山田ガーデン

花や葉から、種まきから球根から。心地よい庭を作り上げる喜び。庭作りから学ぼう。

荒れ地でもOK~アキレア テラコッタ

 

昨年ご近所さんに戴き移植したオリーブの木はやっぱりダメで、処分するしかありませんでした。幹を切ってみると断面の半分は腐っていたもの。

再びぽっかりと空いたスペースは小石が多く、ナイーブな植物は植えられません。こんな場所には強いハーブならば、元気に育ってくれるはず。

 


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夏花として迎え入れたアキレアは、"ノコギリソウ" とも "ヤロウ"とも呼ばれています。葉の形を見れば名前の由来が一目瞭然。

 


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荒れ地でも育ち、放任でOKと聞けば植えない手はありません。耐暑性・耐寒性とも北関東には問題なしです。

余っていたレンガを適当に積み重ねて、ちょっと荒れた1区画を表現してみました。

 


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こぼれ種から成長したラグラス オバタス "バニーテール"。なぜかシャキッと直立しています(笑)

同じグラス類のメリニスの株は、今年は芽吹きませんでした。冬かなり冷え込んだので、根まで凍ってしまったのでしょう。2年かけて大きな株になっていましたが、北関東の冬は越せなかったようです。

 

 

アーチのバラ、ブラッシュ ノアゼットは只今ビニールでぐるりと囲われています。 

雨の予報に、ここまでする自分に怖くもなりました。

でもね、雨に当たると蕾が開かずに腐ってしまうのです。せめてアーチの下半分だけでも咲いて欲しいから、苦肉の策。

 

 

 

 

 

蒸れになんて負けるもんか~フランネルフラワー

 

 

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ラベンダーの花数が昨年より多く、とても嬉しいです。昨年刈り込んだからでしょう。蒸れに弱いとは言え、本当に雨の当たらない、水分カラカラの場所に地植えしているのに大丈夫だなんて驚かされます。

 

 
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先日、夏花を準備する~とお話しましたそのひとつ。自分でも驚くこのチョイス。暑いのにフランネル。夏花として触り心地ふわふわのフランネルフラワーを迎え入れました。

というのも、主人が「こういう植物があった方がいい」と強く言うので…山田ガーデンが敬遠してきたものの1つです。 

 


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葉も花弁も、すべてが全く同じふわふわの手触り。芯もぽわぽわ。直射日光が好きな反面、これもまた蒸れに弱い植物です。

もちろん夏場は花が途切れるでしょう。夏花として迎え入れるには???なチョイスですが、夏越しさせるためのよい勉強だと思って手入れしてゆくつもりです。

しかし、鉢に植え付けてから知ったことは、"酸性土を好む" ということ…「普通の土を使うと枯れます」と直球なネット記事も読みまして、ちょっと唖然。

もう植え替えちゃったのよ、思いっきり普通の土で。本日で3日経過しましたが、今のところ元気にしています(汗)

 

 

カーポート脇の花壇の伸びすぎたアイビーを整え、大きなローズマリー2本も剪定しました。陽の当たらない内側の枝も抜き、 スッキリと。

モミジの株元に増え過ぎたチゴユリも整理してサッパリ。蒸れには負けないわよ。

 

 

 

 

 

 

雨後の姿

 

不安定な天候は、今朝も雷を連れてきました。

週明けの月曜日からは再び雨か?せっかく開き出したバラが雨に打たれるのは、ガーデナーにとっては酷なことです。

 


f:id:y-garden:20180503231400j:imageシャンテ ロゼ ミサト

高いところの蕾は、既に私の身長を越えている! 冬の剪定では、根元から80cm辺りでバッサリ切ったのですが、もっと短くした方が良かったのかも知れません。

 


f:id:y-garden:20180503231954j:imageラ フランス

雨の中だからか、やけにピンクが眩しく感じました。生命力が溢れて雨なんて構わず咲く姿。

 


f:id:y-garden:20180503233413j:imageディスタントドラムス

雫を纏った姿もステキです。もうベタ褒め(笑) 

 

 
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ワレモコウのギザギザの葉に付いた、芸術的な雨粒。

 


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家の外壁いっぱいの蕾も雨風なんかに負けない!

 

 

 

 

 

 

 

メイストーム

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昨夜22時頃から少し雨風が強まり出しました。今は小康状態。霧雨が降っています。

嵐に花弁を散らされたくなかったので、早目にカットして花瓶で楽しんでいるディスタントドラムスです。

中心のベージュ色が抜け、また違った花のよう。

 


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河本さんのガブリエル色。

  


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フェンスの外から写真を撮ってみると、中で作業している時に見る庭とは、また違って見えます。ロシアンオリーブはかなり茂ってきていました。

 


f:id:y-garden:20180503081617j:image雨の中のクレマチス アラベラ。 

 

今日は何をしようかな。

 

 

 

 

 

 

 

次々に咲き出すバラたち

 

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バラ カフェの鉢の中で成長してきたオルラヤ。カフェの開花と揃ったら絵になるな、期待していたけれど、そう事は上手くはいかないか。先に咲き出しました。

 

 
f:id:y-garden:20180502081454j:imageブラックティー

本当に久しぶりに会った気がします。秋に上手く咲かせられないから、余計に。 

 


f:id:y-garden:20180502082420j:image5月1日の様子

 


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春は気温が高いので、朱色になりがちなのですが、今年はなかなかのべっぴんさん。ウドン粉病になってしまっていますが…

これは1973年に日本で作られたバラなのですよ。大きな蕾がもうひとつあります。 

 

 
f:id:y-garden:20180502082033j:imageアブラハム ダービー

花弁がほどけ始めた!

 

嵐の夜になりそうです。

葉が茂って、重みのある蕾が付いている分、バラは余計に風の影響を受けます。山田ガーデンでは、つるバラ 新雪がとても心配。過去に風に煽られて太い幹が折れたことがあるからです。そう、あの時も開花直前でした。

念には念を。用心に越したことはない。誘引、再度見直ししておこう。

皆様のお庭も何事もありませんように。

 

 

 

 

 

 

 

ホームセンター三昧

 

 
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ラークスパーも随分と背が高くなりました。最近、風が強く吹く日が多く、ここで折れたら絶対泣いちゃう。

 


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今朝美しい姿に変身していたディスタントドラムス。開ききるとこのバラの良さがよく解ります。 

ホームセンターにも開花苗が売っていたので見てみたら、山田ガーデンのディスタントドラムスより色が薄くて、全体的にくすんだ感じ。葉が黒葉でした。こんなにも個体差が出るものなのですね。

f:id:y-garden:20180430084319j:imageバラカタログの写真かと思うような美しさ!

1985年作出ですが、今でも古臭くない素敵なバラです。

「バラが咲いたから見て!悪いけど今すぐ見て!」と主人を庭へ連れ出したら、中心部のベージュが枯れているように見えると…はぁ、花弁ピンとしてますが。おたくの眼、大丈夫ですか?(笑)

 

 

春から初夏へ。植物はぐんぐん伸び出し、緑が眩しくなってきました。このGWに夏花を準備しましょう。


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ビオラの寄せ植えを片付けて、エリカは地植えに、カルーナはこのまま鉢で管理します。冬はあんなに赤く紅葉していたのに、現在は清々しい黄緑色に変身しています。

茶系のビオラは種ができない種類で、残念ですが採取できませんでした。

そしてホームセンターへ。すでに2日間連続で通っています。今日は…さすがにやめておこう。


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100円ダリアは和のような洋のようなタイプ。手前のガウラが咲くまで明るさをカバーしてもらいます。

 


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そして探していたアブチロン チロリアンランプ、ありました!嬉しい~!売り場で思わずガッツポーズ(笑)

 

 

 

 

 

 

 

坂本さんのフルーツトマトと似顔絵

 

素敵な花が見たくてニンジンを育てていますが、純粋に食べるために育てたいと計画していた野菜、それはトマトです。以前も育てたことはありますが、久しぶりにまた挑戦してみようと思い立ちました。

伸び伸びのくにゃくにゃになる姿があまり好きではないのですが、もぎたてをそのまま口に運べる幸せ。夏の醍醐味でしょう!

 

今回は、KAGOMEミニトマト苗と坂本さんのフルーツトマト苗を選びました。



f:id:y-garden:20180430084537j:imageこっちがKAGOME 


f:id:y-garden:20180426000831j:imageこっちは坂本さんのフルーツトマト

"坂本さん" とは、もちろん山田の知り合いではなく(笑) 、高知県のトマト農家である坂本克彦さんという方。坂本さんが監修した接木苗です。

野菜用の畝など作る場所はないので、敢えて花苗の中に植え込みますよ。 


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おまけについている、上手な育て方虎の巻。マンガで分かりやすく書いてあります。こんなちょっとしたことが惹かれるんですよね。

それに広告にご自身のお顔を出すって、自信がないとできないことだと思うので、説得力があり、買ってみようかなという気になります。

因みにマンガでは黒髪の坂本さん、売り場に飾ってあったお写真は、なんとパツキンだから!(笑) 農業のイメージとのギャップがステキです!新しい農業の時代が到来したなぁと感じました。

 

 

さて、"顔出し" で思い出したのが、先日とにほさん(id:toniho) がブログで紹介してくださった、「花王ビオレママ顔メーカー」!確かwebで似顔絵が作れるのですよね。

 

────山田もやってみました。

 

 
f:id:y-garden:20180426002001j:imageじゃーん!

…なんだか可愛くなり過ぎちゃったので、恥ずかしいから、おしまい。

 

 

 

 

 

 

 

おばあちゃんみたいなバラの開花~ディスタントドラムス

 

GWを迎えても、私の過ごし方はいつもの週末と何ら変わりません。

変わること、それは洗濯機を回す回数が増えるのと、翌日の心配もなくのんびり庭にいられる時間が長くなることだけ。太陽の動きに合わせて表情を変えてゆく庭を見られるのは休日だけですので、家でゆっくり過ごすのも、私にとっては貴重なのです。

 



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チューリップが終わり、落ち着いた姿の庭に、待ちに待ったバラ ディスタントドラムスが開花しました。連休初日に咲くとは縁起がいい。

 


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高さ40cm位の位置に、蕾がぼんぼんと上がっています。光っていて判りにくいですが、中心部はベージュピンクで外側に向かって花弁が濃い色に。このグラデーションを楽しみにしていたのです!

香りはティー香+ミルラ香となっていますが、山田ガーデンはミルラ香がよく解っておりませんので、うまく表現することができません(笑) 

 


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f:id:y-garden:20180429082419j:image巻き巻き。

蕾が濃い赤なのに咲くと異なる色、という点も山田ガーデンの好みです。蕾と開花した花が混ざりあっている時、まるで2種類が混栽しているようでリッチな気分になるから。意味解りませんよね (汗)

 


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花弁1枚1枚にも色のグラデーションが。 

これが "おばあちゃんの家に咲いているみたいなバラ" と私が呼ぶ所以。

 

 

 



 

 

何度見ても巻き付く姿に感心しちゃうのだ~クレマチス

 


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今年はクレマチスのつるを何としても伸び散らかさないようにしよう!と決めてから、毎朝必ず確認しています。

放っておくと上に上にどんどん伸びてゆき、高い位置に花が咲いてしまいます。トレリスやオベリスクに咲かせたくて設置したのに、細いつるが折れてしまいそうで、怖くて曲げることが出来なかったのです。

いつまでも怖がってもいられません。どこまでなら曲げられるのか、経験して学ばなきゃ。

因みに写真の原種チューリップ ステラータは、今はもう咲き終わっています。このクレマの記事は下書きでちょっと温めてしまったのでね。

 


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やってみると解ります。つるが柔らかい今ならば結構いけます。

山田ガーデンがクレマチスを育てて1番驚いたのは、その巻き付き方。


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つるが支柱に巻き付くのではなく、葉の部分が上手いこと巻きつくのです。まるで触手のよう!しっかりと巻き付いた後に葉を広げて、その場所へ落ち着きます。

これは赤紫色に金色のシベのマダム ジュリア コレボン。今年はつるが何本もあってたくさん咲きそうです。

 


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こちらはテッセン。作り直したトレリスが少し太かったけれど、なんとか巻き付いてくれています。 いや違う、ぐるぐると巻き付かせています(笑)

 

 

スーパーで買い物したついでに、趣味の園芸5月号を立ち読みしてきました。5月号は毎年バラとクレマチスの特集ですね。毎号チェックしている身としては、また今年も同じか…と。嫌いじゃないのですよ、ちょっとマンネリ気味だとは思ってますが。スミマセン。 

 

 

 

 

 

 

 

夕暮れオダマキ

 


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仕事から帰り、庭へ出ました。

朝は開いていなかったオダマキ。洗濯日和だった日中に開いたようです。

 


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小さくて心許なかったので、ミニアイアンフェンスで目印をつけていたのですが、それでも誰かに踏まれてしまったらしく、アイアンフェンスが折れ曲がっていました… (間違いなく父の仕業でしょう)

朝、地面にひれ伏していた花茎を、曲げて直したアイアンフェンスで支えての開花だったので、ホッとしました。「良かった、咲いたんだね」思わず呟いていました。

 


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そしてもう1株。青いオダマキ

この2つのオダマキ、 間違いなく2016年に山田ガーデンに咲いていたものです。

 

 

こぼれ種が発芽するのは夏の頃なので、それから冬を越しての翌春には、まだ小さくて咲けるような株には成長しません。そこから更に丸1年かかってやっと開花できる株になります。

 

オダマキの記事を書いた2016年の春はブログを始めたばかりでした。毎日1桁しかPV数はありませんでしたが、それでも読んで下さる方が日本のどこかにいるのだと思うと、嬉しくてね。発信することが楽しくて、辛いと感じたことはなかったのですよ。

2年越しのオダマキは、そんな思い出まで連れてきてくれました。 

 


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強い雨に打たれて、チューリップも終わりの頃。それでもまだ、充分美しいのです。