今年もしましまのマリーゴールド ジェスターが採り蒔き種から花を咲かせています。今期希に見る、完璧なしましまです。
"採り蒔き" とは、種を採ったその場で土に埋めてしまうので、後は植物の生命力任せ。力強く丈夫に育ち、とっても楽ではありますが、どこに種を埋めたか忘れてしまうという難点があります(笑)。
このジェスターは、よく見るマリーゴールドよりも背が高くなります。その上、全体の線が細いので自立が出来ません。倒れてにょろにょろした形で花を咲かせるため、今年も通路を塞ぐ格好になってしまいました。
グラウンドカバーのイチゴも紅葉が始まりました。イチゴの紅葉は赤く美しいので、鉢植えで育てていらっしゃる方は是非、少しの間、戸外に置いてみてください。
種蒔きをするために培養土をホームセンターへ買いに出掛けたところ、値下げ品のペニセタム チェリースパークラーを見つけました。
イネ科の植物は何をしても枯れない、丈夫なイメージがありますが、稲が1年草ですから耐寒性がないものもたくさんあります。
このペニセタムも耐寒性は5℃までなので今まで手を出さずにいましたが、穂から種を採れば来年も命を繋げられるはず。ラグラス オバタスやメリニスもそうやって繋いできました。
オーナメンタルグラス好きな山田ガーデンとしては、見なかったフリをしては帰れません。
弧を描く長い穂が風に優しく揺れます。これが一年草だなんて勿体ないね。
それにしても、昔からある緑色のジョウロが、どうしても好きになれません。写真に写り込むとすべてが台無しになるほどの存在感。何故こんなに目立つ緑色なのかが解らない。もっとシックな色で製造してくれたらいいのに。