山田ガーデン

花や葉から、種まきから球根から。心地よい庭を作り上げる喜び。庭作りから学ぼう。

一年草で色を足す〜青いロベリア ✕ 黄色いサンビタリア



赤、ピンク、黄色、白、青。
オレンジは黄色系統、紫は青系統に入れるとして、植物のほとんどの花はこの5色に分類されます。近頃は中間色もたくさん出回るようになり、色の組み合わせの幅がぐっと広がっています。皆さんはどんな色の組み合わせがお好きですか?
私は青と黄色の組み合わせが大好き。元気で鮮やかな黄色を青が落ち着かせてくれて、とにかく爽やかでこれからの陽気にぴったり。そこに白色が入った3色の組み合わせもいいな。
その大好きな青と黄色を、一年草で庭に植え込んでみました。

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場所はつるバラ 新雪の根元です。バラを剪定するために脚立を立てることが多い場所なので、今までは植物を植え込まないようにしていました。


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いや、ペニセタツムを植えたことはあったな。2018年10月のことです。


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ロベリアの青、サンビタリアの黄色を使って。しかし想像を超えたラブリーな花壇みたいになっちゃったな(笑)。


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ロベリアを植えたのは初めてです。マリンブルーとスカイブルーを1つずつ選びました。実は細かな花はあまり得意ではなくて。アリッサムとか…寄せ植えが好きじゃないからなぁ。こういった小さな花は寄せ植え向きでしょう?


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それはともかく、とてもきれいな発色!もっとたくさん咲いたら、遠くから見ても青色が際立つでしょうね。


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サンビタリアはミニチュアなルドベキアのよう。毛が生えていて、葉もゴワゴワ固い感じです。それもそのはず、同じキク科の親戚なのでした。


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フォステリアナシルバーストーンという舌を噛みそうな名前のセダム。絶対に覚えられません。


好きな色の組み合わせはあっても、実際山田ガーデンがその色をうまく組み合わせて作られているのかと言えば…先日も娘に言われましたもん、「ママの庭は地味だよね」って。わかってるよ、何回も言われてるもん。パパにも言われてるもん。
黄色の花が咲く植物も青い花が咲く植物も植えてあります。それなのにうまくいかないのは、それらが全て宿根草で、開花時期が微妙にズレているから。一斉にわあっ、と咲くことがないから、いつも地味な庭になっているのです。

もっと一年草の力を借りていいんだよね。寿命の短い一年草、庭に植えることになぜか抵抗がある。植える、植えるぞ。色とりどりの庭にするために、今年は力を貸してもらおう。