山田ガーデン

花や葉から、種まきから球根から。心地よい庭を作り上げる喜び。庭作りから学ぼう。

プリムラ オーリキュラの花、チューリップ球根の植え付け


夏越しが難しいとの噂の植物はたくさんありますが、私が育てた中で激ムズNO.1といえばこのプリムラ オーリキュラ。
日陰に置いていても、水をジャバジャバ遣ってもどんどん葉が黄色く変色してしまい、終いにはエアコンの効いた部屋の中で夏を過ごしたオーリキュラ。夏の間は気が気ではありませんでしたね。どう頑張っても日本の夏の気候に全く合わない花で、高山植物ってこんなに難しいものなのかと思い知らされました。

そんなオーリキュラも、秋の気配を感じる頃また室内から外に出し、現在に至ります。



9月28日の様子
やっと葉の黄変が止まった頃です。



そして11月半ばの雨降りの日。雨に当てないように育てている方もいるようですが、私は気にしません。水遣りをしなくて済むので嬉しいくらいです。右上の鉢が瀕死の状態で、ちょっと心配かな。
注目して欲しいのは、右下の鉢ですよ。



そう咲いたんです!ショウ イエロー、黄色のキャサリンです。
花が咲いたんです!




これは株分けしたものではなく、購入した親株。開花は春のはずなので、この秋の暖かさで咲いてしまったのでしょう。とはいえ、花を咲かせられるほどの体力をちゃんと持っているということがわかって、嬉しくなりました。
さて、次は冬越しだね。





数日前まで暖かな日が続き、チューリップの球根の存在を忘れそうになりました。もう朝は5℃前後まで気温が下がって、寒いと感じられるように。



ただ鉢に球根を並べて土をかけて、水遣りをするだけなのに、ものすごい仕事をしたような達成感がある。これで春の準備完了。



今年は3種類。パンジーをピンク系でまとめたので、チューリップは赤系にしました。



しかし、国産の球根は本当にすばらしい。ぷりっと丸くて、しっかりと重みがあって。いい花が咲きそう。



輸入球根は乾燥して小さく、ダメなヤツが入っている確率が高い。4球しか入っていないのに、ひとつダメって結構ひどいな。