山田ガーデン

庭から、学ぼう。

静かな庭

山田ガーデンはひっそりと静まり返っています。

スズメの雛の鳴き声も聞こえなくなりました。最初に聞こえてから約2週間経っているし、無事に巣立ったのかと思っていたら、またしても悲しい姿を見つけてしまいました。

まだ柚の木の周りにはスズメが行ったり来たりを繰り返しています。ジュクジュク…と怒っているような警戒している声。

よく見かけるスズメでも、成鳥になれるのはほんの一握り。

自然の厳しさを昨年はアゲハ蝶から教えられ、今年はスズメから────。

 


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小さなガーデンダリアもギボウシの花も、ゼラニウムも、庭で咲いている花にハサミを入れ、愛犬の亡骸と一緒に埋めました。

手入れをして咲かせた花でも勿体ない気持ちは全くなく、逆にもっと切ってしまいたい気持ちにすらなりました。でも時間がなくて。咲いているもの全てを切るつもりでしたが、叶わなかった。

 

温かいコメントをお寄せくださりありがとうございました。返信ができなくてごめんなさい。 

あれからなんとなく、庭に出たいと思えなくなっています。

なんでしょう、急に庭に対する熱が冷めたような感じです。

気分を変えようとクローゼットの洋服を処分して、新しい洋服を買いに出掛けたりもしました。人混みが大嫌いな私には驚くべきことなのですよ。

庭には最低限の水遣りだけをしている日々です。ゆっくりと、また庭に気持ちが向くのを待ちます。

 

真っ先に開いたエキナセアは、偶然にもオレンジ色でした。 

今とっても大好きな色なのに、眩しすぎます。

 

 

 

 

 

 

 

愛犬の死

 


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この年にもなると、死に立ち会うことが増えてきます。案外私は、昔から慶事より身近だったようにも思えます。

我が家の愛犬が夜中に息を引き取りました。

6月ちょっと前から体調が悪化していましたが、敢えて記事には書いていませんでした。

体調が悪いことを事細かに書いたり、具合の悪い様子を写真に撮り、アップしたりすることには、ちょっと嫌悪感を持っています。

 

14年前。あの当時は黒いパグは珍しくて、よく犬種を訊ねられることが多かったなぁ。

鬱の母に笑顔が戻るように、と我が家に迎えた犬でした。

私の子供が成長してゆくにつれて自分の立場を主張するようになり、私が頻繁に叱っていたので、いつの間にか私との信頼関係はなくなっていました。

私に指1本触れられることすら、歯を剥き出しにして拒みましたから、相当なものです。

 

そんな犬でも、小さな体でありながら大きな存在だったのだなぁと改めて思います。

フローリングの床を歩く、ちょっと爪がカツカツと当たる音。それが聞こえてこないことが、こんなにも寂しいものだとは…

 

亡骸は庭の土佐水木の根元に埋葬します。 

黒パグを見かけたら、振り返ってしまう日々が、暫くは続きそう。

 

 

 

 

 

 

雨粒

 

文字どおり1日中雨降りだったおとといから一転、今朝も朝日が輝いています。

涼しくて気持ちのよい朝。しっとりと濡れた庭を写真に収めました。

 

 
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ユーフォルビア アミグダロイデス プルプレア

このこぼれ種は、なかなかの発芽率。

昨年は花がら("花"というには不思議過ぎる)をどこで切ったらいいものか悩みましたが、今年は迷いなく、バッサリ根元からいきました。

 


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ブラッシュ ノアゼット 

新芽が賑やか。

 


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ロータス ブリムストーンは細かい毛で覆われているため、水滴がコロコロと美しい。

 


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ギボウシ ブルーカデットは無事に移植できたようで、蕾が開きだしました。

水滴の中に映る、別の世界。

スマホカメラでもここまで撮れると嬉しいですね。

クリップタイプのマクロレンズを使用しました。

 


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ルドベキア ルビールビーが開花しました。

昨年購入した時よりずっと背が高くなりました。きっと背を抑える薬が効いていたのでしょう。

これが本来の姿。

 

 

 

 

 

 

ガーデンフォトコンテスト 結果発表

 

昨日は、行きつけの園芸店で行われていたガーデンフォトコンテストの結果発表日でした。

何だかもう遠い昔のことのような気がして、応募したことすら半分忘れておりました(笑)自分の中では整理つけちゃったもので。 

 


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エキナセア 

花弁が少しずつ伸びてきました。初めての開花は本当に楽しみ。

黄色の花が咲くのかしら?それともこれから赤くなるのか?根だけの状態で、真冬に購入しているので、全く判らない…

 

 

結果は、入賞することはできませんでした。

解っていました。解っていたけれど、現実を再び突きつけられたショックは大きいです。

 

気にするな、たかが1園芸店のイベントじゃないか。

どんなスタイルの庭が好きかなんて十人十色、それに順位をつけるのはナンセンスだ。

どれだけ世間に通用すると思っていたのか。

と、言い聞かせてみたりする。

ひとつ腑に落ちないのは、咲き誇る豪華なバラでないと入賞出来ないのか?ということ。

やっぱり花の女王はバラであって、その他は引き立て役でしかないのか、という解決しそうもないわだかまりが残りました。

 





 

 

 

季節外れのガーデンシクラメン

 


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鉢植えのガーデンシクラメンが、元気過ぎます。

少しでも涼めるように木陰に置いています。こんなに長く咲くものなのか?

長く咲いていていいものなのか?

シクラメンはしばらくぶりに育てているので、こっちが心配になってしまいます。

 

山田ガーデンを作り始めた頃は、「ありきたりの植物はつまらない!植えたくない!」という意識が強くて、ちょっとトガっていました。

しかし、巷には万人受けする植物が溢れているわけで。だったらよくある植物もうまく取り入れた庭を作ろうと方向転換したのは、ごく最近のこと。

色合いに気をつければ大人の庭が作れる、ということに気付いたのです。

そんな頃に買い求めたガーデンシクラメン、色はどんな植物にも合う白を選びました。だから暑くなってきた現在も、違和感なく山田ガーデンに溶け込んでいます。

 

いよいよ本格的な梅雨空がやってくるようで、晴れ間も本日までの予報です。

雨が当たらない場所へ、そっとお引越しさせましょう。 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最悪のオリーブ移植作業

 

とうとうこの日がやってきました。

話があってからこの日までが早かった…頭をフル回転して、庭のことばかり考えていました。いつものことだけど。

ある意味幸せな、濃い数日間だったと思います。


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植える場所は山田ガーデンの北側。

その外側は売り地になっており、何もないので、勢いよく風が庭を吹き抜けて困っていました。

 


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朝から掘りました。

掘っても掘っても砂利。おまけに向かいに住んでいる子供たちが邪魔をする…カレンジュラ、踏みつけられる。言ってもきかない。山田ガーデン父が一喝。

もう頼むから自分の家の庭を掘って遊んでくれ。

しかも、オリーブを掘り出す作業を仕切ったのも父。

記事の文面から、嫌な雰囲気が漂っていることでしょう。

そう、結果はお解りですね。最悪なことに太い根が切れてしまったのです。そして写真のように枝を切り落とさなくてはならなくなりました。

ジューンベリーは植える場所がないため、遠慮させてもらいました。

 

想像とはかけ離れた移植作業となってしまいました。

こんなに刈り込んだオリーブなんて欲しくなかったし。私にさせてくれた作業なんてなにひとつなかったもの。

もっと丁寧にやれば、こんなことにはならなかったでしょう。

これじゃあ根付くかどうかもわからないわ…

 

 

時間が経つに連れて、モヤモヤした気持ちが晴れてきました。

力仕事だから大変だろうと、父は率先して作業してくれたのだから、悪くは言えません。

それに、父は執念で根付かせる!と言っています。

私は、根付かなかったら執念でお金を出して、また植えます!(笑) 

 

 

 

 

 

 

 

 

移植三昧

 

昨日は13時過ぎから雷雨があり、夕方までずーっと雹が止んでは降り、の繰り返し!こんなに降ったのを見たのは初めてでした。

山田ガーデンは多少樹木の柔らかい枝が折れましたが、農家さんの作物の方が心配です。ビー玉くらいの大きさの氷が 、バタバタと降っていましたから!

 

 

 

ギボウシ ブルーカデットの移植

オリエンタルポピー ロイヤルウェディングの移植

・ワレモコウの移植

ムクゲの移植

・ラスティセージの移植

 

ざっくりと挙げただけで、山田ガーデンの移植必須がこんなにも。今日はいったい幾つできるか、朝からスコップを握り頑張ります。

 

 


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大きな株に成長したギボウシ ブルーカデット

スペースを譲っていただきます。 

花芽が上がっているので本来は移植しない方がいいのですが…ごめん!1本たりとも折らないと約束するから!


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微妙に日陰で、昨年花つきの悪かったラスティセージ

ブルーカデットの跡地に。

 

 


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考えて植えたものの、これまた思ったより陽当たりが悪かったオリエンタルポピー

やばい、かなり瀕死の状態…これもブルーカデットの跡地に移植しました。 

 

 

 

昨夜は布団の中で、ずっと庭のことを考えていました。 

オバちゃんのお宅にオリーブの下見に伺うと、なんとオリーブの木だけではありませんでした。ジューンベリーの木もあげるわよ、とおっしゃるオバちゃん。マジですか!

ジューンベリーは黄色の紅葉が美しく、4年前に引越した時は植えたい候補でもありました。

オリーブに比べて枝振りもなかなか、とても元気そうです。ただ、いかんせん大きい…

オリーブは花も咲かず、つまらない木よ、とオバちゃん。そんなこと言わないで~気持ちが揺らいでしまう~(笑)

実のことを考えると、オリーブは2種類の木を植えないと実がつかないけれど、ジューンベリーは1本で結実する。

オリーブは常緑、ジューンベリーは落葉しますが、黄色に紅葉する姿が美しい…

オリーブは1本立ち、ジューンベリーは3本立ち… 

もっと庭が広ければ良かったのにね。悩ましいですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

オリーブがやってくる

 

オリーブの木、もらってくれない?」

 

ご近所さんから提案されたのはおとといのこと。

"ご近所さん"とは、スタンダード仕立てのピエール ド ロンサールを作り上げた伝説のオバちゃん。あれからも工具をお借りしたり、発芽した苗の交換をしたりと、お付き合いは続いています。

以前はお隣さんでもさほどお話することはなかったのですが、区画整理の引越しを期に不思議とお喋りする機会が増えたのは、庭の様子がよく見える距離までお互いの家が離れたからでしょう。

そんなご近所さんのお宅の駐車場を拡げるため、オリーブの木を処分しなくてはならなくなり、山田ガーデンにお声を掛けて下さいました。

もちろん鉢物ではありません。3mはあるでしょう。

返事の猶予は3日間。

植える場所は決めました。

この機会に他の植物の移植も考えているので、ちょっと大掛かりな楽しい作業になりそうです。

 

 


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こぼれ種から発芽したラークスパー。美しい1輪のコバルトブルー。

 

 


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英名 : red currant : 房スグリ

キレイでしょう?今年は豊作です。きっと春先に実のつかない枝を切り落としたから。

せっかく実がなっても、奥まった場所にあるため収穫しにくいのが悩み。結構場所をとるのですよね、横に広がるから。

明日の朝、収穫しよう。

良い天気になりますように。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

梅雨空

 


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昨日は梅雨らしい、どんよりとした空模様の1日となりました。

もさもさと茂ったクリーピングタイムを引き抜いたり、バラの出開きの枝を剪定したり。

毎日庭に出ているのに、やることは山のようにあるから不思議です。

 


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フロックス ブラインドライオンに蕾が現れました。

黒い花(正確に言うとガク)なので、その辺りの葉も黒くなるようですね。

フロックスの葉の並びは、恐いくらいに規則正しい。 

黒葉のダリアも蕾が開き始めています。

 


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この色の並びがとても好きです。

左上にチラッと写り込んでいるジニアの苗は、3月に種を蒔いて窓辺で育てていたもの。

1本立ちで伸びてゆく姿を観て、これはおかしい、もしや?と思い、上部の芽をちょんと摘まみ取ると、脇芽が出てきてぐんぐんと成長してきました。知らなかったぁ~、ジニアは摘芯が必要だったなんて。勉強になりました。

しかし間に合うのかしらね。夏はすぐそこよ?

 

 

 

 

 

 

 

 

好き好きDIY

 

日曜日のNHK趣味の園芸」の庭の悩みを解決する企画がとても好きで、あれだけは見逃したくないなと思っています。

我が家には未だにHDレコーダーがありませんので、実際放送されたものの半分以上は見逃していますが、先日はちょうどその放送日だったのでテレビに釘付けになりました。

しかも、お助け人はイギリス人園芸家のマーク チャップマンさん!出版されている本を読んだことがあったため嬉しかったです。

 

なぜ山田ガーデンは、あの企画が好きなのか?

機能していない庭が生き返る工程がむちゃくちゃ楽しめるのです!

因みに、オンボロ車をレストアして新車のように生まれ変わらせるというイギリスのテレビ番組「クラシックカーディーラーズ(邦題)」も大好き。リフォーム番組も好き。手を加えてよみがえらせる事が、基本的に好きなのですね。

まず、現在の庭の紹介時に散々テレビに向かってダメ出しをします(笑)ブラックな山田ガーデンが出現。失礼があったらごめんなさいね。

「あ~、なんで花壇全体に同じ植物がいっぱい植えてあるんだろ?」

「花壇の土の上に植木鉢を並べるくらいなら、地植えにすりゃいいのに」

「いやいや、そこを石で囲んだらダメだって…」

といったことを、ひとり喋りまくります。

喋りまくりながら私ならこうするな、と考え、お助け人はその庭に、どう息を吹き込んだのかが1番の見所。

「おおぉ、やっぱり鉢物は地植えにするよね!」

「日陰にはギボウシが最高だよね~」

そして、まるで自分の仕事のように喜び、30分はあっという間に過ぎ去ります。

そして思うのです。自分で作り上げたらもっと面白いのにな、って。 

 

 

 
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柚の木のたもと、ルドベキアの蕾たち

この株は確か黒みがかった赤い色。

植栽が進み、昨年に比べて咲く花が増えて、楽しみも増えていきます。

 

 

 

こんな庭を作りたいな、とイメージが固まったら、恐がらずに自分でやってみる。

失敗しても幾らでもやり直すことはできるのだから。

自分の手で作り上げるって、無心で時間を忘れて没頭できる。すごく楽しいことを知って欲しいと思うのです。

家を建てるには定規と鉛筆が必要だけれど、庭作りは構える必要はないのです。 

山田ガーデンのウッドフェンスは、強度不足で1度半壊していますからね(笑)

もう恐いものなんてありませんよ。