山田ガーデン

花や葉から、種まきから球根から。心地よい庭を作り上げる喜び。庭作りから学ぼう。

培養土選びの難しさ



仕事はたいてい、2〜3日勤務して1日休み、というシフトで組まれています。だから貴重な休日が雨だったりすると、軽く1週間手付かずの庭になってしまうことがザラにあります。
雨でもできることをしたい。とにかく土に触りたい!
培養土を準備しておいたので、軒下でビオラ苗のポット上げをすることにしました。


培養土選びって案外難しくて、安すぎるとパサパサに軽い配合だったり、逆に黒土が多くて重過ぎたり。なかなか理想の培養土に出会えません。袋に透明窓がついていれば中身を確認できますが、そうでない袋は開けてみないと分からない。もう博打みたいなものです。
随分前に買った激安の培養土は、"鹿沼土赤玉土ベース"と袋に書いてあったのに、開けてみたら、鹿沼土赤玉土もほとんど入っておらず、黒土と腐葉土でできた重たい配合のものだった…詐欺でしょ、これはもう。


f:id:y-garden:20211013114451j:plain
その培養土が今でも残っていて悔しいので、鹿沼土赤玉土の入った使用済みの土を混ぜ、元肥を混ぜ、なんとか安心できるレベルのものを作りました。


f:id:y-garden:20211013114659j:plain
連結ポットから赤ちゃん苗を1つずつ取り出し、ビニルポットに植え付けていきます。


f:id:y-garden:20211013114907j:plain
合計8ポットになりました。成長にバラツキがあるのは、発芽時期がバラバラだったから。なぜ同じように育てているのに、こんなにも違いが出るのかな。そうか、3種類のビオラが混ざっている種だからか。


理想は、赤玉土とかピートモスとかバーミキュライトとか燻炭とか、個別に準備しておいて、アイスクリーム屋さんみたいにずらりと並べて、必要な時にすくって使う。なんなら、培養土は独自にブレンドしたい。
懐事情も置き場所の問題もあって、実現はできないけれど、土にこだわりを持つって、ガーデナーとしてカッコいいと思います。
何が出るかわからない培養土選びも、それはそれで面白いのも確か。でもそろそろ、コレだ!という理想の培養土に出会いたいものです。