築古の我が家の外観は、長い年月太陽にさらされて塗装が傷み、あちらこちらがくたびれています。
「こりゃあ、ペンキ代がかなり掛かるぞ」最初に主人が言った一言がこれでした。
塗装って、雨や紫外線から建材を守るだけでなく、見た目にも重要。定期的に塗り直すことでキレイな外観を維持したいものです。特に築古は…
色が褪せて、ぼんやりした印象の縦樋。すっかり色が抜けちゃっています。やっぱり南側にある縦樋は日焼けしちゃいますね。幸運なことに穴は空いていないから、色を塗ってあげれば生き返ります。
ちなみに、私の働くＨＣで取り扱う雨樋は黒色と茶色のみ。我が家の雨樋は？黒だったのかな、それとも濃茶だったのかな。色褪せがない裏側はこんな色。
刷毛ではなく、ペイントスプレーで色の抜けた部分をシュッシュッ。これだけで充分キレイになります。
が、色が違いすぎる…暗めのグレーだと思ったのに、ライトグレーじゃんコレは。ペンキは色合わせが難しい。見本と中身の色が違うのはあるあるですね。これってなんとかならないか？
まぁいいさ、キレイになるなら今回は目をつぶろう。
２階まですべて塗るのは難しいので、良さそうな位置まで塗って、チグハグにならないように仕上げることにします。
継ぎ手を交換した跡があります。上下の部分と色が違うからすぐ分かりました。色が違ってもなんでも、きちんと手を入れてあることが大事。この家は本当に不思議で、築50年近くなるのに、歴代オーナーさんたちがそれぞれ手を入れてきているから、取り壊されることなく建っている。私も頑張らなきゃって思えます。
さて、職場は異動の季節。私はお店に残留ですが、店長・副店長以外の社員さんほとんどが、他店に異動となりました。残留する社員さんはごくわずか。これからＨＣ全体を新たなステージへ変化させようとしている意気込みを感じます。そのモデル店となるのがこの店舗。
小売業界は難しい局面にきています。値上げの影響で、お客様は安く買うためにネットショップを利用されます。店舗は面積が限られているので、陳列できる数はご万とある商品の中のごくわずか。ネットショップではたくさん買えば送料無料は当たり前だし、忙しい毎日に店に出向くことなく買い物ができる。
でも生き物は自分の目で見て選ばなきゃ。だから園芸部門はいつも通り、死ぬほど忙しい日々がやってきます。
まだまだ朝晩は冷え込みますが、野菜苗も取り扱いがスタートしました。グラジオラスやダリア球根もキレイに陳列しましたよ。
皆さんもご近所のＨＣへ足を運んでみてくださいね。
