山田ガーデン

花や葉から、種まきから球根から。心地よい庭を作り上げる喜び。庭作りから学ぼう。

挿し木で再生〜ユーフォルビア


昨年、勤務先でたくさん売れ残ったユーフォルビアを買い取り、庭のあちこちに植えた。


ユーフォルビアは昔から好きで。たくさんの色味があるのが楽しいし、ちょっと気持ち悪さのあるところとか、逆に格好いいところもあって。上手く表現できないのがもどかしいな。


植えた当初はもちろん元気できれいだったけれど、山田ガーデンは午前中しか陽が当たらない半日陰のため、時が経ち、下葉のないひょろっとした姿になってしまった。日光不足で枯れてしまったものもある。
植える場所がなくて、庭をウロウロしながらやっと植え付けた記憶があるなぁ。



対して寄せ植えにしていたものは、常に陽当りの良い場所を選んで置いていたので、徒長もせずガッシリとしている。とにかく日光が好きなのだ。これが本来の姿なんだろうな。



さて、ひょろっと伸びたユーフォルビア、どうするよ?処分するのは簡単だけれど、見た目は悪くても生きている。でもこのままの姿で移植してもなぁ…。そこで気づいた。挿し木してみてはどうか?上部の葉がきれいな部分だけを1から育て直すというわけ。



適度な部分から茎を切る。途端に白い樹液が出るので、これには触れないように。肌の弱い方はかぶれたりするそうだ。
それを土を入れたビニルポットに挿す。水を遣る。以上。
ユーフォルビアの挿し木方法をネットで検索すると、「樹液を水で洗い、2〜3日切り口を乾かして土に挿す」とあるが、残念ながらそんな暇はないからざっくりと。生命力に賭ける。



挿して3日目の様子。今のところ萎れてはいないみたい。後ろに写るものは茎が長すぎたか?挿し直そう。急に冬のような冷え込みになったけれど、引越しまで軒下で過ごしていただく。
あぁ、なぜもっと早くに気付かなかったのだろう!暖かな日が長かったのに…。もう今さら後悔しても遅い。今できることをやるだけだ。きっと上手くいく、と前向きに。



今日も挿し木のポットがいっぱいできたよ。ユーフォルビアだけで、こんなにたくさん…。