山田ガーデン

花や葉から、種まきから球根から。心地よい庭を作り上げる喜び。庭作りから学ぼう。

突然顔がボコボコに腫れる!~犬のアレルギー

 

私の息子にはアレルギーがあって、生エビを食べて大変な目に遭ったことがあります。現代人は何かしらのアレルギーを持っている人が殆どなのではないでしょうか。我が家も家族の殆どが花粉症だし、一緒に暮らしていた先代犬はアレルギーのオンパレードでした。特に食品では鶏肉がダメだったので、ほぼ全てのドッグフードはアウト。材料費の安い鶏肉は、どのフードメーカーも原料に使用しているからです。

現在の愛犬きなこは?きなこはアレルギー検査も事前には受けていませんでした。アレルギーとはなかなか厄介なもので、知れば良いこともあれば、逆に恐がって多く制限することで、生活に支障をきたすことも。知らなければ普通に生活できていたのに、判定を知ってしまったから、その食品 (物質) を避けなければならなくなった、ということになるのはどうなのかな、と思うところがあったので。

ところが出てしまったのです。慌てて病院へ駆け込んだ、先日の話です。

 

 

朝7時に朝ごはんを食べ、お昼過ぎにおやつを少々。これはきなこの毎日の決まりにしています。その日は息子が牛乳も50ccくらい舐めさせました。いつものように喜んでおやつを食べた2時間後、ぬいぐるみと格闘して遊んでいたら突然の嘔吐。そしておなかの調子も崩してしまい、4本足で立っていられないほどの状態になってしまいました。横たわっておなかを苦しそうに上下させて呼吸していて、足は震えていました。病院へ連れて行った方がいいかな、でも苦しそうだから今は動かさない方がいいかも…

1時間ほどで体調も落ち着きホッとした頃、主人が散歩へ連れていく、と言い出しました。私は今日は止めておいた方がいいんじゃない?と言ったのですが、おしっこだけでもさせてくるよ、と。きなこは家の中ではトイレをしないので、我慢させては可哀想だと思ったのでしょう。

 

散歩から戻ってゆっくり横になったきなこは、しばらくして顔をしきりに前足で擦り始めました。なんだ?いつもの甘えているサインなのかな?やけに強く擦っているような…

そう、それがアレルギー症状の出始めだったのです。そのうちに耳の中や首もと、おしり、乳首や血管の通っている爪までも真っ赤っかに!目も充血し、顔の形が変わるほどボコボコに腫れ上がってしまったのです。

私はもうパニック!きなこが死んじゃう!

 


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瞼や頬、上唇が腫れています。前足も心なしかマシュマロのように膨らんでいます。


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「嘔吐とおなかは落ち着いたのね?とにかくこのアレルギー症状を抑えましょう。」

かかりつけの病院が家から近くて助かりました。体温は38℃ちょっとで問題なし。注射を4本打って翌日まで様子を見ることになりました。帰宅してからはうとうとと眠そうにしていましたが、体に違和感があるからか落ち着いて眠ることもできず、何度も体勢を変えていました。

受診してから5時間後、顔も徐々に腫れが引き、ようやく深い眠りにつくことができたのでした。翌朝、食欲はあまりありませんでしたが、腫れは引き、元の顔に戻っていました。

 

 

今回のアレルギー症状の原因は何だったのか、血液検査をしないことにはわかりません。昨年から食べ続けているごはんは可能性としては薄い。だとすれば、怪しいのは牛乳と外の何か、秋の花の花粉だったり除草剤だったりということになるのでしょう。

体調が良ければなんでもないけれど、体調を崩していたことでアレルギー症状が出ることもあります。牛乳は本当に少量をたまに与えてきましたが、それは私たちのミスでした。今後は絶対に与えないようにします。反省。