山田ガーデン

花や葉から、種まきから球根から。心地よい庭を作り上げる喜び。庭作りから学ぼう。

プリムラ オーリキュラの株分けに挑戦


勤務しているHCの園芸売り場で、憧れのプリムラ オーリキュラと突然の出会いがあったのは2カ月前のことでした。結局3種類すべて連れ帰り、かわいい花を存分に楽しんだのでした。



プリムラ オーリキュラは、1600年代からヨーロッパの園芸愛好家によって盛んに栽培されてきた植物のひとつ。今でも品評会が行われていて、そのポップな花姿は人気があります。Instagramにはたくさんのファンが、それはそれはかわいい花をたくさんアップしてくれていて、見ているだけでほわぁ〜と幸せな気持ちに。ちなみに私はネット通販で植物を極力買わないことにしているので、これ以上の品種と出会うことはないかな。簡単に手に入りすぎて、感動がなくなるからです。



さて、日本では詳しい情報がないに等しいオーリキュラ。現在は中心の新芽が伸びてきて、脇芽もぐんぐん成長中。思ったよりたくましい。
株分けして増やすことは知っていますが、いつ株分けするのがベストなのか調べても分かりません。大抵の植物は、根を触るのは開花後が良い時期だから、今やったほうがいいかな、と考えました。ちょうど外は台風のように風が吹き荒れているから、室内で作業です。



3号の素焼き鉢とネームプレートを事前に準備。しかし後で後悔しました。素焼き鉢はもう少し大きい方が良かった…。



手始めに葉が大きめなダブルから。根元に芽が増えているので、これを分けて別の鉢に植え付けます。幾つに分けるかイメージして取り掛かります。



元気な根で安心しました。ヒメジョオン、ハルジオンみたいな根です。何十年も前の曲ですが、bumpのハルジオンは名曲です。
土は山野草の専用土がいいのでしょうが、今回は余っていた水捌けの良さそうな用土を使い回し。



名札をつけて完成。雨上がりで用土が水を吸っていたので、手が泥だらけで写真なんて撮れるはずもなく(笑)。



格闘の跡。株分けは用土が乾いている時にやりましょう。かなり手こずりました。



あと3つもある…