中古物件探しも３カ月近くを過ぎ、少々疲れてきました。不動産屋さんから聞いた話によると、売り物件って１年を通して多い・少ない時期というのは特にないんですって。ただし、重なるときは重なるし、逆に全く出ない地域もあるそうです。だから、皆さんが「家を買うのは縁事、めぐりあわせだよ」と仰るわけですね。
私が今まで情報を集めた限りでは、高齢の家主さんが亡くなり、相続したお子さんが売りに出すケースが多いかな。ま、私が価格帯の低い家ばかりを見ているから、そういう話が多いのでしょう。合わせて、駐車スペースが１台分しかないことからもそれはわかります。数十年経っている住宅は、現在の生活には合わないことも増えていますね。
先日見学したリノベーション中の住宅も、駐車スペースが１台分しかなく、もう１台停めるには、結果的に庭がなくなります。カーテンを開けたら目の前に車、というのはちょっと…
周りの雰囲気もあまり良くなかったし、隣の家の敷地に見えるぐちゃぐちゃの荷物も、気持ちが不安になるのでこちらは辞退します。
やっぱり私には買えるような物件はないのかな、そろそろネットの情報も目新しいものがなくなってきちゃったし。買うのに必死になっている自分、これでいいのか？無理したりしていないか？ここらで少し物件探しはストップしようかな。
そう考えていた矢先に、ポン！と出てきた物件。探している地域より少し離れているけれど、息子の学校へは近くなる。駐車スペースが独立していて、２台分確保されている。小さいけれど庭があって、私の好きな平屋！ここも先出のリノベーション業者が手を加えての販売になるみたい。
速攻で不動産屋さんに連絡を入れていました。「ここが気に入りました！手が届かないかも知れないけれど情報を下さい。」
情報を待つだけじゃいけない。翌日は仕事が休みだったので見に行ってきました。お隣に住むおじさんと偶然お会いしたので、ちょっと聞き込み。「空き家になってからは半年ほどで、定年を迎えたご夫婦が越して行ったよ。田舎暮らしでもするような感じかなぁ、詳しくは聞かなかったけどね。」
山を開いて作った団地の１画。手前には理想の駐車スペース。
１段上がって庭と家屋があります。こちらではよく使われる大谷石の階段。どうしても経年変化で崩れと黒ずみがあります。大谷石については過去記事をどうぞ。
庭の広さは15㎡くらいでしょうか。遮るものがないので陽当たりは心配なし。
雑草が生い茂る家周りも充分植物を植えられそうです。
しかし、芝の勢力はすごいですね。きっと私は全部剥がすかな。
道路を隔てた向かいのお宅が、びっくりするほどの豪邸でした。低木を目隠しにされていたようです。
今まで見て記事にした物件は５件、記事にしていないものも含めると７〜８件は確認しています。その中でも平屋は初めてでした。小さなおうちで、少ない物でこじんまりと生活する。娘は来年家を出るし、そんな選択もまたアリだと思います。
当の娘からは厳しいコメントが。「こんなプレハブみたいな家は嫌だ。あたしは今の家が快適だから、引越しは３人でどうぞ。」
