11月も下旬。朝晩は冷え込みが強くなってきましたが、日中は太陽が出て暖かいからかイチゴが元気です。ぽつぽつと甘くて嬉しい収穫もありますよ。
写真の奥に写っている赤いイチゴ、食べてみたら超甘かった!春の花後になるイチゴとは比べ物にならないくらいの甘さでした。
イチゴ=ビニルハウスのイメージがありますが、路地でも全然大丈夫。真っ赤に紅葉する葉も美しく、-6℃の冬も乗り越えられます。逆に夏は涼しくなる所がオススメかな。
私の住む県はイチゴの栽培が盛んで、脱サラしてイチゴ農家に転身する、なんて話を聞いたりします。県から補助金が出るし、1年間農園でみっちり学ぶこともできるので、新規参入し易いのでしょう。
息子の学校生活も落ち着いてきたので、私も再び仕事をすることにしました。今日からイチゴ農園で働きます。植物に関係した仕事をしたい、それもどっぷり現場の。その希望が叶いました。
昨日農園を見学してきまして。小さな個人農園ですが、卸し先がちょっと特殊なのだそう。私の口には到底入らないような高級なイチゴを栽培しています。
勤務時間も希望を通してくださり、ありがたい限りです。そして山田ガーデンの主人も、最初は「もっと近くで働いた方がいい」と、首を縦に振ってくれなかったけれど、一緒に農園の場所を確認してOKを出してくれました。
面接の帰りに、園主さんが大きなプラスチックパックに山盛りのイチゴを持たせてくれたのです。見た事もないような大粒の深い赤色の宝石たち。紅葉した秋色の風景を見ながら家に着くまで、車内は甘い香りに包まれていて、とても幸せな気持ちでした。