山田ガーデン

花や葉から、種まきから球根から。心地よい庭を作り上げる喜び。庭作りから学ぼう。

【ブログ休止中の振り返り】伸びすぎたアイビーを剪定、勝手に生えてきたセンダンの伐根

【2020年1月中旬】



我が家のカーポート脇には花壇がある。大きな古いローズマリーが2本とこれまた大型のギボウシ、台湾ホトトギス、ヒューケラにサルビアラニチカ、足元にはアイビーが植えてある。


f:id:y-garden:20200110170029j:plain
とにかくよく伸びるアイビーは、季節に関係なく気になった時が剪定時だ。この場所では伸びても車のタイヤに踏まれるだけなので、年2〜3回は剪定してスッキリさせている。放っておくとどこまでも伸びて根を下ろしたり、垂直の壁や塀にもにガッチリくっついてしまう要注意植物。


f:id:y-garden:20200110171123j:plain
花壇の縁から垂れ下がらない長さにまで剪定した。ついでに暖冬で青々と葉を広げたままのサルビアラニチカも根元からバッサリ。このガラニチカ、かなり大型の植物で、車を駐車するにも枝葉が車のボディを擦るほどになる。植え替えを考えた方が良さそうだ。



好きで植えた植物が伸びるのはまったく構わないことだが、植えてもいないのに庭で育ってしまっている困った植物については、昨年記事にした。
その後の続きを書いておかなきゃね。

実は、ガーデンリフォーム会社の社長に上記記事の件を相談してみたのだ。根っこが曲がっていて、最後まで抜けきらない場合はどうしたらいいのか云々...
社長曰く、「伐根してほしいという依頼はありますよ。でもね、根っこを辿っていって、最後の先端まで抜けるかと言ったらまず不可能ですよ。何十メートルも根を辿ることは一般家庭の敷地では無理。ある程度細くなってきたところで切ってしまえば大丈夫です。」
「その残った根から、また生えてきたりはしませんか?」
「大丈夫、生えてきませんよ。」

勝手に庭に生えてきたのはセンダンという木で、花後には紫色の実をたわわに付ける。それを食べた野鳥が山田ガーデンにやってきて、トイレタイム。芽が出てしまったというわけ。巨木になると知ってしまったからには、できるだけ根の先端まで辿り、残さず抜いてしまいたい。
以前の記事では5本のうち2本を抜き、かなり太い3本目の途中でギブアップしたところまで書いたんだった。

f:id:y-garden:20200118201026j:plain
またこんなゴボウみたいな根と対峙しなければならないのかと思うと気が重いけれど、抜けきらなくてもいいのだと分かれば頑張れる。
ギブアップした3本目はちょっと置いておいて、細めな4,5本目に取り掛かるよ。


f:id:y-garden:20200118161436j:plain
ちょっと見づらいね、周りをざっときれいにしよう。


f:id:y-garden:20200118161931j:plain
見えた。わかるかな?


f:id:y-garden:20200118162232j:plain
この2本を抜くよ。ひたすら株元を掘り進む。土が柔らかいから楽に抜けそうだ。


f:id:y-garden:20200120200534j:plain
f:id:y-garden:20200120200554j:plain
無事に抜けきった。この根の感じ、何度見てもなんだか好きになれない。恐いよ。

2月上旬には掘り進めていた最後の1本を主人に切ってもらい、センダンの処分は全て終わった。
あんな根っこを掘り出そうとしていたなんて、と言われるくらいに、誰が見ても恐ろしく根は長かった。