山田ガーデン

花や葉から、種まきから球根から。心地よい庭を作り上げる喜び。庭作りから学ぼう。

物件見学その3、3年越しのカンナが開花



f:id:y-garden:20210721134747j:plain
久しぶりに物件見学へ行ってきました。小さな和風のおうちです。
少しずつ引越し条件が決まりつつあって。絶対譲れないのは、市内に住み続けること。思い切って山の中の別荘地、とかほぼ行ったことのない別の市へ移住、なんてことも真剣に考えていましたが、我が家の男子たちは勝手知ったる土地から離れたくないんですって。
今住んでいる市から出れば地価がぐっと安いので、広い敷地の物件もたくさんあるけれど、ここは諦めることにしました。私も今の仕事を続けたいしね。そうなるとますます買える家は条件が厳しくなるのですが…
今回見に行った物件も、家屋が古いので販売価格は土地代だけなのですが、それでも予算オーバー…でも近所なので見てみたくなったのでした。そして、実は今回の写真を撮る前に2度ほど確認しに来ていた物件です。


f:id:y-garden:20210721134836j:plain
f:id:y-garden:20210721135428j:plain
この物件を気に入った理由は、この庭門。柱が痛み出していますが、素敵です。
こちらではこのような和風の庭門を作る家はもうほとんどありません。石塀か板塀、若い方の住宅はそれすらないオープンな外構がほとんど。というのも、住んでいる人数だけ車を保有しているから。公共機関があまりにも貧弱なので、車は必需品なのです。
こちらの物件は門の手前に駐車スペースが1台分しかありません。ドウダンの生け垣をどうするか?これも考慮しなくては。


f:id:y-garden:20210721135614j:plain
竹塀も再生不可能なくらい傷んでいます。以前は、この竹塀の前にナンテンの葉が茂っていて風情がありましたが、切られて枝だけになっていました。


f:id:y-garden:20210721140012j:plain
f:id:y-garden:20210721162501j:plain
しかし、庭木が多い家です。お年寄りがお住まいだったのでしょう。以前来た時に敷地入口に咲いていたアジサイも、残念ながら根元からバッサリいかれていました。


f:id:y-garden:20210721162617j:plain
表皮がガサガサとめくれている、この木は何でしょう?私ならこのままにして、家を見守って欲しいな。
和風の落ち着いた小さなおうちは、とても雰囲気のよい物件でした。


f:id:y-garden:20210721231636j:plain
ところ変わって、山田ガーデン。3年越しで咲いた夏の代表花、カンナです。
銅葉にオレンジ色が映えて、なんとも良い雰囲気。父に奪われ、勝手にこんな場所へ植えられてしまいました。このカンナが落ち着いた和風の家に咲いている風景を想像してみたりして。