山田ガーデン

花や葉から、種まきから球根から。心地よい庭を作り上げる喜び。庭作りから学ぼう。

梅雨時の庭作業


梅雨の時期はなぜかサッパリしたくなる。緑豊かな庭がある日突然、鬱蒼とした庭に見えてくる。それは決まってこの時期。
植物を切ったり抜いたり植え替えたりするにはいい頃です。


小輪つるバラの花がら切りが終わらない。ブラッシュノアゼットとバレリーナ。雨に打たれて写真よりヒドい状態になっているのに作業が進まないのは、大変だから、にほかならない(笑)。
バレリーナの花茎の細かなトゲは、指先から血がにじむくらい厄介だし、ブラッシュノアゼットは脚立に乗らないとハサミが届かない。かと言って高枝切りバサミを使うほどではない、中途半端な高さ。
今度の休みに全部やります…



よく増えて庭を占領する勢いのホトトギスとフジバカマ。根ごと引き抜いて本数を制限します。



これは別の場所のホトトギスを抜いたもの。根は短いがしかし、太い根を360°ぐるりと出してガッチリと株を固定しているから、混み合って増えているところなんかは抜くのに力がいったりする。
可哀想とか勿体ないとは思わなくていいの。また必ず増えるから。



散らばっていた下草のシャガやスイセンの球根もまとめて植え直したりして、できたスペースに鉢植えのダッチアイリスを植え込む。白花のダッチアイリスの球根は葉こそ出ているものの、腐りかけが多くて来年はきっとダメだろう。とりあえず植えておく。



銅葉のカンナの中に、ベンガルタイガーを植えてみた。地味な葉色に混ざって、派手なしましまがあったら楽しそうだから。




ホタルブクロなのに袋が破れとるやないか!と爆笑コメントを戴いたオクトパス。白色だったらスクイードイカ)という名前になるんだろうかね。


数日は夏日が続き、週末には関東地方も梅雨入りの予報。しばらくは切ったり抜いたり植えたりの体力作業が中心になる。地味な作業だけれど大切な作業。
いつだって庭作業は楽しい。