山田ガーデン

花や葉から、種まきから球根から。心地よい庭を作り上げる喜び。庭作りから学ぼう。

とにかく明るくなれる花〜リビングストンデージー



どしゃ降りの雨の土曜日、初夏のようでもあった青空の日曜日共にマスクをして園芸店に出勤していました。お客様に聞いたところ、走っている車は少ないけれど、どこの花屋もHCも人でいっぱいよ、とのこと。月末からGWにかけては、外出自粛に合わせて私の勤務時間も短くしていただけることになりました。お客様とできるだけ2mの距離をとってね、と言われているのだけれど、そんなに離れて接客するのはやっぱり難しいよ。お花の説明とかできないもん。ここから切ると脇芽が出てきますよとか。それこそ志村けんのバアちゃんのコントみたいになっちゃう〜「あ!? あんだって〜!?」って(笑)。


「お店のホームページにあるスタッフブログに1記事何か書いてくれますか?いろんな人に書いてもらいたいので」と言われていたので、1記事仕上げました。まさか自分以外のブログを書く事になるなんて思いもしませんでした(笑)。もちろん自分のブログを持っていることは秘密にしていますよ。でも書き上がった記事をチェックしてもらった時に、「すごい!よく本とか読んでいるんですか?山田さんの隠れた才能を発見した気がします。表現が上手い〜」とお褒めの言葉をいただけて。
超ドキドキでした。いつかブログを書いていることがバレるんじゃないかというドキドキです(汗)。水の遣りすぎなんじゃ!とか隠さず書いていますからね、知られたらもう身の置き場がありませんよ(汗)。

以前もブログがうまく書けなくなって悩んでいた時に「たくさん本を読んできたことがわかる文章ですね」と先輩ブロガーさんが励ましてくれたことを思い出しました。二度も言われるってことは、相当固いのかもしれません。いや、自分でも文章が固いとはわかっているんです。ガーデニングブログとしては固すぎるって。もっとくだけた笑える書き方のほうがアクセスを集めてるってことも。でも公に発信するんだからちゃんとしたい気持ちが強くて。もういい歳だしさ、喋り言葉で書くのは抵抗があり過ぎます。話すようにスラスラと書ける皆さんが羨ましいです。


そんなことを考えていたからか、職場でペチュニアのポット苗を買って帰ろうと考えていたのに、なんだか明るい気分になりたくてこんな派手な花を手にとってみたのでした。

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リビングストンデージー一年草です。ペチュニアは昨年も植えたしね、いろんな植物を育ててみたい気持ちと、派手すぎてなんだか売れ残りそうな予感もあったから。


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多肉のようにしっとり、くにゃりとした感触と表面にある水の粒。これを見て真っ先に頭に浮かんだのは、不思議な野菜アイスプラント。しゃくしゃくな食感とほのかな塩味が特徴の野菜にそっくりです。
太陽が大好きな南アフリカ原産なので、とにかくカラフルな花色が揃っています。山田ガーデンにはオレンジレッドと黄色を選びました。どちらもニュアンスカラーで、派手ながらも優しい色。中間色が多く、幾つも組み合わせて植えたくなります。ガザニアといいアークトチスといい、南アフリカ原産の花はバッと開いて太陽をいっぱいに浴びたい、そんな放射相称花タイプの花が多いですね。


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ガザニアと同様に、夕方になると糸状の花弁を閉じます。仕事終わりに持ち帰ろうとしたら、花が全部閉じていて面食らいました。太陽が出ない雨降りの昨日は一日中閉じていました。曇りでも開きません。一度咲くと花弁が散るまで動きのない花がほとんどの中、リビングストンデージーは閉じたり開いたりを繰り返します。当たり前だけれど、植物は生きているんだな、と実感させてくれる花です。


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つい先程植え終わりました。植えてみると意外としっくりきますね。ビオラの青色が落ち着かせてくれているのかも知れません。ビニルポットから抜くときは茎や葉が折れやすいので気をつけてね。



格安SIMに切り替えてからはてなブログの動作が重く、固まってしまうことが多くなりましたので、スターを非表示にしました。(山田はブログをスマホで書いているのです)皆様のブログも同じく、スターが表示されるまで時間がかかります。スターが付いていないのはそういう訳だとご理解ください。
不具合だらけではありますが、今後とも変わらずお読みいただけると嬉しいです。