山田ガーデン

花や葉から、種まきから球根から。心地よい庭を作り上げる喜び。庭作りから学ぼう。

立冬~11月のバラ

 


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みやぞんです。ハイポネックスのCMにみやぞんが出ている!初めて見た時はニンマリとしたものです。 運動神経抜群な破天荒おとぼけキャラで人気を博している彼、実は植物に非常に詳しいことはガーデナーさんはご存知のことでしょう。

我が家では昔から、紙箱に入ったハイポネックスの粉タイプを愛用していますが、このみやぞんが宣伝している液体濃縮タイプとは成分の割合が随分異なることに今頃気付きました。

粉タイプはチッソ : リン : カリが6.5 : 6 : 19の割合で、液体濃縮タイプは6 : 10 : 5です。リンとカリの成分が多いと花付きが良くなります。

 

 

3連休もずっと仕事をしながら娘の部活の送迎で、ようやくの休みには疲れた頭と体が言うことを聞かない。蒔いた種は発芽したかな?鉢物は土が乾いていないかな?気になることはたくさんあるのにやる気が起きない時は、取り敢えず庭に出て、落ち葉拾いを始めます。冬場のマルチングにするため、拾うのはバラの葉だけ。

うずくまって落ち葉を拾い集めていると、あちらこちらに目がいって、不思議とやる気が出てきます。

 


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少しずつ葉を落とし始めたつるバラ 新雪。今年はいつも以上につるをバッサリ切る予定でいます。木化した古いつるは遠慮なく切り、代わりに若いつると交代させる作戦です。

葉の色が黄色っぽく変わってきたら、そろそろ冬眠に入る合図。葉が落ちるまで待たずに、手の届く範囲は剪定を始めました。

 


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上に伸びるつるは、高枝切りバサミを手に脚立に乗っても届くかどうか。悩ましいけれどワクワク。

 


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ワレモコウはバラ科の植物。だからうどん粉病にかかりやすい。今年は雨が多かったからか、うどん粉病にかかることなく、比較的キレイな状態です。もうすっかり色褪せて、そろそろおしまいの気配です。

 


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黒点病で葉を落としたまま冬眠へ入るバレリーナローズヒップ

 


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テッポウムシ (カミキリ虫の幼虫) が幹に入ってしまってから調子を崩していたブラッシュ ノアゼットは、気温が下がったこともあり、ようやく復活の兆しが見え始めました。これからぐっと冷え込んでも、ポツポツと咲いてくれる頑張り屋さんです。

完全に冬眠する品種ではないので、芽を落とさないように剪定・誘引には気を遣います。小さなミノムシが繁殖し、カイガラムシまで付いてしまっているので今年は作業が大変そう。初めて使い古しの歯ブラシを庭で使うことになります。これも古いつるは切って、枝数を少なくスッキリさせようと思っています。

 

もっと賑やかに秋バラ、咲いて欲しいのですが、私の腕では難しいですね。暑さと病気、害虫、肥料と水遣りを同時に攻略するのは…