山田ガーデン

花や葉から、種まきから球根から。心地よい庭を作り上げる喜び。庭作りから学ぼう。

咲き出した夏の花



昨年よりずっと早く、カンナが咲きました。鉢で育てていたら、気に入ったのか父に誘拐され(笑)、知らないうちにこんな所に地植えにされていたという曰く付き。まだベンガルタイガーやバンコックといった品種がなかなか地元の園芸店にはなかった中、見つけた銅葉のカンナでした。インディアンオレンジという品種です。

黒い葉が好き。黒っぽい緑や赤味がかった葉のことを、園芸の世界では "銅葉" と呼びます。緑一色の風景(緑にも明るい緑、深緑、斑が入ったものなどいろいろとありますが)そこをビシッと引き締めるのが黒い葉の役目。単一になりがちな部分に銅葉の植物を入れるだけで、緑と黒がお互いを引き立て合う効果が生まれます。銅葉だけで集めてしまうと暗くて重い空間になってしまうので、必ず別の明るい緑や斑入り葉を隣に配置するのがオススメです。
ただし、気温が高い今の時期は、銅葉のはずなのに緑色をしているものも多いです。



アメリカンブルーが毎日たくさんの花を咲かせています。冬は枯れないように部屋の中で育てました。紫色ではない、本当にきれいな青い色が爽やかです。枝がよく伸びるので、脇芽が出たらそこで剪定するようにしています。
あまり伸ばしすぎると枝の付け根から折れやすい。しかし花は枝先にしか咲かない。なかなか切るには覚悟がいりますね。
右下に写っているのはテマリシモツケ サマーワイン。銅葉ですが、今はずいぶん緑色に変わっています。



サルビアラニチカ。



値下げ品のサフィニアは、いい感じに伸びてきました。



ピエールもそろそろおしまい。今日は花がらを切ります。



スカシユリ ピエトンが開花。派手だけれど小振りでかわいい。昨年は咲けなかったので、球根はダメになってしまったと諦めていたところでした。しかしユリって茎が長いですねぇ!




先日のロシアンオリーブの伐採、主人が抜根までしてくれたので、その穴を培養土で埋め、植栽ができる状態になりました。
この場所をどう変えていくか、あれこれ思案中。先ずはパンパスグラスを小さくしなきゃ始まりません(汗)。