春に蒔く種をね、やっぱり買いました。
大阪の国華園さんへ注文。昨年に引き続き、またお世話になります。
ただ、秋蒔きを欲張って頑張り過ぎたので、今回は少な目に。
しかもシブく穀物系で。
イネ科の植物はどんな庭にも合うし、インパクトの強いエキナセアも程よく中和してくれそうです。
特にこのミレット、海外のガーデンで使われている素敵な画像をネットで見ていたので、見つけた時は嬉しかった!
10粒で490円と少し高めのお値段です。
1粒50円…園芸店で発芽させるとしたら、1ポットあたりどのくらいの値段で売るのかしら。
ここから空想"山田園芸店"のはじまりです。
■ビニルポット代:大量仕入れしたとして5円と仮定。
■土代:ホームセンターでよく目にする大袋を使うと仮定して、10kg500円。1kg50円だから、1ポット200gで10円。
■水代:よく分からないなぁ…50円にしておく。
1ポットの原価は65円+種50円=115円になりました。
ちょっと珍しい品種なので、お客様への売値は300円にしましょうか。利益は185円。
10粒全てがうまく育ったとすると、10ポットで原価1,150円。売値3,000円として利益が1,850円。
全ての種がうまく育つとは限りませんから、種の損失額が出るでしょう。
数を売らなければほとんど儲けはないですね(汗)
種を買う度に、こうやって原価計算をしてみます。
自家栽培をしている園芸店は、値段の高い種・安い種、発芽率の良いもの・悪いもの…組み合わせながら、常に育て続けるのですね。
「わぁ、芽が出た~かわいいわぁ~」
と、いつまでも眺めているわけにもいかないだろうし、土を被せる量を間違えて芽が出ず全滅、なんて死活問題になっちゃう(笑)
もっと経験を積もう。
今はとことん楽しみながら。