。好きな時に休憩していいからね、なんなら買い物もしてきていいわよ~と言ってくれます。

時間をきっちり決められた職場にいた山田ガーデン、自分では気付かないけれど、その流れが体に染み込んでいるみたい。「山田さんってせっかちなの?」と(笑)。

 


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12月になったというのに、今日も気温が15℃まで上がるみたい。なかなか寒くなりません。

チューリップの球根を植えるという大仕事が控えているのですけれど、暖かすぎて植える気にならなくて。

 


f:id:y-garden:20181201114225j:image土佐水木の紅葉が美しい

でももう12月。忙しくなる12月。やろう。球根は明日植えるぞ。



f:id:y-garden:20181201114720j:imageイソギクが咲きました

これで開花。花弁はありません。

 


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地味な菊ですが、何だかかわいい。葉の縁が白くパイピングしたように見えるところが、かわいらしさを更に引き立てています。昔はどこの家にも植えてあったけれど、最近は見かけなくなりましたね。

 


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黒竜の実。これも地味だけれどかわいい。

それにしても暖かい。庭にいても全然寒くないもの。

 


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山田ガーデンのイチゴたち。結構スゴくないですか? (自画自賛)

スーパーでくちゃくちゃの奇形イチゴが1パック290円で売っていたけれど、それよりもちゃんとしている。因みに、私の働いている農園では全部廃棄します。山田のお腹の中にね。

 

 

 

 

 

 

 

季節を丸ごと受けとめる

 

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いよいよ始動ですよ、クリスマスローズ。皆様のお庭ではどうでしょうか?

写真は黒色のシングル咲き。少し深植えにしてしまったので根腐れしやしないかと心配していましたが、元気に新しい葉が出て来てホッとしました。

 


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ポット苗たちも元気にしています。セリンセの本葉には独特の斑点が現れました。これ、最初見た時は、病気なのか?と焦りましたが、後に模様だと判ってホッとした覚えがあります。

霜除けに不織布を用意してありますが、出番はまだありません。本当に暖かい晩秋です。もう12月がそこまで来ているというのに。



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植えっぱなしの球根、既に芽を出しちゃってます。今年の冬は世界的に暖冬になるかも?なんてニュースも聞こえてきます。

寒いのは本当に辛くて嫌いですが、台風が多くなったり暑すぎたり、近頃の気候変化には恐ろしさすら感じるくらい。暖冬も何かしらに影響してくるかと思うと、喜んではいられません。



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パイナップルセージは寒さで葉が痛んできました。今まで元気にしていた夏の植物たちはそろそろ眠りへの準備に入ります。植え付ける時期が遅かったけれど、長期間咲いて山田ガーデンに彩りを加えてくれました。

 


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あんなにピンと美しかったコリウスも、もうおしまい。

でも数年前のように、枯れてしまうことに対しての悲しみはありません。季節の移り変わりを楽しむ。これが自然な姿。それをただ真正面から受けとめるだけです。

 

 




 

 

 

 

 

再就職先はイチゴ農園

 


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11月も下旬。朝晩は冷え込みが強くなってきましたが、日中は太陽が出て暖かいからかイチゴが元気です。ぽつぽつと甘くて嬉しい収穫もありますよ。

写真の奥に写っている赤いイチゴ、食べてみたら超甘かった!春の花後になるイチゴとは比べ物にならないくらいの甘さでした。

 


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イチゴ=ビニルハウスのイメージがありますが、路地でも全然大丈夫。真っ赤に紅葉する葉も美しく、-6℃の冬も乗り越えられます。逆に夏は涼しくなる所がオススメかな。

 

 

私の住む県はイチゴの栽培が盛んで、脱サラしてイチゴ農家に転身する、なんて話を聞いたりします。県から補助金が出るし、1年間農園でみっちり学ぶこともできるので、新規参入し易いのでしょう。

息子の学校生活も落ち着いてきたので、私も再び仕事をすることにしました。今日からイチゴ農園で働きます。植物に関係した仕事をしたい、それもどっぷり現場の。その希望が叶いました。

昨日農園を見学してきまして。小さな個人農園ですが、卸し先がちょっと特殊なのだそう。私の口には到底入らないような高級なイチゴを栽培しています。

勤務時間も希望を通してくださり、ありがたい限りです。そして山田ガーデンの主人も、最初は「もっと近くで働いた方がいい」と、首を縦に振ってくれなかったけれど、一緒に農園の場所を確認してOKを出してくれました。

 

面接の帰りに、園主さんが大きなプラスチックパックに山盛りのイチゴを持たせてくれたのです。見た事もないような大粒の深い赤色の宝石たち。紅葉した秋色の風景を見ながら家に着くまで、車内は甘い香りに包まれていて、とても幸せな気持ちでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

フェンスパネルでDIY

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格子扉です。

 

ホームセンターによくある格子のフェンス用パネル、実はあまり好きではないです。薄い板が格子状に留めてあるだけなので、数年で割れたり外れたりするのが目に見えているから。

 

 
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それでも今回はお財布の関係上、仕方なくこのパネルを使って扉をDIYしました。角材を柱として埋め込み、チョウバンでパネルを取り付けただけの簡単なものです。

 

この扉は愛犬きなこのため。山田ガーデンを自由に安全にリード無しで散策できるように設置しました。私が庭作業している間も、のんびりと外で過ごしてもらえたら、と思って。

走り回るほどの広さはないし、慎重派なので暴れまわることはないでしょう。多少植物が踏み倒されることはあるかも知れませんね(笑)。

 


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扉の作業をしていた間は、ベビー苗たちは敷地の外へ緊急避難させていました。ここがなかなかの良い場所で。遮る影がなく1日中陽が当たります。それから毎朝、この場所へトレーを置き、夕方には中へ移動させるようにしています。

 

 

今日は午後から新しい仕事の面接を受けに行きます。

やりたい仕事が見つかりました。頑張って行ってきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

夏越し~プリムラ ディスカバリング ストライプス

 

今年も可愛らしくて良い香りのするプリムラたちが園芸店へ並び出しました。色とりどりのプリムラたちは、見ているだけで元気になれそう!

 

探していたプリムラを発見し、大喜びしたのは昨年のことでした。

花が咲き終わった株は葉が青々としていますが、日本の暑い夏を乗り越えることは難しいので、日本では一年草の扱いをされています。


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プリムラは暑さに弱い。でも葉は青々としている。そこで春以降は、日陰になるロシアンオリーブの根元に仮植えしてみたところ、なんと暑い夏を乗り越えることができました。どうしても冬を越したらおしまいのイメージがあるプリムラですが、本来は多年草。涼しい場所で管理すればちゃんと命を維持することができるのですね。

以前は鉢植えのままで夏越しさせたことがありましたが、だんだん株が弱り、小さくなっていく姿を見るのは辛かった…最後には消えてしまいました。そこで今回は、日陰に地植えして夏を乗り越えようと挑戦してみたわけです。

 


f:id:y-garden:20181123103745j:image根の張りも申し分なし!

 


f:id:y-garden:20181123103153j:image掘り出して…

 


f:id:y-garden:20181123103206j:image鉢に植え付けました (いつも駄鉢でオシャレさの欠片もないけれど)

 

 

プリムラは安いので、毎年違った色を買い楽しむのもいいですが、こうして夏越しできた姿を見て、本来は多年草だということを自分の庭で知ることができたのは大きな収穫でした。

どうしても生きているものを割り切ることができないタチなので、もういいや、気に入らないから処分する~といったことは私にはできません。

キレイに咲いている花を買って来て期間限定で飾るだけがガーデニングではない。私はそう考えます。キレイに咲かせるのも重要だけれど、その為にはどんな作業が必要か、そもそも個々の植物がどんな性質を持っているのかを探ってゆくことの方に、私は重きを置いています。

 


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ビオラと一緒に植えてあるシロタエギクも、昨年寄せ植えに使ったものを手入れして、今年も再び活躍してもらっています。ちょっとくらい見映えが悪くてもいいじゃない。元気に育っている証拠だもの。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ついに木屑を発見〜ブラッシュ ノアゼット

 

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秋のバラがちらほら咲いています。咲くのは大抵決まった品種なので、驚きも然程ありませんが、やっぱり嬉しくなります。

 


f:id:y-garden:20181119121854j:image黒い黒い、ルイ14世

上品なベルベットのような美しさ。冷え込みからか、きゅっと締まった花が咲きました。

 


f:id:y-garden:20181119122149j:imageポンポン菊の中に咲くのは、センチメンタル

地植えにした今年はよく返り咲いてくれました。鉢植え時代、陽当たりが悪い所に置いていたからなんだけれどね。

本当に地植えにして良かったバラです。

 


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花盛りのポンポン菊には、ツマグロヒョウモンがやって来ました。

幼虫は山田ガーデンでも毎年見掛けます。トゲのある黒い幼虫で、赤のラインが縦に1本通っている毒々しい姿。こんなに素敵な蝶になるとは到底思えない幼虫です。山田ガーデンではツボスミレの葉がお気に入りのようで、むしゃむしゃ食べています。

 


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ブラッシュ ノアゼットは初冬まで花を咲かせる優秀なバラ。しかし、ちょっと問題が出てきました。

 


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落ち葉を掃除していたら、株元に木屑が出ていることに気付きました。そう、どうやらテッポウムシが入ってしまったようです。遂に来たか…という感じ。

このバラのすぐ側にイチジクの木があります。イチジクはカミキリムシを呼び寄せる木。"テッポウムシ" とはカミキリムシの幼虫の呼び名です。だから早かれ遅かれ、こういうことになるだろうとは思っていました。

 

木屑が出たということは、幼虫がバラの幹の内部を削って入り込んだ証拠で、バラを育てているガーデナーさんは皆恐れている被害のひとつです。

幹の内部を食べ尽くされれば、どんなに元気に咲いていたバラも枯死してしまうからです。

幹に怪しい小さな穴が見つかったので、針金を何度も何度も何度も突き刺しておきました。このまま2~3日様子見します。

 


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そうなると心配なのは新雪。こちらはかなりの巨木になりつつあるつるバラです。バークチップでマルチングしているからか、こちらは大丈夫でした。

早目に対策を施さなくては…

 

 

 

 

 

 

 

変わる農業高校

 

土曜日。暇をもて余した娘が「何か、庭作業ないの?」と言うので、残りのフェンネルの芽を一緒にビニルポットへ植え替えてもらいました。

これでフェンネルはさらに16ポット増え、その他のポットと合わせて92ポットにもなりました。

大量の種を全部蒔かずに、香辛料として料理に使えば良かったのだ、とCoCo壱番屋のスパイスカレーを食べながら気付きました…

 


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娘が受験生なので、最近は様々な高校受験のための説明会に参加しています。向かう先は決めているようですが、密かに農業系の学校へ進んでくれないかな~と思っています。押し付けることはしませんので、口には出しません。そっと心の中でだけね。

 

私の住む県では、数年前に学区が廃止となり、県内のどこの高校へでも進学出来るようになり、選択の幅が広がりました。

高校も合併や名称変更が進んでいます。

気付いたのは、農業高校が「◯◯農業高校」といった名前ではなくなっていること。大人になった今は何とも思いませんが、"農業高校" ってちょっとカッコ悪い感じがしたものです。表面でなんでも判断してしまう年頃でしたから。

 

説明会に参加して眼からウロコだったのは、普通科でも農業の授業が必須科目として組み込まれている学校があったこと。その学校は、普通高校と農業高校が合併してできた新しい高校なので、普通科もあり農業科もあります。

「せっかく農業科があるのだから、普通科にも農業を知ってもらって、興味を広げてもらいたい」と科にこだわらない方針を打ち出していました。普通科に入学したとしても、必須科目の農業に興味を持ったならば、その後も選択授業で農業を選んで学ぶことができると言うのです。

 

 

家が農家でない限り、15歳やそこらで「農業を学ぶぞ!」と決心する子供は少ない。ましてやこの時代、農家を継ぎたくないと思う子供が多いくらいなのだから。

それは私たち大人が、農業は自然の力を借りて命を育む素晴らしい仕事なのだと伝えて来なかったから。社会全体が利益ばかりを追いかけ、ついてこられない人間を死に追いやる方向に舵を切っているからだと私は思っています。

希望者が少ないならば、その枠外からやってきた人を取り込むことで、農業に目を向ける人がひとりでも増えて欲しい。

農業高校ならではの悩み。それを打開する策を打ち出した高校が、私にはとても魅力的に見えました。

 

 

「今は園芸が好きだから、そう思うんでしょ」完全に娘には見透かされています (笑)。

でもね、私も考えたことがあったのよ。授業でメロンを栽培したり、馬の世話をするなんて、面白そうだなって。

あの時、農業高校を選んでいたら、今とは違う人生があったのだろうな。まさに人生の岐路だね、高校受験は。

 

 

 

 

 

 

 

合計76ポット~赤ちゃん苗の移植

 

1カ月前に種を蒔いて発芽した苗が、先日までの暖かさでかなり成長しました。本葉も出てきたので、連結ポットからビニルポットに移植するにはいい頃です。

ぽかぽかと暖かい陽気の中、作業を始めました。

 


f:id:y-garden:20181115104812j:image連結ポットから抜いた図。後ろにぼんやり写っているのは、移植を終えたもの

 

これは一年草のセリンセ。芽が出なかった時のために、連結ポットの1区画に複数の種を蒔きましたので、全部発芽した現在、根が絡んでしまっているわけです。

優しく振って土を落とし、絡んだ根をほどいて1芽ずつビニルポットに植えます。焦らず落ち着いてやれば、細い根も切れることなく上手くほどけます。ほどけた時の嬉しさといったら、もう!

セリンセは発芽率が良いので、最初からビニルポットに1粒ずつ蒔いた方が楽だったね。

 

 

培養土を使いきってしまったので、ホームセンターへ買い出しに行き、仕切り直しです。

ビニルポットも足りなくなったので買い足しました。苗を買う度に、その入っていたポットをある程度ストックしていましたが、全く足りそうにない状況に。ちなみに100ポットで160円でした。安くて良かった。

 


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次は見るからに大変な状態のラークスパー。1区画に10芽くらい出ています。こんなに発芽率が良いとは想定外でした。

同じように土をフリフリ振り落としながら、少しずつ根をほどき、1芽ずつビニルポットへ移植してゆきます。

もしこの苗を園芸店で買うとしたら1ポット100円ですが、自分で採った種を蒔いて育てるとどうなのか。計算は別の機会に書きますが、ビニルポットと培養土を買っても、なんとたった7円で済むことが判りました!

 


f:id:y-garden:20181116113315j:imageこれはホンの一部

出来上がったのは、セリンセ20ポット、ラークスパー46ポット、フェンネル10ポット。

合計76ポット!どうしましょうかね(笑)

 

フェンネルに至っては1芽ずつ植えるのはしんどく、挙げ句まだ終わっていません。ラークスパーも最後はギブアップ…70芽は地植えにしてしまいました。

細いものは間引きすればいいのでしょうが、せっかく発芽したのだもの、処分するのは心苦しくて。

 

 

今回の移植で気付いたことは、大きな種は最初からビニルポットに1粒ずつ蒔いた方が良いこと。

細かい種は、区画の小さな連結ポットを用意して1粒ずつ蒔いた方が良いこと。

次回の種蒔きは、楽に効率的に作業出来るようにしたいと思います。

 

しかし76ポット。この狭い敷地でどう管理してゆこうかしら。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

剪定~フレンチラベンダー

 

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アメジストセージの中に佇むきなこを撮ろうとした途端に、あっちを向かれてしまった…まだまだ臆病なので、外へ出ると耳を立てて警戒しています。

 


f:id:y-garden:20181113101926j:imageお昼寝中

暖かい場所を選んでのんびり。家では耳を下げ、尻尾を振ってでろでろに喜ぶ姿も見せるように。もう何も心配はいりません。

 

 

さて、アメジストセージの紫色繋がりで、山田ガーデンのフレンチラベンダーの存在を思い出しました。春にしか咲かないので、存在感が薄いです(笑)


f:id:y-garden:20181114105650j:image 2018年5月の様子

枝が伸び過ぎると倒れます。少し倒れて動きがある姿が自然で好きですが、通路を塞いでしまうのが困りもの。

こちらも冬支度で剪定しておきます。にわか美容師、再び登場です。

 


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先日記事にしたロータスのように、ラベンダーも木化してゆきます。剪定は全く同じやり方。ちなみにローズマリーもラベンダーによく似ていますが、花が咲くのはこれからなので、今は剪定はしません。

ラベンダーも内側の細い枝は蒸れると枯れるので、取り除いておいた方が良いです。何事も風通し良く、が鉄則です。

 


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ちょこちょこ出ている新しい芽と芽の中間で切り戻します。

木化していくということは、それだけ時間が経っている古い枝だということ。思い切り切って新しい芽を伸ばしてあげることは、株全体の寿命を延ばすことにもなるのです。

 


f:id:y-garden:20181114122425j:image完成!

通路側は短めに剪定しました。もうちょっと切っても良かったかなぁ。この見極めがいつも悩むところです。