山田ガーデン

花や葉から、種まきから球根から。心地よい庭を作り上げる喜び。庭作りから学ぼう。

移植三昧

 

昨日は13時過ぎから雷雨があり、夕方までずーっと雹が止んでは降り、の繰り返し!こんなに降ったのを見たのは初めてでした。

山田ガーデンは多少樹木の柔らかい枝が折れましたが、農家さんの作物の方が心配です。ビー玉くらいの大きさの氷が 、バタバタと降っていましたから!

 

 

 

ギボウシ ブルーカデットの移植

オリエンタルポピー ロイヤルウェディングの移植

・ワレモコウの移植

ムクゲの移植

・ラスティセージの移植

 

ざっくりと挙げただけで、山田ガーデンの移植必須がこんなにも。今日はいったい幾つできるか、朝からスコップを握り頑張ります。

 

 


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大きな株に成長したギボウシ ブルーカデット

スペースを譲っていただきます。 

花芽が上がっているので本来は移植しない方がいいのですが…ごめん!1本たりとも折らないと約束するから!


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微妙に日陰で、昨年花つきの悪かったラスティセージ

ブルーカデットの跡地に。

 

 


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考えて植えたものの、これまた思ったより陽当たりが悪かったオリエンタルポピー

やばい、かなり瀕死の状態…これもブルーカデットの跡地に移植しました。 

 

 

 

昨夜は布団の中で、ずっと庭のことを考えていました。 

オバちゃんのお宅にオリーブの下見に伺うと、なんとオリーブの木だけではありませんでした。ジューンベリーの木もあげるわよ、とおっしゃるオバちゃん。マジですか!

ジューンベリーは黄色の紅葉が美しく、4年前に引越した時は植えたい候補でもありました。

オリーブに比べて枝振りもなかなか、とても元気そうです。ただ、いかんせん大きい…

オリーブは花も咲かず、つまらない木よ、とオバちゃん。そんなこと言わないで~気持ちが揺らいでしまう~(笑)

実のことを考えると、オリーブは2種類の木を植えないと実がつかないけれど、ジューンベリーは1本で結実する。

オリーブは常緑、ジューンベリーは落葉しますが、黄色に紅葉する姿が美しい…

オリーブは1本立ち、ジューンベリーは3本立ち… 

もっと庭が広ければ良かったのにね。悩ましいですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

オリーブがやってくる

 

オリーブの木、もらってくれない?」

 

ご近所さんから提案されたのはおとといのこと。

"ご近所さん"とは、スタンダード仕立てのピエール ド ロンサールを作り上げた伝説のオバちゃん。あれからも工具をお借りしたり、発芽した苗の交換をしたりと、お付き合いは続いています。

以前はお隣さんでもさほどお話することはなかったのですが、区画整理の引越しを期に不思議とお喋りする機会が増えたのは、庭の様子がよく見える距離までお互いの家が離れたからでしょう。

そんなご近所さんのお宅の駐車場を拡げるため、オリーブの木を処分しなくてはならなくなり、山田ガーデンにお声を掛けて下さいました。

もちろん鉢物ではありません。3mはあるでしょう。

返事の猶予は3日間。

植える場所は決めました。

この機会に他の植物の移植も考えているので、ちょっと大掛かりな楽しい作業になりそうです。

 

 


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こぼれ種から発芽したラークスパー。美しい1輪のコバルトブルー。

 

 


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英名 : red currant : 房スグリ

キレイでしょう?今年は豊作です。きっと春先に実のつかない枝を切り落としたから。

せっかく実がなっても、奥まった場所にあるため収穫しにくいのが悩み。結構場所をとるのですよね、横に広がるから。

明日の朝、収穫しよう。

良い天気になりますように。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

梅雨空

 


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昨日は梅雨らしい、どんよりとした空模様の1日となりました。

もさもさと茂ったクリーピングタイムを引き抜いたり、バラの出開きの枝を剪定したり。

毎日庭に出ているのに、やることは山のようにあるから不思議です。

 


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フロックス ブラインドライオンに蕾が現れました。

黒い花(正確に言うとガク)なので、その辺りの葉も黒くなるようですね。

フロックスの葉の並びは、恐いくらいに規則正しい。 

黒葉のダリアも蕾が開き始めています。

 


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この色の並びがとても好きです。

左上にチラッと写り込んでいるジニアの苗は、3月に種を蒔いて窓辺で育てていたもの。

1本立ちで伸びてゆく姿を観て、これはおかしい、もしや?と思い、上部の芽をちょんと摘まみ取ると、脇芽が出てきてぐんぐんと成長してきました。知らなかったぁ~、ジニアは摘芯が必要だったなんて。勉強になりました。

しかし間に合うのかしらね。夏はすぐそこよ?

 

 

 

 

 

 

 

 

好き好きDIY

 

日曜日のNHK趣味の園芸」の庭の悩みを解決する企画がとても好きで、あれだけは見逃したくないなと思っています。

我が家には未だにHDレコーダーがありませんので、実際放送されたものの半分以上は見逃していますが、先日はちょうどその放送日だったのでテレビに釘付けになりました。

しかも、お助け人はイギリス人園芸家のマーク チャップマンさん!出版されている本を読んだことがあったため嬉しかったです。

 

なぜ山田ガーデンは、あの企画が好きなのか?

機能していない庭が生き返る工程がむちゃくちゃ楽しめるのです!

因みに、オンボロ車をレストアして新車のように生まれ変わらせるというイギリスのテレビ番組「クラシックカーディーラーズ(邦題)」も大好き。リフォーム番組も好き。手を加えてよみがえらせる事が、基本的に好きなのですね。

まず、現在の庭の紹介時に散々テレビに向かってダメ出しをします(笑)ブラックな山田ガーデンが出現。失礼があったらごめんなさいね。

「あ~、なんで花壇全体に同じ植物がいっぱい植えてあるんだろ?」

「花壇の土の上に植木鉢を並べるくらいなら、地植えにすりゃいいのに」

「いやいや、そこを石で囲んだらダメだって…」

といったことを、ひとり喋りまくります。

喋りまくりながら私ならこうするな、と考え、お助け人はその庭に、どう息を吹き込んだのかが1番の見所。

「おおぉ、やっぱり鉢物は地植えにするよね!」

「日陰にはギボウシが最高だよね~」

そして、まるで自分の仕事のように喜び、30分はあっという間に過ぎ去ります。

そして思うのです。自分で作り上げたらもっと面白いのにな、って。 

 

 

 
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柚の木のたもと、ルドベキアの蕾たち

この株は確か黒みがかった赤い色。

植栽が進み、昨年に比べて咲く花が増えて、楽しみも増えていきます。

 

 

 

こんな庭を作りたいな、とイメージが固まったら、恐がらずに自分でやってみる。

失敗しても幾らでもやり直すことはできるのだから。

自分の手で作り上げるって、無心で時間を忘れて没頭できる。すごく楽しいことを知って欲しいと思うのです。

家を建てるには定規と鉛筆が必要だけれど、庭作りは構える必要はないのです。 

山田ガーデンのウッドフェンスは、強度不足で1度半壊していますからね(笑)

もう恐いものなんてありませんよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

小路づくり

 

有言実行。

ロシアンオリーブことホソバグミの脇のデッドスペースに、レンガで小路を作ります。 

ロシアンオリーブを剪定したので、陽の当たる貴重な場所になりました。

小路を作ることで、きちんとした植栽スペースを確保。もうデッドスペースにはいたしません!

土を浅く掘って、レンガを半分埋め込みます。

雑草を抜きながらの作業で、1時間半。ちょっと時間が掛かりましたね。


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スズメの雛の小さな鳴き声を聞きながら、朝から植栽。

静かな休日の朝が大好きです。


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冬の寄せ植えで使っていたワイヤープランツ

今度はこの場所で活躍してもらいます。

 

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巨大アザミのカルドンは直根のため、移植出来ません。タンポポと同じと思ってもらうと解りやすいですね。

その奥に、日陰で小さかったエキナセアを移植。


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ガスターシェ サン 

オレンジと迷いましたが、黄色をチョイス。

まだ根が張っていないので、水遣りが欠かせません。

 

 


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こんなに楽しめる趣味があって、つくづく幸せだと感じた作業でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

夏日の予感

 


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陽の当たるウッドフェンス周辺、8時半の時点でなんと35℃もあります。

夏日の予感、雷雨の予感。

山田ガーデンのメキシカンハットが無事に開花しました。

柚の木のバードハウスではスズメが孵化し、小さな鳴き声が聞こえてきます。

 


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カレンジュラが元気いっぱい。

この奥の一帯を作り直します。

今朝は6時半からローズマリーを剪定したり、クレマチスやペンステモンを切り戻したり、ミレットのポット苗を植えたり。

大丈夫、私も元気いっぱいです!

くよくよしていたら、この休日がもったいない。

 

さて、レンガの調達に行かなくちゃ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

太刀打ちできぬ

 

先日応募した、行きつけの園芸店のガーデンフォトコンテストの全ての応募作品が店内に飾られる、ということで、仕事帰りに見に行ってきました。

怖いもの見たさで(笑)本当は見たい気持ちと見たくない気持ちが半々で、頭の中はぐちゃぐちゃでした。

今年は15作品くらいのお庭の写真が飾られていました。そしてどれもが雑誌に載っているようなステキな写真ばかり!

これから約10日間、お客さんの投票とお店のスタッフの点数で入賞作品が決まります。

山田ガーデンはもう、満足しきっておりますですよ。参加できただけで楽しかった!

まだまだ改良していかなきゃならない部分もわかったし、私の庭なんて太刀打ちできないほど、センスのある人がたくさんいることも。

それでもここは私の庭。

私が幸せな気持ちになれることが1番。

 

 

そしてなんだか訳のわからないうちに、手には植物の入ったビニル袋…何か買わなきゃ気持ちが落ち着かなかったんですね(笑)

どんだけ小心者なんだろう…


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カレックス キウイ 

ブロンズカールの隣に朝から植えました。

まさにみずみずしいキウイ色。ブロンズカールは皮の色。

 


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ちくしょーッ!頑張るぞー!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

雨とブルースター

ほぅ、梅雨入りしたんですか。

毎日の水遣りが楽になりますな(笑)こんなことでも言ってなければ気持ちが落ちます。

雨が降ろうがなんだろうが、庭好きは変わらない。何か楽しいことを見つけなきゃ。

 


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オキシペタラム ブルースターがポツリポツリと開花し始めています。

ピンク色の蕾が開くと水色に変化します。開き始めは、まだピンク色がのっていますね。

この花、南米原産なんですって。

 

昨日運転中のカーラジオから、切り花のバラについて面白い話が流れてきました。

現在、日本に輸入されている切り花のバラ。さぁ何処の国からの輸入量が多いでしょうか?

 

チクタクチクタク、チクタクチクタク…はい時間切れ~。

 

韓国やオランダからの輸入は一昔前の話。現在は、なんとエチオピアがシェアの45%を占めているんだそう。

温度管理の徹底と品種改良の成果で、現在は花が3週間ももつんですって。

エチオピアというと貧困で苦しんでいるイメージがある国ですが、こうして頑張っているのですね。

 

その隣には、もしかしたら消えてしまったかも、と思っていたアスチルベ


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昨年、買おうかどうしようか散々悩んで、結局ピンクを植えたのでした。

全く株が大きくなっていない。むしろ小さくなっている気すらします(汗)

アスチルベは東アジア・北アメリカ原産。そしてドイツで品種改良され、現在の姿になったそうです。

 

 

遠い国に思いを馳せてみる。

庭の植物から、いろんな国が見えてきます。

山田ガーデンのバラだけでも、ドイツ・アメリカ・フランスにイギリス…と多国籍。北関東のとある小さなひとつの庭に、こんなに外国の植物が集まっているなんて、なんだか不思議なことだなぁと思ってみたり。

そうそう、来冬に久しぶりにフランスに行きたいと話したら、テロが心配だから行かない方がいいと皆に止められてしまいました。

行きたい今に行かなくて、いつ行けというの?

それで命を落としても、私は幸せな気持ちで天に昇って行けるはずなんだけどなぁ。

 

 

 

Madonna / rain 

雨には雨を。若かりし頃の教授にもご注目ください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

雨の季節がすぐそこに

 


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夏花のジニアが眩しい輝き。

からっとした暑さも本日までの予報。今週半ばからは雨になるようです。

いよいよ来ますね、例の季節が。

 

 
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雨に濡れて蕾が変色しながらも、天気は良いので花弁を開くことができている、オールドローズのブラッシュ ノアゼット。

これはこれで素敵な姿だと思うのです。

最近、散り際や傷んだものが素敵だと感じるようになりました。完璧な形より自然ではかなげで…

ヤバい、私も散り際なんじゃないだろうか(笑)

 

 

今年は早めにナメクジ駆除剤を撒いておいたため、被害がとても少ないです。

この調子で雨季を乗り越えたいものです。

週末はロシアンオリーブを剪定したり、バラやフレンチラベンダーを切り戻したり、ノースポールを抜き取ったりとサッパリさせました。いつ梅雨入りしても慌てないように先回りして動いています。

 

フレンチラベンダーを切り戻した際、葉茎がとても良い香りだったので、捨てる手を戻し、ネットに入れて湯船へ。

お湯がほんのりラベンダーの香りに!もみもみすると掌が良い香り。しばらくお湯に浮かべていても葉の香りが飛ばないのには驚きました。

是非おためしあれ。

 

ロシアンオリーブはサッパリと坊主に近い状態にまで剪定したので、秋の実は見られなさそう。

いつかは短く剪定しなければいけなかったので仕方がありません。 成長が早いんだもん。

ただ、予告なしに主人に切られてしまったので、いささかショックでしたよ…


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幸か不幸か、再びタタミ1畳分のスペースが顔を出しました。

ここはどうしてもうまく使うことが出来ないデッドスペース。昨年植え付けた巨大アザミのカルドンが1株鎮座しているのみ。

いつまでも使えない場所にしておくのはもったいないので、近々思いきって、レンガで小路を作る予定です。

次の週末に、間に合うかしら。

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 

バードハウスに再びお客様

 

嬉しい休日の週末。

部活の大会に出掛ける娘にお弁当を作り、庭に出ます。

 

 

先日の夜中の雷雨で、ほとんどのバラは散ってしまいました。小輪のブラッシュ ノアゼットとバレリーナはまだ咲いています。

昨年同時期のブログを読み返して笑ってしまった。ブラッシュ ノアゼットの蕾が雨で開かない~!と 、今と全く同じことを言っていたから。進歩していないじゃないか。

 


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ピエール ド ロンサールの最後の一輪です。

濃いピンク色が抜けて、もったりとしたバタークリームのようでこれまた素敵。

やっぱり山田ガーデンは、ブランピエールの方が好きみたい。 

 

 

 
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不思議なニゲラ

マクロレンズで遊んでみる。 

 

 


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楽しみなのは、 ラティビダ レッドミジェットのとんがり帽子。

その見た目から、"メキシカンハット"とも呼ばれています。

 

 


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山田ガーデンはすっかりガザニアのファンに。 

陽の当たる場所に植え替えたら、これでもかと咲いてくれます。昨年半日陰に植えていたのであまり良さを感じなかったけれど、色合いに気を付ければ、大人の庭にも充分使えます。

 

 

そうそう、柚の木のバードハウスに、スズメがまた出入りしています。

先日のご夫婦とは別のカップルのよう。山田ガーデンの気配で、すぐに逃げてしまいます。

せっせと柔らかい枯れ草を運び込んで、リフォーム中。

幸せな気持ちが、再び 。