12月はシクラメンが山のようにお店へ入荷してきます。こちらの地方はシクラメン農家が割と多いので、様々な種類を見ることができてとても楽しい(最初のうちは…)。
"天使のはね" という下向きに花が咲くシクラメンがすごく好きで、2年連続で買っていたのですが、今年は入荷がなかったので、小さなミニシクラメンにしました。スノーショコラです。
シルバーの葉が雪を連想させます。自由に360°伸びる花茎がまたいい。作られたシクラメンより自然な感じがします。
家に持ち帰ってから咲いた花はクリアな赤で、徐々にダークな赤へと変わってゆきます。これもまたシルバーの明るい葉に映えて、かわいいわぁ。
天使のはねは花後の管理が難しく、夏越しの準備をする間もなくダメになってしまっていたけれど、これはどうかな。なんとか命を繋いでいけたらいいな。
昨年、原種のシクラメンを2株、庭に植えました。1株だけ夏越しが成功し生き残った現在。
まだ咲いてはいませんが、蕾が上がっています。
原種と園芸品種の両方を知ると、互いの良さがよく解ります。どんな風に改良されてきたのか、その長い道のりを想像してみたりして。そしてますます好きになる。
冷え込む冬の庭では、何もかもが眠っているように感じるけれど、確かに生きている植物がいます。