山田ガーデン

花や葉から、種まきから球根から。心地よい庭を作り上げる喜び。庭作りから学ぼう。

バラの芽、愛犬にとっての庭



休みの日の朝は、愛犬きなこの散歩に行った流れで庭に寄り、そのまま庭作業に突入することが多々ある。きなこを庭で自由に散策させておいて、自分はちまちまと雑草を抜いたり、ハサミを握ったりしている。


でもなんだかきなこの様子を見ていると、始めのうちは夢中でカレックスを引きちぎって食べたりしているけれど、そのうちそわそわしているように感じる。庭のどこででもいいからぐだーっとリラックスしていればいいものを、私の周りをウロウロしては何かを訴えるような目で見つめてくる…
何を訴えているのかは解っている。
早く家の中に入ろうよ、と言いたいんだよね。


人事異動で店の雰囲気がガラッと変わり、そこにセール準備も重なって落ち着かない日々からやっと開放されました。数種以外はバラの葉が展開している現在。今年は早いなぁ。


ERデスデモーナは怖いくらい新芽を吹き出していて、芽かき必須。これがシュラブというものか。枝数が多くなるのも頷けるな。



どうやらロサオリのコマドリロビンは照り葉のよう。照り葉は病気に強いって言うものね。



でもピエール ド ロンサールは放っておくと黒点まみれになるよ。



ERチャールズ ダーウィン。完璧、言うことなし。大好き。



我が庭では数少ない青芽のパルフェ タムール。スペースの関係で、今年は棒を使って上へ誘引してみた。


バラの剪定枝と葉はなるべく庭に残さないように拾うようにしている。それはきなこが踏んで痛い思いをしないように。バラは葉柄にも細かいトゲがあるから、肉球に刺さったら痛いでしょ。


工事の重機の音、車のエンジン音、人の声、騒がしいカラスの鳴き声…外は色んな音が溢れていて、残念なことに、きなこにとって庭は安らげる場所ではないようです。
せっせと植物の世話をする私の側に来ては、背中(お尻)を向ける。背後に飼い主がいると安心できるから。だからきなこの写真はいつも顔が写っていない。