山田ガーデン

花や葉から、種まきから球根から。心地よい庭を作り上げる喜び。庭作りから学ぼう。

4月の庭の名脇役



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今年もたくさん開花したフレンチラベンダー アボンビュー。昨年強めに剪定したので、花付きがいいようですね。株元はかなり木化してきています。


山田ガーデンの景色を作り上げてくれるたくさんの植物たち。決してバラがメインの庭ではないけれど、そのバラの開花を目前に、周りの植物にも動きが出てきました。まるで主役を引き立てる花道を準備しているかのよう。


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何気ないけれどホッとする風景を作ってくれる名脇役たち。オーナメンタルグラスのメリニスと、こぼれ種から増えたエリゲロン。咲き始めはピンク色の花は、徐々に白色に変わってゆきます。花後の小さな綿毛は庭の至る所で芽を出すので、ためらわずに抜いています。


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新入りのかわいいスイセンラニュームは、ニホンスイセンを少し大きくした感じ。香りを確認しなくちゃ。


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複雑な花の形。美人系植物のオダマキ


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朝日に輝く春の庭。


先週末も園芸店はたくさんの来客がありました。新型コロナウイルスの感染拡大の恐怖は皆さんにはどこ吹く風のようです。小さなお子さんを連れてぶらぶらしているだけの親子連れの方、それは急ぎの用でしょうか?庭友達と1台の車に乗り合わせて来る方、密になってはいませんか?
最初の頃は見ているこちらが心配になるような気持ちでしたが、最近は正直呆れ気味です。なぜ家で過ごせないの?なぜ我慢ができないの?なぜ閉店間際を狙って来るの?園芸店は公園ではありません。

しかし昭和の日の祝日はちょっと違いました。子供連れのご家族の来店はなく、お客様も全体的に少な目。みんな頑張って外出自粛してくれていると感じました。


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移植したジギタリスは、ちょっと細い花茎を伸ばしてきました。すぐ隣にはブラックティーというバラが蕾を付けています。同時に咲いたら嬉しいなと思ってここに移植したのですが、なかなかそう上手くはいかないでしょうね。


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蕾が顔を出してから1カ月、ほぼ動きのなかったアグロステンマ 桜貝。ようやく花弁が顔を出しました。待ちくたびれたよ!


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そして山田ガーデンのバラの開花第1号は、つるバラ ブラッシュ ノアゼット。たった1輪だけ開いていました。鼻を近づけるとしっかりオールドローズ香がします。
どのバラも蕾はたくさんですがまだ固いから、本格的な開花はGWが明けてからになるでしょう。