山田ガーデン

花や葉から、種まきから球根から。心地よい庭を作り上げる喜び。庭作りから学ぼう。

球体に寄せる想いは、ハンパじゃない

 

しましま花のマリーゴールド ジェスターの蕾が、今頃になって一斉に上がってきました。

日照不足だった夏が恨めしい…こんなによく咲く花が咲けなかったんだから。

 

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相変わらずしましまになりきれない花が続いていますが、この蕾が一気に開いたら賑やかなことでしょう!

 


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ポンポン咲きの菊の蕾も大きくなってきています。 

 

昨年は秋が深まるにつれて悲しい気持ちになって沈んでいました。庭作業が何も出来ない冬がやってきてしまう、と。

今年は秋にも嬉しい気持ちになれるよう、花期の長いジニアや枯れても素敵な穀物類、それに秋の植物を積極的に迎え入れました。

菊を植えようなんて考えもしなかったもの。そんなどこにでもあるようなものを、って嫌っていたくらい。それが開花を待ちわびているのだから、人間どこでどう変わるか分かりませんね。

徐々に日が沈む時間が早くなってきていますが、大丈夫。まだ元気にしています。

 

 

 
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週末は、晩秋に植えつける球根をホームセンターに買いに行ってきました。

リベンジしたかったレンブラント咲きのレムズ フェイバリットも、背の低いフレーミング スプリンググリーンも見つけられませんでしたが、何種類かは準備できましたよ。


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黄色からほんのりピンクがのってくる、美味しそうなシャーベットのよう…お気に入りになったチューリップ マンゴーチャームは、毎年植えると決めました。 

昨年植えた、真っ白なスイセン タリアの球根も売り場に並んでいました。それは素敵なスイセンだもの、人気があるのね。

 

みんな楽しそうに球根を選んでいました。真剣で険しい顔をしているのは私だけ…きっと眉間にシワが寄っていたと思う。自分じゃあ見えないけれど。

丸い球体に寄せる想いは、ハンパじゃない。

長い冬をじっと耐え、春1番の喜びをへし折られるのはもう嫌。

唯一頼れるのは、パッケージの写真と自分の目、だけだから。