山田ガーデン

花や葉から、種まきから球根から。心地よい庭を作り上げる喜び。庭作りから学ぼう。

またもやコガネムシに泣かされる〜ER チャールズ ダーウィン


またしても、こんなタイトルです。バラを元気の良い状態で夏越しさせることのできない山田ガーデンです。結局マメな薬剤散布なんてできやしない。仕事で忙しいから、雨が降る予報だから、気温が高すぎるから。なんだかんだと理由をつけている間に、バラはあっという間に黒点病で葉を落とし出す…
バラを育てるのは難しいという概念を打ち砕きたかったけれど、今は打ちのめされている、といったところ(笑)。

イングリッシュローズの生みの親であるデビッドさんが亡くなったのを知り、2019年の年明けに迎え入れたバラがあります。ER チャールズ ダーウィンです。

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2020年5月の開花 品があって美しい、のひとこと。

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夏を過ぎて新しい葉を出してきたのも束の間、10月の長雨にバラバラと葉を落とし、それから動きがなくなりました。
これは手を入れないと…と鉢の中いっぱいに生えたスミレを抜いたら、土がフワッとした感触…スミレの根がするっと楽に抜けたのです。あ、これはヤバイやつだ、と瞬時に分かりました。


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枝は黒く、シワシワに枯れています。


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継ぎ目を持って引き抜くと、想像どおりの幼虫が出てきました。くるんと丸まったコガネムシの幼虫は、1円玉くらいの大きなヤツ!全部で12匹。こんなにたくさんの幼虫が土の中で動き回っているんだもの、土だってフカフカになっちゃうはずだよ。



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そう、あれは3年前。どうも芽の動きがないアブラハム ダービーの鉢の中も、コガネムシの幼虫だらけでした。でも復活してくれた。


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白根はありません。すべて食べ尽くされました。


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鉢をサイズダウンして植え直し、枝はすべて短く剪定しました。なぜ鉢を小さいものにサイズダウンするのか、それは根っこが少ないのに大きな鉢に植えていたら、鉢の中の水分が多すぎてしまうからです。スミレも一緒に植え替えたのは、ちょっとした遊び心(笑)。もしくは現実逃避とも言います(笑)。
そしてすぐに車を走らせ、オルトランを買いに行きましたとさ。それも値段の高い、青い袋のDXをね!


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HT マルシェルブも調子が悪く、鉢から抜いてみたら、こちらも白根がなくなったところから復活中のような状態だったので、同じように鉢をサイズダウンしました。
なんとか白根が張ってくれることを祈るばかりです。
そしてもっと頑張れ、私よ。



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先日の記事にブックマークコメントをありがとうございました。


牛乳パックの名札は本当にグッドアイデアでした!油性ペンも、もっと耐久性のあるものを開発してほしいですね。紫外線に当たるとすぐに消えちゃうんだもの。
庭作りを始めた時に、ホームセンターでしこたまクルミの殻を買い込んで、雑草よけに敷き詰めました。6年経ち、割れたり土に帰るものも多くなりましたが役目は充分果たしてくれています。雑草を抜く労力は少ない分、他の作業ができるので助かっています。
植木鉢や茶碗を細かくして敷くのも、モザイクのようでいいですね。ただ、手を切らないようにお気をつけくださいね。