仕事が空き、久しぶりにゆっくりできます。子供たちの学校も始まるので、バタバタせずにいられるのは私の精神上にも良いこと…と、朝から母がなにやら庭で動いている。帽子まで被ってヤル気いっぱいの様子、急にどうしたのかしら?その時は声を掛けませんでしたが、後で庭に出て驚きました。ムクゲが残念な感じに剪定されている。おまけに私のヨウシュヤマゴボウが切られ、ドクダミやクサソテツが抜かれているではありませんか…
「庭作業してくれって頼んでませんけど。」
「ムクゲは私の木だから。」
は?
今まで放っておきながら、いきなりの所有宣言。放っているから毎年私が剪定してあげてきたんですが。その前に、庭は私にやらせてくれ、って話して始まった庭作りだったはずです。普段は何もしないのに、気持ちが高ぶるとあれこれ余計なことをするんだから。
とにかく、この剪定は最悪ですから。なぜちょっとだけ枝元を残すのかが意味不明。
見るに耐えないので、黙って手直ししました。
こういったことは本を読んだり、実際にきちんと手入れをしてある木を見れば解ることです。そんなこともしようとせず、学ぶ気もなく、適当に済ませて満足している気持ちが私には到底理解できません。
心がざわざわするような事が次々に起こります。穏やかに毎日を過ごしたいと思っているのに…
さて、秋の庭を演出するカラーリーフ、アルテルナンテラを植えました。先日ブラックベリーを探しに行った道の駅で選んできたもの。千日紅の仲間です。
良い色。気温の寒暖差が大きくなると、もっと赤く紅葉するのだそうです。寒さに弱いので霜が降りる頃には室内へ入れるつもり。
西洋ツワブキのリグラリア デンタータは、こっくりとしたオレンジ色の花を咲かせています。
「この木は私のだから」どう切ったって構わないでしょ。そんな風に言われたらもう何も言えない。だったら私のものにも手を出さないで。
こんな子供みたいな物言い、ばかばかしい。
冷えきった親子。歩み寄ることはもうない。