山田ガーデン

花や葉から、種まきから球根から。心地よい庭を作り上げる喜び。庭作りから学ぼう。

アイスチューリップの植え付け


冷蔵庫で冷やしていたチューリップ バレリーナの球根の存在を忘れかけておりました。いやはや、すっかり遅くなってしまいました。
なぜ球根を冷蔵庫で冷やしていたのか?詳しくは過去記事をご覧ください。


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冷蔵庫から取り出した冷え冷え球根を、いつものように鉢に植え込みます。鉢の半分くらいに元肥を加えた土を入れ、球根を並べます。

薄皮を剥いたほうがいいのかどうかは昨年検証済み。皆さんぜひ参考にしてください。私は適当に剥けるところだけを取って植え込みます。


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今シーズンはアイスチューリップだけの予定でしたが、他にも球根を戴いたので合計3鉢になりました。
チューリップと言っても早咲き遅咲きがあるので、冷やしていない球根と比較にならないかも知れませんが、これも追って記事にしたいと思っています。本当に早く芽が出るといいな。楽しみです。


11月最後の週末。お世話になったガーデンデザイン会社へ最後の出勤でした。60歳くらいの女性のお客様が、「すみません、この花の名前を教えてほしいの。以前こちらで買ったんだけれど、名前を忘れてしまって。」
手には1輪、ぱあっと開いた赤い花が握られていました。切り口には水を含ませたティッシュが巻かれていて、その上からビニール袋が被せられています。丁寧にお持ちになってくださったことがよく分かりました。
…ん?ど忘れ。南アフリカ原産の花だったよな…アークトチスという名前が出てくるまで数分掛かりました。「蕾がね、今たくさん付いていて。お友達にもなんて言う花なの?って聞かれるの。でも答えられなくて。」
「最近は横文字の名前が多くて、なかなか覚えるのも大変ですよね。紙に書きましょうか?」
メモ用紙に名前を書いてお渡ししました。夏前に売り場にやって来たアークトチス。実はあまり人気がなく、ほとんど売れませんでした。私も冬越しが怖くて手を出せませんでした。でもひとりでもこうして大切に育てて下さっているお客様がいたことが嬉しかったです。
好きな人が足を運んでくれる小さな園芸店の良さを、最後の最後に実感した出来事でした。


その後は元気に新しい職場へ通っています。まだ数日しか経ってないけれども、体力のいる大変な仕事です。髪の色や服装に決まりがあるので、それがちょっと息苦しいかな。娘には「随分フツーな仕事に転職するんだね」、なんて言われたけれど、私はむしろ夢へのステップアップだと思っています。たくさんのお客様がやってくるホームセンターは、接客を学ぶにはまたとないチャンスだもの。
仕事用に園芸バサミを新調しました。いきなり初日から徒長したビオラのポットを大量に破棄する仕事があったので、用意しておいて良かったです。



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先日の記事へのブックマークコメントをありがとうございます。

びっくりしたのは、皆さんきちんとガーデニングに掛かったレシートを保管していたり、家計簿に記入したりしていることです。庭木やバラの大苗は値段がそれなりにしますから、予算を立てておいた方が安心ですね。
肥料や薬剤にお金が掛かるのはもう仕方ないかな、と。ハンドスプレータイプの薬剤は割高だけれど、時間がない時にサッと使えて便利ですしね。ボトルがゴミになってしまうのが気になるので、シャンプーみたいに詰め替えパックタイプにしてほしいものです。時間と場所があったらボカシ肥料を作ってみたいかな。思っているだけですが(笑)。
切り花はお金が掛かりそう…でも輸送に耐えるように梱包にも手間が掛かっているし、これもまた仕方ないかな。カトレアとか切り口に小さな水ボトルが付いていたような?ガーベラの花一輪一輪に被っているビニールとか。すごい手間が掛かっていますよね。傷が命取りですもんね。
菅さんが携帯電話料金を下げろ、と言っていますが、私イマイチ分からないんですよね。たくさんの携帯電話事業者が扱っている格安SIMに変更すれば済むことで、それを選択するかしないかは使用者の問題なのではないでしょうか?やっぱりキャリアには様々な縛りがあるから、動かしにくいこともあるでしょう。でも面倒だと思わずに、ちょっとでも興味があったらやってみてほしいです。気持ちもお財布もスッキリしますよ。