山田ガーデン

花や葉から、種まきから球根から。心地よい庭を作り上げる喜び。庭作りから学ぼう。

ガーデニング家計簿〜1年にどれだけ庭作りにお金を掛けているか計算してみた


子供たちの学費捻出&貯金のペースアップのため、12月に転職をします。今までは平日と土日、と別々のパートを2つ掛け持ちしてきましたが、主としてきた平日のパートに閑散期があったので収入が不安定でした。それでも雇い主さんにはお世話になっていたので働き続けてきましたが、慣れからか次第にぞんざいに扱われていると感じる出来事が。
土日に働いていた勤務先にもフルタイムで働ける枠がなく、思い切ってどちらも辞めて、別の仕事に内定をいただいています。




収入アップだけで安心してはいけません。生活に掛かるお金も見直し。私がずっと手を入れたかった家族の通信費に着手しました。1年前に自分のスマホ格安SIMに変更していて、月の使用料は2000円ちょっとになりました。大手キャリアを使っていた時の半分になり、使い勝手も問題なし。大満足です。

しかし、家族のスマホはすぐに動かせない理由がありました。それは契約期間の問題、つまり2年縛り問題と家族間の紐付けです。家族間でネット使用量を分け合えるという、その時はお得だと思った契約も、今では魅力を感じなくなりました。何年後かには子供たちも自分で好きな通信会社と契約することになるだろうし、家族という名の割引に惑わされない、わかり易くてシンプルな格安SIM契約に変えて、月々の通信費を下げたいと以前から考えていました。ちょうど2年縛り契約の更新月になったので手続きを済ませましたよ。
今回手を入れた通信費。こんなに支払いが変わります。
 ■タブレット  月¥2,591 → 月¥980
 ■家族スマホ① 月¥6,852 → 月¥2,680


さて、私の趣味はガーデニングです。家計を見直ししていますが、その内いったい1年に幾らお金を掛けているのか?自分でも知りたくなり、ざっと過去ブログを見返しながら、2020年に買ったものを集計してみました。

1月 = 220円

ミニアイリスの芽出し球根を2ポット購入。

2月 = 1,500円

大量にクリスマスローズの苗を戴いたので、大きなテラコッタ鉢を用意した。

3月 = 1,640円

アグロステンマ 桜貝の苗を4ポット購入。440円。
ミヤコワスレを2ポット、エリカ クリスマスパレード、イングリッシュミント、白いフレンチラベンダーを購入。ざっと1,200円。

4月 = 300円

リビングストンデージーを2ポット購入。外出自粛期間だったので、勤務先の園芸店のお昼休みに買い物。

5月 = 4,020円

ロベリアを2ポット、サンビタリア、セダム。幾らくらいかな?忘れたな…600円くらいかな。
ペチュニア2ポットで320円。ジニアとサルビア ネモローサを2ポットずつで700円。
バラの新苗が800円。アンティーク調の植木鉢が1,600円。

6月 = 4,700円

ペチュニア4ポット購入。640円。
コニファーのブルースター、ホタルブクロで1,600円。ジャンクレンガが1,960円。ピンク色のペンキが500円。

7月・8月 = 0円

何も買わなかった。

9月 = 1,800円

サンスベリア サムライドワーフが300円。ガーデンダリア2ポット、400円。ハマギクが2ポットで300円。チューリップとアイリスの球根で600円。ビオラの種が200円。

10月 = 0円

何も買わず。

11月 = 2,450円

高校の販売会でパンジー7ポット、490円。ビオラ5ポットが660円。フリルパンジー2ポットで320円。ジャンクレンガ980円。

12月 = 1,290円

この記事を書いていた時は何も買わない予定でしたが、売れ残りのリーガースベゴニアと植木鉢で590円、培養土200円。シクラメン 天使のはね500円。


2020年の1年間にガーデニングに使ったお金は17,920円!12カ月で割ると、ひと月の平均は1,493円でした。毎月の私のスマホ料金より安いじゃないか。
もちろんガーデニングも7年目になりますから、始めた頃よりも買うものは少なくて済みます。ガーデニンググッズはなぜか金額がむちゃ高いので、少しずつゆっくりと買い揃えて庭作りをしていけばいいんです。慣れてきたら種蒔きをしたり株分けをして植物を育てればお得だし勉強にもなります。決してお金の掛かる趣味ではないはず。
なので、ガーデニング費用にはメスは入れません!メスを入れる日が来ないよう、余計な出費は控えてシンプルに暮らしていきたいです。



ーーーーーーーーーーーーーーー

先日の記事にブックマークコメントをありがとうございました。

今日は霧雨が降る寒い1日です。ゴールデンな庭も影を潜めています。金運アップするならば、もっともっと黄金色を集めなくては…(笑)。
通勤路の紅葉を眺める機会が多々あり、今年の秋は長く感じます。そろそろ平野部も葉が落ちて、冬に近づきつつありますね。







黄金色が心地良い庭


ガーデンデザイン会社のパートさんたちに退職することをLINEグループで送ったところ、誰からも返事がない山田ガーデンです(笑)。あまりにもドライではないかい(笑)。まぁ、一緒に仕事をしたことがない、顔も合わせたこともない方がたくさんいましたからね。お世話になった方には直接ご挨拶できたし、良しとしよう。


f:id:y-garden:20201119113854j:plain
北関東は先週はぽかぽか陽気で、庭作業日和が続きました。こういう時に冬への準備をさささっとすればいいのでしょうが、あまりにも気持ちがいいので、無駄にぼーっと過ごしてしまいました。
まだビニルポットのままのパンジーが3株残っているので、早く植え付けを済ませなきゃ。


f:id:y-garden:20201119120845j:plain
黄金色に輝くのはスズランの葉。地下茎で増えます。


f:id:y-garden:20201123104341j:plain
秋になるとギザギザポテトチップスのような葉になる土佐水木。道路に落ち葉が散らないように母が早く取り去ったので、もう数えるほどしか残っていない。今年はきれいな黄色に紅葉していたのに残念。


f:id:y-garden:20201123104957j:plain
野ブドウの紅葉はスッキリとした爽やかな黄色。


f:id:y-garden:20201123105107j:plain
イソギクが咲いてきました。と言っても花弁がないので、ぽわぽわと広がってきたら開花としています。


f:id:y-garden:20201123105350j:plain
スプレーマムは満開。頭が重くて下がり気味。


f:id:y-garden:20201123105522j:plain
ギボウシ ファーストフロスト。来年は葉数が増えるといいね。


山田ガーデンは半日陰なので、1年を通してもりもりと花が咲いているわけではありません。でも葉モノが多い分、秋の紅葉が楽しみな庭になりました。賑やかにたくさん花が咲いているだけが美しい庭ではないと思うのです。環境に合った植物を取り入れた、ホッとできる庭。そんな庭が好きです。









小春日和に穏やかな時間が進む


f:id:y-garden:20201116202900j:plain
庭から空を見上げたら、2階の軒に届きそうな位置に新雪が返り咲いていました。春にどっと咲いた後は、寒くなるまでぽつりぽつりと返り咲きます。


f:id:y-garden:20201116204027j:plain
秋に咲くとツバキと間違えられそうなセンチメンタル。柚の木の後ろでひっそりと開いたこのバラに気付いているのは、きっと私だけ。
春のように賑やかとはいきませんが、今年の秋はずいぶんバラが咲いてくれています。


f:id:y-garden:20201116215813j:plain
花が終わった日高ミセバヤは優しい色に紅葉しています。根元にはもう新しい芽を覗かせていて、春のワクワクを早くも感じさせます。

f:id:y-garden:20201117070414j:plain
昨年お店で廃棄されようとしていた姿が思い出せないくらい、いっぱいに葉を伸ばし花をつけたのは9月下旬でした。我が家のセダムには糸を貼るいもむしが毎年大量発生し、新芽を食べつくされますが、ミセバヤは軽症で済みました。


f:id:y-garden:20201117083853j:plain
そしてまた少しずつ寄せ植え作り。以前寄せ植えで使ったカルーナとシロタエギクをひっそりと育てておいて、もう一度活躍してもらいます。


f:id:y-garden:20201117084352j:plain
周りを警戒しながらウトウト。愛犬きなこは太陽が大好きです。今週は暖かいので穏やかにゆっくり時間が流れているように感じます。




ーーーーーーーーーーーーーーー

先日の記事にブックマークコメントをありがとうございました。励ましのコメントをたくさんいただけて嬉しかったです。


イチゴ農園にも挨拶を済ませ、転職の準備が整いました。「お子さんにお金がかかる時だって解っているから、気にしないで」と。気を遣ってくれているのを感じたので、奥様へのモヤモヤは誰にも言わずに去ろうと決めました。
さぁ、これからは通帳とのにらめっこ生活が始まります(笑)。息子の進学先には1年分の授業料もろもろを一括払いしなきゃならないし、もう1台の車の車検も控えているし…家計簿アプリをスマホにインストールして、せっせと入力し始めました。2年縛り契約がネックだった家族の通信費にもメスを入れる時期が近づいています。やるぞぉ!









40代主婦の転職が急展開!


なんと、先日面接を受けた会社から、契約社員採用の連絡をいただきました。トントンと話が進んで驚いています。ホームセンターの園芸担当です。今まで以上に大きな売り場で、たくさんのお客様を接客することになるので楽しみです。
家からも割と近場で、フルタイムで遅くまで働いてもすぐに家に帰れるし、社内制度もしっかりと整っています。
面接を担当してくださった方が、私より年上の女性だったんですね。これまで生活の変化に合わせて転職をしてきたこと、大好きな園芸の道で生きていく決心をしっかりと汲み取ってくださった。前回の記事では結果が出る前だったので書かなかったけれど、これでダメならどこもダメだと思うくらい、全力を出し切った面接でした。女性の契約社員は少ないので、ぜひ頑張って上に上がってきていただきたい、とのお言葉までいただきました。


f:id:y-garden:20201113140507j:plain
また少しずつパンジービオラを植えました。黄色とブルーの組み合わせは元気が出る。本当に好きな組み合わせです。


f:id:y-garden:20201112104118j:plain
ムクゲは半分以上葉が落ちたので、スッキリと選定を済ませました。下に伸びていた脇枝は、知らないうちに切られていました。


思い立って急に転職活動を始めて、あれよあれよと急展開してしまったので、時間が経たないうちに現在の職場に話をしてきました。ガーデン施工会社からは「社長が悲しむわよ、山田さん山田さんってよく言っていたから。」と聞かされ泣きそうになりました。いつも辞める時になると、みんな優しい。それ、もっと早く知りたかった、みたいな本音が飛び出してくる。言葉は人を傷つけもするけれど、人のモチベーションを高める力もあります。部下をお持ちの方、言葉は出し惜しみせずに、思ったこと感じたことを現場の皆さんに伝えてください。何ひとつ問題のない状況だとしても、言葉は省略しないで。「いつもご苦労さま」「助かります、ありがとう」「最近どうですか?」「悩んでいることはないですか?」たったその一言で、頑張ろうって思えるものなのです。


f:id:y-garden:20201113163111j:plain
初めてフリルパンジーを買うことができました。昨年も欲しいと思いながら我慢していたんです。自分の働くお店が1番安かった。灯台下暗し、でした。









ビオラの植え付け、動き出した転職への道


f:id:y-garden:20201111151529p:plain
いよいよ冬が近づいているニュースが耳に入ってくるようになりました。初氷ですよ。今朝の気温はもっと下がっているはずです。


我が家の種蒔きビオラは、いつも言っていますがいつ咲くかわからないくらい小さい。でもさすがに1輪も咲いていない冬の庭は寒々しいので、ちょっとだけ準備しました。

f:id:y-garden:20201111153226j:plain
f:id:y-garden:20201111153245j:plain
初めて買ったブランド苗 "ももか" と、ノーブランドのビオラたち。みんなキラキラしていてかわいい。ももかはブランド苗でも150円というお手頃な値段でした。


f:id:y-garden:20201111153357j:plain
今回は直接庭に植え込んでみたり。

f:id:y-garden:20201111153550j:plain
アンティーク調の鉢に植えてみたり。少しずつ植え込んでいく予定です。


実は転職活動を始めました。支払いの遅れた給料は無事に受け取りましたが、以前のように楽しく働くことができなくなってしまいました。奥様とも会話を控えたい。急に気持ちが冷めてしまったんです。どんなに一所懸命働いてもぞんざいに扱われるのはやっぱりちょっと…農園という小さなコミュニティーでは、園主さんと奥様と距離をおいて仕事をすることはできません。言葉は恐いものです。一度口にしたら取り返しがつきません。決して人に対して軽々しく発するものではないのです。
ダブルワークをしているガーデン施工会社も週末以外は働ける枠がないので、残念ですがこちらも退社し、フルタイムで働ける職場を探します。
実は一昨日、早々に面接に行ってきまして、30分ほど人事担当者とお話ししてきました。久しぶりに自分の職歴を思い返し、なんとまぁいろいろと経験してきたものだと自分でも感心しましたよ(笑)。子育てと両立不可能で泣く泣く辞めた会社もあったし、派遣の契約がずっと続けばいいのに、と思うほど楽しかった仕事もありました…待遇で決めた仕事は結局長続きせず、「やってみたい!」と思う気持ちを素直に優先してきた人生だったなぁ、と。
そしてやっぱりこれからも、やりたいことを仕事にして、やりたい夢を叶える道を選びたい。もちろん各制度が完備されていれば安心して働けるので、今回はその辺りも考慮します。

と書いているところへ、ガーデン施工会社の仲良くしてくれているパートさんから退職を決めた、と連絡が。彼女も大好きなことへの道を歩むチャンスを掴んだようです。40代主婦という私たちの立ち位置では、そうですね、ラストチャンスに限りなく近いのかも知れません。
粛々と淡々と、お世話になった職場にお別れします。



ーーーーーーーーーーーーーーー

先日のブログ記事へのブックマークコメントをありがとうございました。


やっぱり学校行事は全国的に中止になっているようですね。息子は修学旅行がなくなりました。農業高校の文化祭って本当に楽しいし、刺激も受けます。お近くの学校へ足を運んでみてくださいね。そして全国の農業高校の様子をぜひ、山田ガーデンに教えて下さい。地域によって特色があるようなので。ちなみに娘の学校には黒毛和牛とホルスタインジャージー牛がいますが、馬はいないんです。
本来ならば6月に造園の国家試験を受ける予定でしたが、新型コロナの影響で試験が中止になり、学校が普段は受けない冬に再挑戦させることにしてくれたのです。時間内に正確に作り上げなくてはならないそうで、ひたすら練習あるのみ。娘はまだまだすごく時間をオーバーしているみたい、クラスで1番遅いって言っていたから(笑)。私の娘を職人として派遣したら…終わらなくて庭の隅っこでメソメソ泣くんじゃないでしょうか(爆笑)









農業高校の販売会へ〜今年の戦利品は?


今月から娘の通う農業高校で放課後、花苗の販売が始まりました。今年は新型コロナウイルス感染防止のため文化祭が中止になってしまったので、こういった販売方法になりました。

自宅から学校が遠いこともあり、送迎でよく学校を訪れています。保護者の中でも頻繁に学校へ行っている部類に入るんじゃないかな。それでも文化祭は楽しみにしていたので中止の連絡は残念でした。来年また賑やかに行われることを願っています。寂しいよね、学校行事が軒並み中止になるのは。


早く買いに行きたかったのに、前にお話したように10月のお給料をもらえていなかったので、販売初日に出掛けるのもためらわれて。よく考えるとおかしいよね、どれだけ忙しくても、給料はきちんと決まった日に払うのが筋ってもんじゃないか?それも今回が初めてじゃないし。それを「もらえないと生活できないわけじゃないよね?」だなんて、冗談にしていいことと悪いことがある。なんか怒りを通り越して、今は悲しくなってます。


ようやくお給料を受け取った販売2日目の夕方に向かってみると、なんとビオラ完売。ショック。人気があり初日に売り切れてしまったとのこと。パンジーの黄色と白が約100ポット残っていただけでした…先生に聞いてみると、近所の小中学校にも配達するので、その分販売数が少ないのだと言っていました。


f:id:y-garden:20201106075552j:plain
私の戦利品はこれだけ。オーソドックスなブロッチのパンジー7ポット。


ただね、買えなかったけれど嬉しいことがありました。ビニルハウスの入り口は色とりどりのビオラプランターに植えられて飾られていました。ひとつとして同じ色模様のない、それはそれはカラフルで賑やかで可愛らしい、まるで花屋さんのようなたくさんのビオラでした。
「高校生が育てた、というだけで充分なブランド力があると思います。更に人気のある色模様を充実させれば、県内各地からたくさんの花好きが集まる文化祭になるはずです」
昨年の文化祭後のアンケートに、私はこう書きました。昨年は色のバリエーションが少なく、買う側からすると少し物足りない気もしました。育てる生徒さんも、花色によって成長が違うということが学べるし、開花の楽しみが広がると思いました。私の意見が少し学校に届いたのかな。グレードアップしたビオラを見てそんなことを思いました。


私が蒔いて育てている種たちもすくすく育っていますよ。私も生徒さんたちを見習って頑張らなきゃね。

f:id:y-garden:20201103123411j:plain
アグロステンマ 桜貝の双葉は、大きくしっかりとしてきました。


f:id:y-garden:20201103130916j:plain
1ポットに2粒ずつ、計16粒蒔いた結果、10粒が発芽しました。


f:id:y-garden:20201105205648j:plain
ビオラの方はといいますと、買った種の発芽率が悪すぎてびっくりするくらいです(写真右)。左の写真は昨年咲いた花から種を採ったもの。この差は何なのか、頭の中がはてなマークでいっぱい。


f:id:y-garden:20201105231328j:plain
ビオラじゃない種が紛れ込んでしまったようです。あなた、オダマキだわね。


f:id:y-garden:20201102140148p:plain
今、娘は造園の国家資格をとるために日々頑張っているようです。学校のホームページに授業内容がアップされていました。まだ暑かった頃の様子ですが、ちゃんと水糸を引いて縁石を並べるところです。頼もしいですね。



ーーーーーーーーーーーーーーー

先日の記事にブックマークコメントをありがとうございました。



子どもたちが学校を終えるまでは、時間もお金も思い通りにはいきません。落ち込んだり浮かれたりせず、コツコツと淡々とやっていきたいです。いつか必ず貴女様をご招待します。久しぶりに気が引き締まる思い、ありがとうございます!









秋でもまだまだ花は咲く


f:id:y-garden:20201102140731j:plain
11月に入り、ぐっと寒くなりましたね。昨晩は降水確率が10%だったのに土砂降りの雨になりました。数日前の久しぶりにまとまった雨で乾燥した秋の庭は潤っているので、もうしばらく雨はいらないです。ギボウシ ブルーカデットもこんなに黄金色になりました。


f:id:y-garden:20201102164523j:plain
グリーンフィンガーズのご夫婦から戴いた鉢のギボウシも、休眠に入ろうとしています。品種によって眠りにつく時期はまちまち。水戸の華なんて随分前に眠りについてしまっています。


f:id:y-garden:20201102164813j:plain
掌サイズの小さなギボウシ、ブルーマウスイヤーの葉はよれよれと。1年の疲れが見えるよう。葉モノだけ見ると寂しい秋の庭のようですが、これからが旬の花たちもたくさんあります。


f:id:y-garden:20201102165517j:plain
気温が下がり、俄然やる気を出してきたのは山田ガーデンのバラたち。1番の年長者であるラ フランスには3つの大きな蕾。花を咲かせることができるのは、つまり元気な証拠。何よりです。


f:id:y-garden:20201102165852j:plain
黒点まみれで目も当てられないER アブラハム ダービーですが…

f:id:y-garden:20201102170023j:plain
3日後に見ると、こんなに大きくて立派な花をうつむき加減で咲かせていました。オレンジ色が抜けているので、もう咲いてから2日は経っていそう。葉を消毒するための4L噴霧器は持っているのですが、毎年頑張って消毒しよう!と目標を立てても、薬剤を計って水で薄めて…を時間がない日常にはやっぱりできないんです。ハンドスプレータイプの薬を常備することにしたので、来年こそはしっかり散布したいです。ちょっと気になった時にシュッシュと手軽に消毒できる方が、忙しいガーデナーさんには合っていると思います。


f:id:y-garden:20201103081017j:plain
名前のわからない新苗のバラ、暑い間は成長がストップしていました。ハダニも発生しましたがこれも涼しくなって元気を取り戻し、蕾をつけるまでになりました。


f:id:y-garden:20201102225444j:plain
f:id:y-garden:20201102225503j:plain
スプレーマムも咲き始めました。増えてあちこちから出た芽を整理したこともあり、今年は花が少なめ。咲き始めは赤が強く、咲き進むにつれて黄色になります。
種蒔きをした小さな芽たちも日々成長しているし、まだまだ楽しみは続きます。



ーーーーーーーーーーーーーーー

先日の記事にブックマークコメントをありがとうございました。

「私、この花嫌い。下を向いて咲くから、見ていると憂鬱になる。」
以前、母に言われた言葉です。ずっとそれを気にしていた自分がいました。あんまり好きじゃない、ではなく、ピシャリと嫌いだ、と言ったのです。まったく私のまわりにはものの言い方を知らない人間が多すぎます(苦笑)。寒い時期にぐんぐんと成長する頼もしい姿を知らず、下を向く花姿だけを見てそんなことを言う母を寂しい人だと思います。
普通の植物とは真逆の成長サイクルを持つクリスマスローズは興味深くて、最近は時期になると売り場を必ずチェックしてしまうほどです。高いので小さな苗しか手が出せませんが(笑)。鉢に植えると、下を向く花が鑑賞しやすいのでオススメですよ。

私の夢は園芸店を開くことです。イチゴ屋さんになりたいわけではありません。先日の一件で、転職しようかなとぼんやり考えています。









クリスマスローズ ニゲルの古葉切り


半年以上前の3月に、開花の終わったクリスマスローズのニゲルを職場の方から戴きました。寄せ植えかなにかで使用したもので、一度使用したら本来は廃棄しなければならない決まりなのですが、まだ元気で勿体ないし、買うと高いでしょう?って。


f:id:y-garden:20201030175315j:plain
f:id:y-garden:20201030175351j:plain
4株もあったので大きなテラコッタ鉢を慌てて用意して、まとめてドサッと植え付けました。花が咲き終わっていても1〜2輪返り咲いたので、真っ白なかわいい花を見ることができました。ブロッチ(花弁の中心、芯の周りに出る色模様)のないすっきりとした花です。


f:id:y-garden:20201030220626j:plain
これが現在の姿。何もお世話していないのに元気いっぱいなニゲル。しかし、ニゲルよりテラコッタ鉢に目がいきます。かなり苔むしてます。
ニゲルは他のクリスマスローズよりもひと足早く咲くはずなので、お手入れも少し早めに。葉切りをして、株元に陽が当たるようにしてあげます。


f:id:y-garden:20201030223009j:plain
葉を切ったら、こんなにたくさんの花芽がスタンバイしていました!牛糞を表土に撒いて完了です。
すべて切って何もない状態にするのはちょっと不安なので、小さめの古葉は残してあります。成長に合わせて、追々切るつもり。


f:id:y-garden:20201101184028j:plain
職場の敷地内では山茶花が咲き出しました。この時期から年末、年始にかけて花を咲かせる貴重な樹木なので、山田ガーデンに1本植えたいな、と去年も考えていました。でも心配なのがチャドクガ。毛虫の毛が皮膚に付いただけでヒドい症状が出るらしいのです。もしチャドクガが発生してしまったら…私は何とでもなりますが、小さな愛犬きなこのことを考えると何だか怖くて。
山茶花に発生するということはツバキにも発生します。小さなツバキ ナイトライダーの苗木を育てていた時は恐れ知らずだったのです(笑)。



ーーーーーーーーーーーーーーー
先日の記事にブックマークコメントをありがとうございました。


自分でも解っているのです、これだ!と思ったらその世界に飛び込みたくなってしまう性格です。仕事で重要視しているのは、楽しく働ける勤務内容かどうか。つまり自分ができることかどうかに加えて、初めてのことがあったとしても臆せず前向きに取り組めるかどうか、だったりします。
もちろん収入は多ければ嬉しいですが、気持ちの入らない仕事をしてたくさんお金をもらうのは、私にとっては魅力のないものなのです。
我が家は主人と財布を分けているので、どちらに頼ることなく、最低限の生活費を自分で稼ぐ方式をとっています。でもまだ子供たちにも手は掛かるので、早めに家には帰りたい。つまり楽しくてお金がたくさんもらえて、早く家に帰れる仕事…ってとんでもない好条件が理想となります(笑)。自分でもおかしくて、書いていて笑いそうになりました。








" 好き "を仕事にすると稼げない不思議


好きなことを仕事にする人生は幸せです。私は今まで、その時々に興味があることを仕事にしてきました。お金のために嫌なことを仕事にしたのは一度だけで、作業服を着ての工場事務の勤務。仕事がなくて退屈な日々でした。自由に敷地から出られないことが囚われの身になったような気持ちにもなりました。家庭の事情も重なったことでそこを辞め、好きなことを仕事にしたい一心で、現在のイチゴ農園で働いているわけですが…

どんなに一所懸命働いても県最低賃金のまま、時給が上がらない。会社ではありませんから、求人情報を見る限り農業手伝いはどこも低賃金のようです。季節によっては仕事がないので、収入がほぼないような月もあります。園主さんが忙しくて、お給料が決まった日にもらえないことも。「今すぐもらえないと生活できないわけじゃないよね?」なんて冗談めいて言われた時は苦笑いするしかありませんでした。
困ってもうひとつ園芸店のアルバイトも掛け持ちしていますが、2つの収入を合わせても生活するには足りません。働いても充分な収入を得られない、こういうのをワーキングプアと言うのでしょうね。
ただ、どちらも仕事内容は最高に楽しい!楽しいから収入は少なくても構わない。そういう考えもありますが、そうも言っていられない現実にぶつかりました。だから悩むのです。


f:id:y-garden:20201029113446j:plain
太陽の位置がずいぶん低くなりました。写真を撮ると影が濃いです。蕾をたくさんつけているイソギク


f:id:y-garden:20201029141432j:plain
好きなことを仕事にするなと言われるのは、嫌なところを見て幻滅しないように、でしょう。幻滅はしていませんが、どうも農業の仕事はスキルがいらない、誰にでもできる簡単なものだと見られているふしがあるように感じます。新型コロナウイルス感染拡大を期に、第一次産業は人々が生きていくうえで最も基本で大切な仕事だと認められて、それに値するような報酬がもらえる日が早く来ることを願います。でないと去ってゆく人ばかりになってしまいます。


f:id:y-garden:20201029152123j:plain
今年も白イチゴを細々と育てることにしました。苗は昨年の親株そのままなので、元気に育つかどうかはわかりませんが…


f:id:y-garden:20201029152205j:plain
葉やランナーをきれいに整理して、肥料を。



ーーーーーーーーーーーーーーー

先日の記事にブックマークコメントをありがとうございます。

本当に面白いペチュニアがあるものですね。気温や肥料の量、苗の成長具合などで色の入り具合が変わってくるのでしょう。実は、挿し芽したものがしおれてしまい、失敗に終わりました(汗)。親株を春まで大切にするしかなくなりました。エアコンで部屋を暖めると乾燥するので、うどんこ病になりそうで心配です。









ペチュニアを冬越しさせてみる


f:id:y-garden:20201025071821j:plain
色褪せたトレリスに合わせて体の色を変えているカエルを見つけて、ほっこり。丸々としていて可愛らしい。癒やされます。


f:id:y-garden:20201025072105j:plain
ビバーナム オノンダガの紅葉。実は逆側の方がもっと赤くてキレイだったりする。

f:id:y-garden:20201025195914j:plain
庭木は花の素敵さで選ぶのもいいけれど、紅葉がキレイだから、という選び方もありだと思います。


f:id:y-garden:20201027081331j:plain
先日種を蒔いたアグロステンマの発芽が、もう始まりました。蒔いて5日で芽が出るなんて驚きです!
抜けるような青空のもと、お昼のお弁当を食べながら、遠い我が家の庭の種や小さな芽たちを想います。一瞬一瞬を見届けたいけれど残念ながらそうもいかない。だからどんなに忙しくても土が乾いていないか、だけは毎日チェックしています。


朝晩は10℃を下回る日も出てきました。夏花ペチュニアは疲れているもの、まだ咲けそうなものとがあります。そろそろ整理をすることにしました。




f:id:y-garden:20201026211722j:plain
5月に買ったばかりの頃はクリーム色が強くて、ほんの少しピンク色が入っているだけのペチュニア、切り戻すと模様がハッキリしてきて可愛らしかったひと株。左上から時計回りに、半年でこんなに色味が変わりました。同じペチュニアとは思えませんね。


f:id:y-garden:20201026210102j:plain
苗の値段は安いものでしたが、来年も咲いてほしいので室内へ。伸びた茎を短く切り、下の葉を取って、同じ鉢の中に挿しておきます。うまく根が出れば、たくさん芽が増えた状態で春を迎えることができます。


f:id:y-garden:20201029110929j:plain
親株から元気の良いところを切り取り、挿し芽して小さな状態で冬越しさせる方が場所をとりません。


f:id:y-garden:20201028065013j:plain
大きな鉢はまだ咲けそう。もっと寒くなったらこのまま室内へ取り込みます。
ベタベタするから好きじゃなかったのにね。なんでも育ててみないと良さは分かりません。




ーーーーーーーーーーーーーーー

先日の記事にブックマークコメントをありがとうございました。


バラの鉢にコガネムシの幼虫が潜んでいたことは初めてではないのですが、やっぱり見つけた時は心臓が止まりそうになりました(笑)。庭で倒れるなら本望ですけれど、コガネムシショックはいやだなぁ。
バラはたくさんの方が力を入れて育てていますから、ノウハウみたいなものはたくさん溢れています。自分に合ったやり方で無理しないことが一番だと思います。