数年前、とても欲しかったプリムラを園芸店で見つけ、育てたことがありました。
その年の夏は、日陰に地植えにしてなんとか夏越しはしたものの、掘り上げた途端に葉が少なくなり、コナジラミにやられて消えてしまいました。プリムラは日本では一年草扱いですから仕方ありません。
春にプリムラ ビアリの花終わりのポットを買い取りましたが、これもうまくいきませんでした。プリムラって弱くて育て続けるのはなかなか難しいです。
３年振りに見つけたストライプのプリムラは、ディスカバリング ストライプスという名ではなく、スフィンクスの名が付いていました。違いはなんだろかね？ストライプが若干優しい線になった程度しか分かりません。
パッと明るい原色のプリムラもかわいいのですが、やっぱりこのアンティーク調の大人なプリムラに、数年経った今でも惹かれてしまいます。
前回はアリッサムなどとごっちゃり寄せ植えにしていましたが、今回は単体で鉢に植え付けました。１つでは寂しかったので、淡い黄色にこれまた薄いピンク色のストライプが入ったものを一緒に。
カメラを睨んでる？愛犬きなこは早く家の中に入りたくて仕方がない。
最近はココヤシの皮を細く割いたココヤシファイバーを鉢の縁に乗せるのがマイブーム。ふわふわで温かいお布団のように見えます。優しい香りに包まれた素敵な１鉢ができました。
冬の間は居間の窓辺に置いて楽しみます。花弁に水が掛からないように水遣りすることと、長い期間咲いてほしいので液肥を与えることを忘れずに。ビオラと同じように管理すれば大丈夫でしょう。
イギリスに住むガーデナーさんのブログ記事で知ったプリムラ オーリキュラが私の憧れです。日本でも買えることが最近分かりました。
ポップで可愛らしくてまるで砂糖菓子のような、なんだか生きているとは思えないくらい完成度の高い花。いつかこの目で見てみたい。まぁ、夏越しを失敗しているようじゃあ、とても手を出す資格はないってもんです。上手に育てているグリーンフィンガーさんのお庭で見せてもらいたい、それだけでもう充分です。
