山田ガーデン

花や葉から、種まきから球根から。心地よい庭を作り上げる喜び。庭作りから学ぼう。

猛暑のガーデニング



連日、気温35℃だの36℃だの、バカみたいに暑い夏が今年は特に堪えます。デスクワークに慣れてしまい全く汗をかかなかったこの私でも、屋外で働くようになって文字通り滝のように汗を流しています。体の働きとしては正常になったわけですが、この年になってこんなにも汗をかくことになるだなんて思いもしませんでした。高校時代の部活並みだもの。
8月も下旬ですからこれから少し気温は下がりそうですが、2〜3℃下がったところでねぇ?やっぱりまだ暑いよ。毎日夕方に庭全体に水を撒いていますが、しばらくは続けなければ。


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朝顔は本領を発揮しつつあります。いい色が咲くようになってきました。


なんだかね、何だかいつもモヤモヤと悩み事があって頭がスッキリしないんです。ブログ記事ひとつを書くのも時間が掛かって、億劫で正直あまり楽しくない。私このままではヤバイかも知れない。朝から封を開けていなかった郵便物をいる、いらないと整理して、放置していた庭に出てもさもさのエリゲロンを勢いで刈り込みました。


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小さな花が咲いていましたが、刈り込んでみんな処分しました。気分は少し晴れやかに。あぁ、私はこういうことがしたかったんだな。


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夏の花ペチュニア。頑張っています。昨年の失敗を踏まえてピンチを繰り返したかいがありました。やっぱりペチュニアはピンチが大切。


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つるバラ 新雪も上に伸びたつるを切り落としたおかげか、シュートが出てきました。暑くて動きがなかったのに、植物は確実に秋をキャッチしているのですね。


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こんなに咲いているのはブラッシュ ノアゼット。


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日高ミセバヤの蕾。やっぱり秋なんだわ。山田ガーデンのセダムは軒並みベンケイソウスガという蛾の幼虫の餌食になります。糸を張った中にいるのですぐ判ります。梅雨前から見つけては捕殺を繰り返し、蕾も少し食べられてしまったけれど、ようやく落ち着いてきました。来年は必ずオルトランを撒こう。


今年の長梅雨や猛暑という異常気象に、昨年のあの会話を何度も思い返しました。

これから先ずっと、夏のガーデニングはもっともっと過酷になるでしょう。暑さも考えた庭にシフトする時なのかも知れません。スプリンクラーを設置するとか遮光ネットを張る。またはもっと暑さを考えたメンテナンスをするべきか。この地の名物である雷雨も年々少なくなっているし、冬の寒さだけでなく暑さに強い植物を選ぶことも必要になりそうです。