山田ガーデン

花や葉から、種まきから球根から。心地よい庭を作り上げる喜び。庭作りから学ぼう。

台風13号 (サンサン) が過ぎ去り

 

あんなに雨が降らない日が続いていたのに、台風が関東地方へ近づくようだ、と予報された途端、連夜ひどい雷雨がやって来ました。

久しぶりの雨は嬉しい。でも1番気がかりだったのは、巣に座り続けているキジバトさん。


f:id:y-garden:20180811071254j:imageご夫婦がいない隙に、卵をひとつ確認しましたよ

 

滝のような雨に一晩も二晩も打たれ続けたのだろうに。そして風がとにかく強くて。首をきゅっと縮めて、揺れる巣で強風に耐える姿を見ていると涙が出てきます。本当に涙腺が弱くなって、ほとんど病気です(苦笑)

無事に雛を確認できるまでは、毎日こうして気を揉み続けるのでしょう。

 

昨夜はひどい雷雨で、避難準備の災害情報メールなどもピーピー鳴り続けました。山田ガーデンの周りはあまり雨が降りませんでしたが。

 


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前回の台風の風で倒れたルドベキア タカオは、麻紐でぐるりと固定しておきましたが、被害はありませんでした。

カンナの鉢も風が当たらない場所に避難し、枝の伸びたロシアンオリーブは直に風を受けてしまうので、ざっと剪定しておきました。

残念なのは、シャンテ ロゼ ミサトの新芽が、風に煽られて付け根から折れたこと。枝をしっかり固定したことで、逆に風当たりが強くなって折れたようです。そのまま風に揺らせておいた方が良かったみたい。

風が強いからといって、何でも固定した方がいい訳でもないのですね。


f:id:y-garden:20180811071447j:image残ったのはたった1本、他は全部折れました…

 

 

最近記事が書けないのは、山田ガーデンに新たな犬を迎えるための準備をしているからです。これがなかなか難航していましたが、本日これからワンちゃんと顔合わせをさせて戴けることになりました。

心や体に傷を負った犬を自分はどこまで見てあげられるのか、そして家族はどう感じているのか。足並みを揃える難しさもあり、「もしかして自分のしていることは偽善なのか?」と解らなくなって悩んだり。

自分のできること、できないことを知るために、まずは直接犬と面会したい希望があるのですが、それが通らないこともきっとあるのでしょう。1度人間に辛い思いをさせられているのだから、同じことを繰り返させたくないという考えは充分理解できます。

保護した側の考えと譲って欲しい側の熱意がぴったり合わないと成立しない世界です。

 


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本日は気温30℃予想。また暑い日々が戻ってきています。