以前、"ブログを書いた人の様子は文章に表れる" といったことを発言しました。
例えば文字数が少なく、読んでいるうちに誤字脱字も見つけてしまったりすれば、「あぁ、この方は忙しい中で書き上げたのだろうな。」
硬い文面の中でさらりと呟いた一文が、「実は一番伝えたいことなんじゃないだろうか?」などブログ記事から読み取れることがたくさんあります。
どんな文体で文章を書くか?話口調か文語体なのか、はたまた文語体の中でも"ですます調" で綴るのか、"~である" と言い切る書き方をするのかでも、読み手が受け取る印象は変わってきます。
因みに、私は話口調で書かれている記事は苦手でして、読んでいて馴れ馴れしいな…そしてなぜか恥ずかしいという気持ちになってしまいます。読み手にも好みの文体があるものです。
何故いきなりこんなことを書いているかと言うと、山田ガーデンのとあるブログ記事に対して、お叱りのコメントが届いたからです。
ブログを始めて間もない頃に書いた記事なので、2年以上前になるでしょうか。随分前の記事ですが、今でも読んで下さる方がいらっしゃる、山田ガーデンの看板記事とも言えるその文章が「そこはかとなく不快ですね」と。
2年以上も前に書いた記事にコメントを戴くことですら驚きでしたが、内容も直球で2度驚きました。
心臓の鼓動が、どくん、と頭の中に響く。スマホの画面をスクロールする指が震える…あぁ、私は全世界に対してとんでもないことを発言してしまったのか!と。
その記事はいつも通り "です・ます調" で書いてはいますが、途中で話口調に切り替えており、それが読み手側に嫌な印象を与えてしまったようです。
どう捉えるかは人それぞれ。仕方ないとは思いつつ、文字を綴る難しさを、自分の言いたかった事すら伝えられていない文才の無さを改めて感じた出来事でした。
もっと勉強しなきゃいけないね。
気付かせてくれてありがとう。かなり凹んだけれどね(笑)
さて、その記事はここにリンクを貼りませんが(笑)、修正しようかどうしようか悩んでいます。ブログの世界に走り出したばかりの、一生懸命だった私を消してしまうのは寂しい。かといってこれ以上不快な気持ちになる読み手が増えて欲しくもない。
そんなこんなを考えながら、家に閉じ籠った休日。こぎん刺しがはかどったわ。
もうちょっとだけ、そのままで考えることにしよう。