山田ガーデン

花や葉から、種まきから球根から。心地よい庭を作り上げる喜び。庭作りから学ぼう。

「家探しはご縁」は本当だった


家探しをしていた時、皆様からよくコメントを戴いていたのは「家探しはご縁」という言葉でした。
確かに、どんなに走り回って何軒も内覧しても、何か違うな〜というモヤモヤした気持ちが続くこともあれば、逆に話が急展開しながら進む不思議も経験しました。最後の最後に大どんでん返しがありましたが(笑)。
「家が呼ぶ」なんて言い方もしますね。こういうのすごく好き。素敵な家を引き合わせてくれるのは、見えない何か…それがご縁なのでしょう。


思い返すと、この物件とは不思議なご縁があった気がします。
ある日何気なく見たネットの物件情報が、ドンピシャだったから。

あの日の朝、近所の方と一緒に愛犬の散歩をしていて、「この辺りも賑やかになりすぎてきたよね〜。将来は引越しを考えているのよ」
「私ももっと山の方に住みたい。〇〇市とか」なんて話になりました。家に戻り、しばらく封印していたネットの物件情報をなんとなく見てみると、あった!
希望していた場所。夢見ていた敷地の広さに小さな平屋。これは偶然にも、以前涙をのんだ物件と全く同じ条件(土地に勾配があることと、雑木のあるなしの違いはありましたが)。同じ町内の目と鼻の先でした。価格も以前の物件よりずっと安い。


すんなりと内覧の予約ができ、当日は現地で不動産会社の担当さんと待ち合わせすることに。玄関からお邪魔すると、明かり取りの窓に私の好きなステンドグラスがはめ込まれていました。
好きなものが似ている方がお住まいだったようです。
そしてね、あっ!と思ったのが、玄関から真っ直ぐに目をやった奥の和室に飾られていたステンドグラスの置き物。
その図柄、私の好きなアイリスだったんです。もしかしたらご縁があるのかも知れない。そう思いました。
売主さんは県外の老人施設に入居され、急なお引越しだったのかな?荷物がそのまま残っている状態でしたが、嫌な気が全くなかったんです。きちんと整頓された室内は、丁寧に生活されていたことがよく分かりました。
そして私が内覧1番手。まだ誰も買うことが決まっていない。ここに決めようと思いました。



7月になりました。
契約日は2週間後。同時に、住宅ローンの正式な申し込みと、家の中に残っている荷物の分別作業を行います。使えるものがあったら是非使って、と売主さんが言ってくださっているので、ありがたいです。
さぁ!いよいよだね!