山田ガーデン

花や葉から、種まきから球根から。心地よい庭を作り上げる喜び。庭作りから学ぼう。

飼いやすい犬種?飼いにくい犬種?すべては飼い主さん次第



f:id:y-garden:20200819074115j:plain
朝は5時代に起きています。コーヒーを飲んで目を覚ましたら、愛犬きなこと散歩に出ます。朝でも6時を過ぎるとぐっと気温が上がってきてしまうため、涼しい6時前に家を出るのが理想的。
夕方の散歩はアスファルトの熱が冷めてくる時間、最近は18時頃が多いでしょうか。夕飯の支度があるので本当はもっと早く散歩に行きたいのですが、熱を吸収したアスファルト肉球が火傷してしまう恐れがあり本当に危険です。そして夜22時過ぎに3度目の散歩。暑くて水をがぶ飲みするので、夜中にトイレを失敗することがあるからです。もう愛おしくて愛おしくて(笑)。子育てより一所懸命やっています。
朝晩の散歩では顔馴染みのワンちゃんが揃う公園があり、誰かしらには必ず会います。みんな揃うと20匹くらいになるかな。ポメ、トイプー、甲斐犬、ミックス犬などの顔ぶれ。もちろん相性の良し悪しがあるので、ガウガウといざこざが始まることもありますが、みんなそれぞれに可愛さがあって、姿を眺めているだけでほのぼのします。
愛犬きなこはその輪の中に入らせてもらって2年経ちます。同性のメスとは仲良くできないので、距離をとって飼い主さんと立ち話。以前は誰とでも挨拶できていたのですが、最近は意思表示をハッキリするようになりました。尻尾が上がって堂々とした立ち姿でしょう?


f:id:y-garden:20200819142639j:plain
「あら、この子はなんだか哀愁があるわねぇ。」
年配のご婦人にそう言われたのは先日のことです。犬を連れていないのにワンちゃん達の名前をちゃんと把握している不思議な方。もしかしたら以前は犬を飼っていたのかも知れません。その方がきなこの様子を見てそう言うのです。
確かに誰にでも愛嬌があるわけでもないし、愛くるしく跳ね回ることもありません。控え目で臆病でも強い芯を持っている。そんな犬です。

「他のワンちゃんとはちょっと違う感じなのよね。なんでかしら、目が独特なのかしら。」
きなこが我が家にやってきた経緯を話すと、「いろいろ経験して歳を重ねたから、こんな表情をするのかも知れないわね。ちょっと抱っこしてもいい?抱っこは嫌いかしら?」
きなこを膝に乗せると、その方はきなこの頭にそっと頬ずりをしてくださいました。きなこは気持ち良さそうに耳を下げ、じっとしていました。


飼い主さん達は犬についてよく勉強している方が多く、きなこが飼い犬にガウガウ怒っていても、嫌な顔一つせずいてくれるので気が楽です。犬には犬の世界があるから、私たちが何も言うことはないわよね〜という感じ。吠えてしまうのも凶暴だからではなく、怖がっているからだとすぐに理解してくれる。子供の保護者の集まりよりずっと楽しいです。
しかし勉強しない飼い主さんには手厳しい。最低限のしつけをしないと手がつけられない犬になってしまうのをよく解っているからです。
可哀想ですが、みんなから距離を置かれているワンちゃんがいます。ワンちゃんには悪気はありません。飼い主さんがワンちゃんを全くコントロールできていないので、みんながのんびり集まっている中に猛ダッシュしてきて暴れまわるのです。飼い主さんは引っ張られるがまま。ワンちゃんが嬉しくて興奮を抑えられず飛びかかってきて、犬たちはパニック状態になった事があったそうです。

飼いやすい犬種、初心者は手を出してはいけない犬種という区別があるのは、言い換えれば飼い主がしっかり躾ができるかできないかが大きな分かれ道になりますよ、ということだと私は思っています。飼いにくい犬なんていない。全ては飼い主次第なのだと思います。
何が書きたいのかまとまらなくなりました。おっ、もう5時40分、散歩に行かなくては。