新たに植えた芽出し球根のクロッカスたちは、そういう品種だったのか花がとても小さく、何だか拍子抜けしてしまうほどでした。一回り大きなクロッカス ジャンヌダルク、この花に見慣れてしまうと、どんなクロッカスも小さく見えてしまうのかも知れません。
今年も美しい羽根のような花弁を広げました。僅かに入る紫色のラインが特徴です。いつの間にか私の中では、クロッカスと言えばこの花を思い描くようになりました。
新入りの芽出し球根たちは、まだ庭に馴染んではいませんが、年月を重ねて山田ガーデンになくてはならないひとつになってくれるでしょう。
こちらも芽出し球根のミニアイリス。芽がほんのりとグリーンに色付いてきています。
今年の3月11日は春の嵐。ちょうど卒業式と重なりました。卒業式は何度も経験していますが、それぞれに良さがあり思い出に残っています。特に今年は国歌斉唱がこんなにも感慨深かったことはありません。
それぞれの道へ羽ばたく子供たち。屈託のないたくさんの笑顔が眩しかった卒業式でした。
そして我が娘も、4月から農業高校生として羽ばたきます。クロッカスの真っ白な羽根をつけて。